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ワタル×イエロー

エロパロ1の300~

作者コメント
「・レイエ前提
 ・ワタイエむりやり
 なので、苦手な人は避けていただけるとありがたいです。 」

まとめ注
 ワタル×イエローレイプ。言葉責め・寝取り・中

続き

「…なに、するんですか…」
「わかっているだろうが」
自分の体の下から、こちらを気丈に睨みつける金髪の少女を、
ワタルは軽くいなした。

スオウ島の戦いから数年。
トキワの森でのイエローとの邂逅は、
ワタルにとっては偶然ではなかった。

ずっと、この機会を待っていた。

かねてより考えていたことを実行するために、
ワタルは組み伏せた少女――イエローに問い掛ける。

「お前、おれと同じトキワの力を持っているだろう?」
「だから、なに…っ!」
「おれとお前の子は、2人分の力を受け継ぐと思わないか?」
「そんな…っ」
「試してみるのもいいだろう?」

そこまでいうと、不意をついて唇を重ねた。
歯列を割って舌を捩じ込み、絡ませる。
「んっ…ふぅ…っ」
ワタルの動きに応えずに、顔を反らそうとするが許さない。
「…はぁ…っ」
長い時間の口づけのあと、ようやく離してやったときは
イエローに先ほどまでの気丈さは既になく。
これから自分の身に起こることを実感してか、
小刻みに体を震わせ、涙をにじませていた。

「いやぁ…や、だ…っ」
イエローは必死で体をよじらせて、ワタルの拘束から逃れようとするが、
押さえつける手はびくともしない。
圧倒的な力の差を見せ付けられて絶望的な気分になる。
「なんだよ。マサラタウンのレッドとはいつもやっていることだろう?」
「…っ!」

自分の体の下で怯えている少女を、ワタルはじっくりと眺めた。
金色の長い髪。
細い手足。ふくらみはじめた胸。
同じ年頃の他の娘に比べると、むしろ女性らしい発育は遅いほうだろう。
しかしそれとは別に、男を知っている「女」としての雰囲気は充分にあった。
…きっと本人の自覚はないだろうが。
「なあ、レッドにはどういう風に抱かれるんだ?見せてみろよ」
耳元で囁くとびくりと体が硬直した。

わざと服を力任せに引き裂いていく。
現れた白い肌を撫で上げ、唇を這わせる。
舌先でつつくように胸を弄ぶと、少女は背を反らせた。

「ふあ…ん…っ…んんっ!」
嵐が通り過ぎるのを、身を硬くしてひたすら待つように。
唇を噛み、声を押し殺して望まない快感に耐えるイエロー。
恋人に操でも立てているのか、
そんな健気なことができるのも今のうちだけだ。
「耐えようなんて馬鹿なこと、考えられないくらいにしてやるよ」
押さえつけたまま手元の荷物を探り、細長いタオルを取り出した。
「やぁ…なにを…」
タオルでイエローの視界を遮り、頭の後ろで結んで目隠しにする。
怯えた声は無視して、胸への愛撫を続けた。

「ひゃ…あうっ!」
視覚を奪われた分、感覚が敏感になっているのか、
先ほどよりもずっと反応がいい。
「やだ…やだ、あ…んぅっ…」
羞恥か、快感か、それとも恐怖か。
両手を縛られ目隠しをされ、あらわになった肌を上気させている少女。
扇情的な光景だ。

「ひあ…っ!?」
閉じようとする足を無理やり開き、顔を近づけていく。
「いや、いやあ…もう、やめて…っ」
「こんなに濡れているのに嫌なもんか」
敏感な突起を舌先で探し出し、吸いつき軽く噛み舌で転がす。
イエローの膝が跳ねる。

快感の波に飲み込まれて朦朧とする意識。
(どうして…?
 こんなこと…レッドさん以外のひととするなんて、いやなのに…
 むりやり、ひどいことされているのに…こわいはずなのに…)

(どうして、ボクのからだは…こんなに反応するの…) 

「ふあぁっ!」
あっけなく、イエローは絶頂に達した。
「は、あっ…なに、これ…」
初めての絶頂に、イエローは呆然としていた。
レッドとの行為では、いつもただただお互い一生懸命で。
イエローは絶頂を感じたことは無かったが、そういうものだと思っていた。
自分の体でレッドが満足してくれるならそれでよかった。
それで満たされていたのに。

「…もしかして、初めていったのか?」
見透かすようにワタルが囁いてくる。
「レッドの奴…セックスするだけして、自分だけいってるのか?
 女ひとり満足させられないなんて、まだまだガキってことか」

「こんなにいやらしい反応ができるのに、可哀想にな」
わざと意地悪な言葉を囁いては、イエローの反応を楽しむ。
大きな瞳はタオルに隠されて見えないが、きっと涙で濡れていることだろう。
「オレなら何回だっていかせてやるよ…」

それからはワタルの宣言どおりだった。
充分に濡れてまだ弛緩した体に、指を入れていく。
ぐるりと壁に沿って何周かなぞると、
イエローの反応が一際いいところを見つけた。
指を3本いれてばらばらに動かし、親指で陰核の愛撫を続けながら
その部位を重点的に責める。
くちゅくちゅという水音が大きくなる。
「ひゃ…ああぁん…っ!」
されるがままの少女はまたすぐに絶頂に達した。
「なんだ、またいったのか?いやらしい女だな」
今気づいたかのように、ワタルは冷たく言い放った。

たび重なる快感の余韻にぐったりしたままの少女をうつ伏せにする。
足を開かせると、次に起こることを予測できたのか
正気を取り戻して抵抗しだした。
「やだ…もう、やめ…っ」
「やめる?楽しいのはこれからなのにか?」
もちろんやめられるわけがない。
ワタルはイエローの上にのしかかった。

「や…おっき…い…」
後ろから、ワタルがイエローの体に侵入してくる。
レッドのものよりも大きなそれに悲鳴をあげるが
ワタルによって充分に解された体は、
イエローの心とは裏腹にすんなりとワタルを飲み込んだ。

「ひゃ…ん…っ」
背中に口づけ舌を這わせると、イエローの体が跳ねる。
金色の髪の毛が、ワタルの動きに合わせて散る。
一束掴んで引き寄せると、痛みに声をあげるが気にとめない。

全部挿入したところで、後ろから抱え込んだ体を激しく打ちつけ揺する。
「やあ、あっ…レッドさん…たすけて…レッドさ、ん…っ!」
「セックスの最中に、他の男の名前を呼ぶのはだめだろう?」
「ん…むぅ…っ」
お仕置きとばかりに激しく突き上げ、口内を指で蹂躙する。
しばらく突き上げたあと、挿入したまま仰向けにさせる。
ぐいぐいと腰を動かしながら、胸に吸いつく。
「…は…あぁ…っ…んっ…!」

「あぁっ、も…っ、だ、めぇ…っ」
追い上げて追い上げて、絶頂に達する直前に入り口まで引き抜く。
そんなことを10回も繰り返してやると、
イエローの様子が変わってくるのがわかった。
「あ…ああ…」
おそらく無意識だろう、誘うような仕草。
でも簡単にはいかせてやらない。

「あ……も…やぁ…」
「嫌、じゃないだろう?どうしてほしいのか言ってみろよ?
 嫌ならここでやめてもいいんだぞ?」
両手の拘束はそのままに、目隠しを外してやる。
久しぶりの日の光。
眩しさに細められた瞳は涙で潤んでいて、
もっと泣かせて、啼かせてやりたい衝動に駆られる。
「ほら、言ってみろよ」
「やぅ…んっ…あぁっ…」
少女はワタルの動きに喘ぎながらも、
顔を真っ赤にしてふるふると首を振る。
ここまできてまだ恥ずかしがるのか。

嗜虐的な気持ちになる。
「いいか?お前は今、恋人以外の男とセックスしているんだよ。
 それもこんな森の中で真昼間から。
 純情そうな顔をして、いやらしい女だな」
 
「最初は合意の上じゃなかったとしても、
 お前はもう何度もいっているだろう?
 その時点でお前はすでにレッドを裏切っているんだよ」 
イエローの心を抉る言葉をわざと選んで、
一句一句区切るように、言い聞かせるように話す。
「うぁ…はぁ…んぅっ」

「素直に言えばいかせて楽にしてやる。
 まだ強情をはるというなら…
 ずっとこのまま、いきたくてもいかせてやらない」

(ずっと、このまま…?)
快感に追い詰められて、イエローはもうまともな思考ができない。
焦点の合わなくなった瞳からぼろぼろと涙がこぼれる。

「…い、です…っ」
ついに少女の唇は敗北の言葉を紡いだ。
「きもち、いいです…っ…」

青年はなおも追い詰める。
「どうしてほしい?」

「いかせて、ください…っ」

その言葉を聞いて、ワタルは満足そうに頷く。
体で教え込めば、もっといやらしい言葉も言えるようになるだろうが、
最初はこんなものだろう。
「お前が望んだことだからな?」
「はあ…っ…あ…ん…っ…」
動きをどんどん激しくしていき、突き上げ揺さぶる。
「おれの子を、孕めよ…っ」
「う…ああぁっ!」
ふたり同時に果てた。

「……」
草の匂い。風の音。慣れ親しんだトキワの森。
いつもと変わらない景色。
けれど自分は変わってしまった。

あの後何回抱かれたかも覚えていない。
悪い夢であってほしかった。
でもこの体の痛みは、引き裂かれた服は夢ではない。

「レッド、さん…」
心に浮かぶ人の名前を呟いてみる。
大好きな人。大好きな人。幸せだったのに。
無理やりとはいえ他の男に何度も抱かれて、何度も絶頂に達してしまった。
大切な大切な人だったのに、裏切ってしまった。
(ボク、もう、レッドさんのお嫁さんにはなれないんだ…)
涙がひとすじ流れた。