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三年後

エロパロ3の266

作者コメント
「7章の三年後、ダイヤ×お嬢様で 今日映画見て
 純愛系に影響された。 ええ、影響されやすいですよ」

まとめ注
 三年後のダイヤ×お嬢様。口・中。

続き

風がだいぶ冷たくなってきた。
もうすぐ10月とはいえ例年よりだいぶ冷たい風が吹いていた。
ここマサゴタウンでは一人の少年が風に吹かれながら迎えの車を待っていた。
「シンオウに戻って来るのも1年ぶりか~
お嬢様も元気かな~」
パールとお嬢様とテンガン山頂を目指した旅から三年がたっていた。
あの後ダイヤとパールはジョウトのピッピ、プリン師匠の基でお笑いの修行に励んでいた。
最近ではテレビにもちょくちょく出演するようになっていた。
スケジュールに空きができ久しぶりに帰郷する事になり、パールは単独での出演が決まってしまいダイヤが1日早く帰郷する事になったのだった。
4、5分程待っていると黒いリムジンが走ってきた。

リムジンがダイヤの前で止まると直ぐに少女が出てきた。
「お久しぶりです、ダイヤモンド」
その少女が手を前で組みながら礼儀正しく挨拶をした。
少女は全身から高貴な雰囲気を醸し出していた。
しかし、スカートは男の目線を釘付けにしてしまいそうな程短く、そこからダイヤ好みのムッチリとした脚が覗いていた。
「うん、久しぶりだね~お嬢様」
少女の脚に見とれないようにしながらダイヤが言った。
「それではお嬢様、お約束の時間にお迎えに上がります。
ダイヤモンド様、荷物を屋敷の方へ運んでおきます。」
車の中から老齢の男性の声が聞こえた。
「それではじいや、約束の時間に」

 ***

「どうですか、久しぶりのシンオウは?」
歩きながらお嬢様が微笑みかけてきた。
「あんまし変わってないね~
でもなんだかホッとするな~」
「パールが来るのは明日になるんですよね」
「うん、急に仕事が入っちゃって~」
そんな他愛ない話をしながら歩いていると目的地が見えてきた。
二人はホテルの中に入るとアクアジェットのスピードで部屋に入った。
若い男女が共に数時間過ごすと言ってもラブホテルのような所ではなくマサゴタウン最高のホテルである。
部屋はダイヤには落ち着かない程広く、それが5部屋ある。
部屋に入るとダイヤはベットに腰掛けた。
お嬢様がダイヤの隣に腰掛け、少し恥ずかしがりながら聞いた。
「最近、いつ出しましたか?」
ダイヤは自分のズボンの前がテントを張っているのに気付いた。
「お嬢様とする時にたくさん出せるように三日間、禁欲したんだ~」
この年頃での三日間禁欲は地味にきつい。
「それなら先に口に出しますか?」
お嬢様が頬を微かに赤らめながら聞いた。
「お嬢様がしてくれるんだったら何でもいいよ~」
ダイヤが答えると、お嬢様はズボンのチャックを開けた。
出てきたダイヤのモノはすでに天を向いて自己主張していた。
お嬢様はそれを口に含むと一生懸命しゃぶりだした。
「くっ、ううう…」
体を貫くような快感につい声がでてしまう。
お嬢様はダイヤの弱い所を責め続けた。
三日間、精子を放出する事の無かったダイヤのモノはすでに限界を迎えようとしていた。
「あぁ、お嬢さ…出る…」
次の瞬間、ダイヤの肉棒の先から白濁色の液体が溢れ出ていた。ビクビクと大量の精を放出した。
「ハァハァハァ…」
射精直後で息の荒いダイヤにお嬢様は心配そうに問い掛けた。
「あの、どうでしたか?
気持ちよかったですか?」
「うん、凄く気持ちよかった
さあ、あんまり時間無いから急ごう」
二人が体の関係を持ってからはや二年。
若い二人はもう互いの体を求めていた。

ダイヤはお嬢様の肩を抱いて胸を撫でようとした。しかしその手をお嬢様が払った。
そしてダイヤを上目遣いで見つめた。
お嬢様が自分にしか見せない目だ。
ダイヤはお嬢様を抱き寄せるとキスをした。
ダイヤがお嬢様の体を触る前に必ずキスをする。
いつしかそれが二人のルールになっていた。ダイヤは舌をお嬢様の口の中に入れ快感を引き出そうとした。
「あっ、あんっ…うっ…」
テクニックはダイヤの方が上だ。
お嬢様はダイヤの胸に抱かれ為されるがままになっていた。
ダイヤは手をスカートの中に入れ、足の間にそっと置いた。
体をビクッと動かし再びダイヤの胸に収まる。
「あれ、もう逝っちゃった?」
「ま、まだです」
顔を真っ赤にし呼吸を荒くしながら答えた。
「じゃあこうしたらどうかな~」
ダイヤは片手で器用にお嬢様の服を脱がした。
胸はさほど大きくないが、それでも成長の後を見せていた。
下は毛が完全に生え終わったばかり、というような感じでその中にあるピンクの部分から愛液がたっぷり出ていた。
ダイヤはソコに指を入れお嬢様が最も感じる場所を刺激しはじめた。
「あっ、だめ…あっああん…あ…だ、だめ…」
お嬢様が喘ぐように言ったが、ダイヤは指の動きを強くしながら乳房を舐めた。
「あああああああ!!」
今度は声を上げながら先程よりも大きく体がビクッと反応した。
「お嬢様~逝っちゃった?」
ダイヤがお嬢様の耳元でそっと呟いた。
お嬢様はコクンと小さい頷いた。

「これで一回づつ逝ったね~」
ダイヤがお嬢様に微笑みながら言った。
お嬢様はまだ息が荒くダイヤに抱かれたままだった。
ダイヤはお嬢様の頭を軽く撫でながら囁いた。
「もう入れてもいい?」
お嬢様は再びコクンと頷いた。
ダイヤはお嬢様をベットに押し倒すようにして、お嬢様の上に乗った。
ダイヤはすでにぐちょぐちょに濡れているお嬢様のピンクの部分に自分のモノを挿入した。再び体を電撃が駆け抜け、そしてさっきよりも強い快感が体を駆け抜けた。
「ぐっ、動かすよ」
ダイヤはそう言うとゆっくりと腰をピストン運動させた。
お嬢様の膣が締まりダイヤの射精を促す。
「私、あっ、も、もうだあああああああ!!!」
「オイラもあっ!で、出る…ああ!」
先に逝ったのはお嬢様だったが、ダイヤも直ぐに逝った…

 ***

「次に戻って来れるのはいつになるんですか?」
互いに裸で抱き合いながらお嬢様はダイヤを上目遣いで見つめながら言った。
その目と表情には寂しさが滲み出ていた。
「分かんない、スケジュールが空けば直ぐに…」
「またかなり先の事ですね。
 でも、しかた無いことですよね。
 それだけ二人が頑張っているという事ですし…」
そう言うとお嬢様は微笑んで見せた。
そんなお嬢様は三年前、旅を始めたころ自分を強く見せるために強がりを言っていたお嬢様にダブって見えた。
「お嬢様はオイラが居なくても平気?」
ダイヤがお嬢様を直視する。
「そんなことは…」
「だったらオイラは悲しんで欲しいな。
 無理しないで、泣きたかったら素直に泣いて欲しい。
 今そうしてくれないと、しばらく慰めてあげられないから…」
ダイヤがそう言うとお嬢様はダイヤにしがみつくようにして静かに泣いた。
秋の風が窓を優しく撫でた。
ダイヤが今、お嬢様にそうしたように。