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日下の奇妙な日常

エロパロ3の244~

作者コメント
「職人様によるSS投下を願って、作者ネタ&エロなしだが
 投下してみる。」

まとめ注
 カオスなギャグ作品。
 日下・やまもてぃ・ポカチュウを尊敬している人はスルー推奨

続き

ここは東京某所にあるマンション、その一室には・・・
「山本君、描けたかい?」一人の初老の男性がもう一人のピザ・・・もとい、体格の良い男性に問い掛ける。
「もちろんできましたよ、これでもプロなんですからね。」
その返事に初老の男性は大変満足した様子で、
「そいつはよかった、これで今月の〆切には間に合うな。」
先程からこの二人、『プロ』だの『〆切』だの言っているのでお分かりと思うが説明しておくと、
二人とも漫画家でそれぞれ初老の男性は『日下秀憲』、
体格の良い男性は『山本サトシ』という名前がある。
「ではでは原稿チェックといくから今描き上げた原稿を見せてくれ。」
日下が顔に満面の笑みを浮かべながら、山本に言う。
「了解しました、それにしても今回の仕事は楽しかったな~、自信もあるし。」
「そいつはなりよりだよ、ではさっそく・・・」
日下が山本から描き上がった原稿を受け取った。
するとそこには・・・
「山本く~ん、これは何かな~?」
日下が見ていて気持ちが悪くなる様に微笑みながら山本に問い掛ける。
その原稿には、ある『オマケ』が付いていたのだ。
「そうそう、今回、これが一番の自信作なんですよ。特に水着にはこだわりましたよ。
ブルーはスリリングショット、クリスはビキニ、サファイアは草ビキニの露出度を上げて、
お嬢様は少しサイズが小さめのワンピース型水着・・・と言った感じでね♪」
山本が日下に劣らない程、気持ち悪くなるようなにやけ笑いを浮かべる。
そう、彼が原稿より長い時間と手間をかけて書き上げたのは、
ポケスペ全女性キャラ大集合の水着ポスターだったのだ!
「で、何故君は原稿を描き上げた時点で僕に言わなかったのかな?」
相変わらず気持ち悪くなる表情で日下は山本に問う。
「もちろん、これを小学四~六年生の付録にしてもらう為ですよ。
ネットとか見ると結構ポケスペ目当てで学年誌を買う社会人の人がいるので、
彼らに対するサービスも考えておかないとね~。
先生も気に入ったでしょ、このポスター。
これでポケットモンスターSPECIALの人気も鰻登りです。」
無茶苦茶な理論を言う山本に日下は無表情に近づいてくる。
右手に鉛筆を持ちながら。
そして、日下の鉄拳が山本の頬に直撃する!
「ギニャァァァッ!」
マンションの一室に、山本の叫び声が響き渡る。
普通に殴っただけなら、大の男はこんなに声を出さないだろう。
しかし、日下は鉛筆を持った方の手で山本に鉄拳による制裁をしたのだ。
結果、山本の頬に鉛筆が無惨にも貫通し、鮮血が床を紅く汚した。
「いい加減にしろよ、このドスケベがッ!
暇があるのに次の原稿にも取り掛からずにこんな物描きやがってッ!」
日下が先程とは一変、顔に怒りの表情を現れにする。
「ググッ・・・」
叫びばないように必死に声を押さえている山本。
「こォんのド低能がァッ!」
日下がもう一つの腕を使って山本の顔を机に向かって押しつける様に殴った。

もう山本は顔を上げないと思われたが、しばらくすると机から顔を上げてきた。
「お前ェェェッ!今、俺のことを『低能』って言ったなァァァッ!」
山本が鼻からボタボタ血を流しながら日下に向かって怒鳴る。
「あんな物を学年誌の付録にしたら父母と教師の会から苦情が殺到するに決まってるだろッ!
大体なんだッ!これだけじゃ飽き足らずこんな成年向けな物み描きやがってッ!」
日下が山本に見せたもう一つの『オマケ』・・・
それは、ポケスペ女性キャラが盛った男性キャラに犯されている、という内容だった。
「細かいことをグチグチ言いやがってェッ!
このジョジョヲタロリコンマルマインがァッ!」
山本が日下を罵倒する。
「ふざけるなよォッ!
この変態ピザマルノームがァッ!」
負けじと日下が山本を罵倒すると、殴り合いによる喧嘩が始まった。

 * * *

「(やれやれ、また喧嘩でやんすか・・・)」
部屋の中で一人だけパソコンに向かっている男が思った。
彼の名はポカチュウ。
日下のアシスタントであり、公式ホームページの更新を担当している男だ。
「(それにしても、二人とも滅多に喧嘩しないせいかすごいでやんすねぇ・・・)
既に二人とも身体中から血が流れ、痣ができていた。
「(まぁ、何だかんだで楽しいからこの仕事を続けてるんでやんすが・・・
さて、ホームページの更新原稿も終わったし、そろそろオイラの時間にするでやんす。)」
そう言うと、彼は自分の画像フォルダ『ミミロップ』をクリックし、ズボンを下ろす。
彼はケモナーなので、自慰行為はそのフォルダを開くことでしか出来ないのだ
彼は自分の大好きな『お色気ムンムンなミミロップ』を見ながら、肉棒をしごき始める。
「ミミロップタン(;´д`)ハァハァ・・・ウッ・・・出るでやんすッ!」
そう言った直後、彼のペニスから白濁液が勢い良く噴き出す。
「(;´д`)ハァハァ・・・今日は一段と出たでやんすね・・・」
彼は互いを罵り殴り合っている日下と山本をよそに絶頂を迎えた。
こうして彼らの1日は我々と何ら変わりなく平凡に終わるのだ。