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春宵 [はるよい] (ゴールド×クリス)

エロパロ1の133~

作者コメント
「ゴールド×クリス (陵辱+和姦)÷2
 って感じです。CPやシチュが合わない人はスルーよろ。 」

まとめ注
 ゴールド×クリス恋人関係。器具焦らし・失禁・中

続き

4月の陽気にしては少し寒かったが、子供たちは元気よく庭中を走り回っている。
「クリスねーちゃん!あった!あったよぉ。」
「あ、みつかったぁ?よかったねぇ。」
10分ほど前から行方知れずになった小さなボールが所有者の手に戻ったとき、
私はちょうど庭の掃除を終えて園児達のいる部屋に戻ろうとしていた。
「ほら、あったあった!」
まるで財宝を見つけて自慢するような女の子の頭を、私はそっとなでた。
「今度はなくしちゃだめよ。」
「はーい。」
そう短く返して、笑顔で他の子たちの集団に戻っていった。
怒られてもこんなに明るい返事をするのは、ここの子供たちとあのお馬鹿くらいのものだろう。
ふと、このごろご無沙汰な爆発頭の無邪気な笑顔が心に浮かんだ。
このごろは一日のうち何回もあいつの顔が浮かぶから、作業に支障が出て困る。
深い深い溜息をついてから、私が年長組みのクラスの縁側に座ると、早速男の子が私のところへ駆けてきた。
「ねぇ、ゴールド兄ちゃんはまだ来ないのかよ。」
まるで私の心を見透かしたように、男の子が私を見上げて来るなりそういう。
ゴールドと正式にお付き合いを始めたのはいいけど、音信不通と神出鬼没は今までのままだ。
メールは数日帰ってこないのは当たり前、用意もしないうちに突然来るのも当たり前。
今日のように、日付と時間を指定するのは珍しい部類に入るといって差し支えないだろう。
まあ、結果として現在の時点で47分の遅刻が決定しているのだが。
「タケル君、もうちょっと待っててね、時間はもう過ぎてるんだけど。」
どういえば、この前はタケル君とずいぶん長い間ヒーローごっこで遊んでたっけ。
絶対にヒーロー役を渡さないゴールドを叱った事をふと思い出して、私はクスリと笑った。
「アイツが来ないと、モウダメジャーごっこができないじゃんかぁ。早く呼んでよ。姉ちゃん。」
私の袖を引っ張って、タケル君は不満そうな瞳を向けた。
「お昼寝の時間までには来ると思うよ。あと、あんなロクデモナシだけど、一応アイツはやめなさい。」
「わかりましたぁ。待ってますよーだ。」
「タケルー、早くしないと砂場が崩れるぞー」
「タカシー、わかったぁ。じゃあ姉ちゃん、来たら呼んでくれよ!」
タケル君は、ビシッと私を指差してから、日ごろ仲のいいタカシ君の下へ向かった。
ゴールドがここへちょくちょく顔を出してから、タケル君の口調が日増しに悪くなっているような感じを受ける。
将来的には、タケル君もあんな感じで柄の悪いガキになるかと思うと身震いがする。
……あんなふうにかぁ。
身震いがするといいながら、結局あいつの顔が浮かんでしまう自分がちょっと悔しい。
そして、このごろあいつの顔を見ないとイライラしてくる自分がちょっと腹立たしい。
「二週間もホッタラカシにして…ばか……」
つい独り言を呟いてから、こんな台詞をブルーさんにでも聞かれたらと思うと背筋が寒くなった。
まさか盗聴器なんかないと思うが…いや、この前シルバーが街中で口説かれてるのなぜか知ってたし…
本当に盗聴されてるのかも…
彼女の場合、100%ないと言い切れないあたりが問題である。
もし盗聴器があったら、殺気の台詞は惚気だと曲解されてジョウトのみならず、カントウナナシマ果てはホウエンやシンオウまで私の惚気情報は3時間以内に伝播してしまうに違いない。
伝播してどうなのかといったセルフ突っ込みはさておき、私は自分の服に何か怪しいものが付いてないか確認することにした。
とりあえず、Tシャツとスパッツ以外は脱いで、白い上着とスカートに何かないかチェックする。
かすかな穴やしわも見逃してはならない。あんな話はこれ以上人様にばれては切腹ものだ。
そうして私が自分の服をバタつかせていると、突然頭に何か硬いものが当たった。
コツン。という音が聞こえたので、痛みが走ったのは確かだが、そんなことよりこんなイタズラをするアホに怒りをぶつけるほうが先だろう。
「よっ、挙動不審学級委員。ダンスの練習か?センスが感じられないからダンスの道はあきらめたほうがいいぞ。」
「53分の遅刻よ不良男。何か釈明しなさい。それと、人にキューを軽々しくぶつけないの、結構痛いんだから。」
「何だよ」
「何よ」
2週間ぶりに顔を合わせたカップルから世界で一番遠いところにある問答だと自分でも思う。
しかし、ここで引いてしまってはこの不良を付け上がらせるだけだ。私は戦う。
「だから、謝りなさいって言ってるでしょ、ほんと時間にルーズなんだから」
「はいはい、サーセンwwww。クリスちゃん。」
「ゴールドっ、真面目に謝りなさい!本当に怒るわよ!」
「人は……本当に怒るといっているときには……既に怒っている……不思議だ……」
「茶化すな!!遠い目をするな!!大体あなたは…」
こんな押し問答も、気がつけば私とゴールドの名物漫才になっているらしい。
私たちの会話を密かに録音したブルーさんが『新時代夫婦漫才賞』にテープを投稿しようとしたのを辛うじて防いだこともある。
2人セットで扱われるのは、イラつくようで、ちょっと嬉しい。
いつもならこのような戦いはシルバーが仲裁に入ってくれるのだが、今回は子供たちがゴールドに気がつくのを待たねばならなかった。
「あ、ゴールドお兄ちゃんだぁ」
「おーゴールド兄ちゃん。待ったぜー」
「兄貴ー遅刻っすよー」
子供たちの騒がしい声が聞こえてくる。
「おっしゃぁ、ガキども。順番に俺様が遊んでやるから、一列になれよぉ」
「はーい」
ゴールドは何故か、本当に何故か、  何  故  か  子供に異様に好かれる。
はじめて来た時は怖がっていた子供たちと、者の数分で完全に打ち解けるその力は、天才といっても過言ではないと思う。
まだ何もわからないはずの赤ちゃんですら、ゴールドが抱くとすぐに泣き止んでしまう。
孤児院をかねているここでは、ゴールドのような逸材は本当に必要だ。
これも『孵す者』の異名を頂戴するほどの性格の表れなのだろうか。
長年ここで仕事をしてきた私にとって、ゴールドのようにすぐに子供にすかれる人を見ると、少し悔しい思いがする。
「俺が先にゴールドと遊ぶんだぞ」
「俺が先だぞ、馬鹿」
こうして喧嘩が始まってもすぐに、
「おっと、ボウズども、平和が一番だぞ、平和が。ちょっとまてよ…お、いい事考えた!3人で一緒に遊べばいいじゃんか!」
「えー。2人がいいよう」
「おいおい、駄々はいけませんぜコウイチの旦那ぁ。ゴールド様は減るもんじゃないからねぇ」
「うー…わかったよ兄ちゃん。じゃあ何して遊ぶ?」
「当然今流行のモウダメジャー。これだね。当然レッドはおれ!お前はカレーのイエローな!」
「ゴールド兄ちゃんレッドばっかりずるいよー」
こんな感じで、何故か喧嘩は急速に終わる。
子供を扱うのに、一番難しい仲裁を教えもしないのにすばやくこなすゴールドはすごいと思う。
「そもそも、扱うっていう考えじゃないんだよね。あいつは。」
一緒に楽しむ。皆で楽しむの精神なんだろう。
つい言葉にだしてしまった私を、タケル君が聞いていた。
「あ、クリス姉ちゃん『あいつ』ていった。いっちゃいけないって自分で言ってたじゃん!」
私が言い訳を言う前に
「アホ。タケル、ゴールド兄ちゃんとクリス姉ちゃんは付き合ってるんだぞ!だからいいんだよ!」
マサトシ君の全然ありがたくないフォローがはいった。
「へー。お姉ちゃんゴールド兄ちゃんと付き合ってるんだぁ。じゃあ『きす』ってもうしたの?ねぇねぇ」
それ以上のことを平気でやっているなんて、口が裂けきって頭が上下に分かれてもこの子たちには言えない。
思ったより手を出すのは遅かったが、交際一年を過ぎた今では、二人が体を重ねるのはさほど特別なことではなくなっていた。
ただ、このごろは公園で襲われそうになって焦った。そういうシュミがあるのだろうから気をつけないととは思っているのだが…
「はいはい、皆さん。クリスに話を聞くのはここまで、いただけませんなぁ。」
「じゃあ、ゴールド兄ちゃん『きす』したのぉ?」
「おう、ディープな奴をたくさんな!」
この馬鹿。
滅びろ爆発頭。
今、まさに今、消えてなくなれ。
などと、私が呪詛を心の中で呟いていると、
「クリス、ちょっと話しがあるんだけど、いいか?」
などと、真面目な顔をして問いかけてきた。
「ん?何の話?」
「今度のポケモンリーグの警備の話で、またちょっとな。ここじゃガキどもに追い回されるから、場所変えていいか?」
6年前の前々回ポケモンリーグでの哀しい出来事は、いまさら述べる必要もない。ともかく、今回はあのような惨事を引き起こすわけにはいかない。
そういうわけで、リーグ会長のほうから、前前回の事件に関わった私たちに、話を聴くって言うのは、特別変な話でもない。
真面目な話に急に変わってしまったので戸惑ったが、私は納得して続けた。
「わかった。でも倉庫ぐらいしかいまは開いてないわよ。あとはジョバンニ先生の個室しかないの。」
「ジョバンニのおっさんを邪魔することもないだろ。」
「わかった。二階だからこっちよ。」
ゴールドは会話が終わると子供たちに振り向いて、
「もしもし、エブリワーン。ちょっと俺とクリスねーちゃんは秘密の作戦会議始めるから、ちょっといい子にしてろよ!」
と言った。
当然、ブーイングである。
「えー。もっと遊ぼうよー」
「つまんないー」
「もっと遊ぶー」
「やかましいぞ。ジョバンニのおっさんにでも相手してもらえ。」
「だっておっさんつまんないー」
「ちげぇねーなそれは。ハハハ」
「一本とられてる場合じゃないでしょ。みんな、すぐ終わるからちょっと待っててね。」
「どーせ二人でいちゃいちゃするんだろ。」
「ミスタータケル。ご名答だ!」
これ以上漫才していると話が進まないので、私は強引に耳を引っ張って
「漫才してる場合じゃない。いくわよ。」
「イデデデデデ。クリス、いてぇよ!」
「ほんとお馬鹿ね。ゴールドは。」
階段を上がって、倉庫のドアを開けて誘導する。
この時点で私は彼の策略にはまっていたというべきだろう。
子供のいるここでは妙なことはしないだろうという私の常識的な思考は、彼の非常識な言動によって覆された。
「ついたわよ。」
「オウ。わりぃな。」
「お茶もってこようか?」
「いや、さっきミスターペッパー飲んだからいい。」
「あのへんな味の奴?よく飲んだわね。」
「お前あの独特のまずさが病み付きになるの、わかんねぇかなぁ。」
「理解しかねます。」
たわいもない雑談を続けながらゴールドが少しずつ距離を詰める。
「そうそう、狭いけど一応椅子は二つ……」
私がそこまで言った瞬間。ゴールドが私を捕らえる。
私の反応速度では追い付けない。
「んっ…なにを…んんっ…」
そこまでしか言わせてもらえなかった。
いきなり頭の後ろをゴールドの右手が捉えたその後には、彼の唇は私の唇をおいしそうに貪っていた。
「…んっ…ご…るどぉ……んっ…」
彼の金色の瞳がまっすぐに私を射抜く。
身動きするなという無言の圧力で、私は何もできない。
ゴールドの舌はスルリと私の口腔に入り込み、私の舌を犯し始める。
絡めたくもないのに、気がついたら私はゴールドの舌と自分の舌を競い合わすようにぶつけていた。
「う…ギチュ…んぁ…ん……クチュ…ん…や……グチュ…」
いやらしい音が狭い倉庫にこだまする。
子供たちの笑い声が聞こえる。
数十秒が過ぎて私はようやく解放された。
二人の口の間で、銀色の糸が幾つも舞った。
ゴールドの目は、キスを始めてから一度も私の顔から目線を外さない。
「ば……馬鹿!なにしてるのよ。」
急いで口を手で拭う。
「キス」
「そうじゃなくてっ。け、警備の話じゃ…」
「お前生真面目すぎると騙され続けるぞ、嘘に決まってるじゃん。」
笑顔で言い放つ。
最低だ、この男。
「じゃあなんで…」
「さっきのガキの話を聞いてさ……」
ゴールドはようやく目線を外して、私の耳に口を近づけ
「キス、したくなっちゃった。」
首筋がゾクリとした。
私が注意を逸らした瞬間を突き、またゴールドは私の口を塞いだ。
「…う…んっ…グチュ…グチュ……っう……ベチュ…」
嫌な筈なのに、舌が言うことを聞かなかった。
口に気をとられている間に、ゴールドの左手が私の右胸にそっと置かれる。
「…うぅ…グチュ…い…や…まだ明る…っん…ブチュ…クチュ……」
「…ん。お前また胸おっきくなったな。」
「変態っ…あ・・・んんっ…クチュ…」
自分が言うだけものを言って、私が反論しようとすると、口を塞ぐなんて。
卑怯者。
気がつけば、ゴールドは両手で私のTシャツをたくし上げ、ブラを下に下ろしていた。
「んっ……文句は言ってもこっちは正直ですなぁ。」
立ち上がった私の胸の先端を指で転がし始める。
「ふああぁっ……駄目ぇ…嫌っ…駄目ぇぇ…あっ…」
はしたない声を出さないようにとは思うのだが、つい声に出てしまう。
しばらく私を弄くった後、ゴールドは平然として
「盛り上がるのは結構だけど、今日の目的は違うんだよねぇ。」
と、両手を離した。
このまますばやく部屋から出てやろうかとも思ったが、意外とブラとシャツを戻すのに手間取ったので、
「ジャーン」
ゴールドの持ち出してきたものを見ることになってしまった。
「…なに、これ?」
細長い棒のようなもので、8センチくらいの長さだろうか。薄い水色がかわいらしい、が…
「なに、これ…」
さっきと同じ台詞だが、漠然とした不安感が体を襲う点で異なる。
「はい。ローターです。中に入れて使おうと思っていますクリスさん。」
敬語に突っ込んでいる場合ではない。
私はあらん限りの力を使ってこの倉庫を脱出しようと駆け出した。
これはヤバイ、猛烈に嫌な予感がする。いや、予感というか、確信的な危機感だ。
「まあ、まてよクリス。」
さっきのイタズラで、上手く力が入らなかったのが原因だ。
ゴールドにあと少しのところでつかまり、無理矢理抱きとめられた。
すかさず私の口を塞ぐ。
「んっ…ホントに…クチュ…いや…許してぇ……」
「…嫌だね、せっかく五百円特価で購入したんだから、使わないともったいない。」
そういうと彼は私の左足をしっかり抱きかかえて、スパッツに上から手をいれた。
「嫌ぁぁぁっ。お願い、やめてぇ。」
大きな声を出しては、子供たちにみつかって、痴態を晒してしまう。
蚊の鳴くような声でしか反論できない。
ゴールドは、手際よく水色の物を私の中に詰め込んだ。
「やめあああぁっ……くうっ…」
先ほどの愛撫で、多少ぬれていたようで、進入は容易になっていた。
私は少しの痛みと快感を同時に感じて、早くも軽く達しそうになった。
「ねえちゃーん。まだ終わんないのぉ?」
1階の教室から、子供たちが私たちを探す声が聞こえる。
この倉庫は鍵がないから、見つかったら終わりだ。
「よし、予定通りだな。クリス終わったぞ。」
手際よく作業を終えたゴールドが、手をそっと私のスパッツから抜いた。
中に異物が入っている感じが、私に奇妙な感覚を生む。
不快なはずなのに、心地がいい。
少し股に力を入れると、内側に押し出されたローターが、深いところに当たって
「んっ…」
声を漏らしてしまった。
「クリス。外出るぞ。」
「あ…ゴールド待って。」
私の忠告など無視して、彼は扉を開けた。
「あー。ゴールド兄ぃ、ここにいたんだ!探したぞ!」
「お、俺とクリスの秘密の花園を邪魔したな。タケル君。」
「『きす』してたの?」
それだけならばまだよかったと、本当ならばタケル君に泣き付きたい。
「お前らにその話題は6世紀くらい早いな。」
「ケチ。あと、モウダメレッドがいないと怪獣退治できないだろ。はやくきてよ。」
「よっしゃ。了解!……おっと、その前に、クリス。」
「ふえ?」
「おまえ、トイレ禁止な。勝手に抜いたらどうなるか…わかるな?」
小声で私に囁きかけるゴールドに、もう私は正常な返答ができない。
「……はい。」
肯定で返してしまった。
こんな子供の前で、こんなに恥ずかしいことを……受け入れるなんて……
泣き出してしまいたかったが、泣いても私の中に入っているあれは取れるものではない。
絶対に子供たちにこんなことはばれてはいけない、平静を装わなければ。
「ゴールド兄ぃ、どうかしたの?」
「いや、ちょっとクリスと約束をね。」
白々しくゴールドは子供に微笑みかける。
そして、最後にちらりと私の顔を向けると、ニヤリと笑った。
子供たちに見せるそれでなく、悪意と加虐心に満ちた顔だった。
「クリス姉ちゃんもいくよ」
「あ、うん。わかった…わ」
子供たちに急かされて、私も急いで1階へおりる。
「……っ」
階段を駆け下りる振動が、私の中のローターを刺激する。
もうここまで来ると、気分が悪くなるといった感覚に近い、緊張感と快楽を抑える自制心で吐きそうになる。
いつもよりゆっくり階段を下りきったあと
そういえば、この類のものって振動するんじゃ…
ということに気がついたのは、逆に幸運だったとしか言いようがない。
その事実に気がついた直後。
「おーい。みんなぁ。ゴールド様が帰ってきたぞ。」
ゴールドが大声をだして子供の注意を引く。
「遅いよゴールド!早く始めよう!」
そしておもむろに右ポケットに手を突っ込み、
「よし、皆の期待にお答えして…」
きっとあそこにはリモコンが入っているんだろう。
「楽しい遊びを…」
ちらりと私の顔を見るゴールド。
「始めるぞ。」
スイッチが入った。
私の秘部から、振動音が聞こえ始める。
「…っうう…く…」
下を向いて快感の波に耐える。
もしその事実に気がつくことができなかったら、私は最初の振動で驚いて大声を出して達してしまっただろう。
こんな子供たちの前でというシチュエーションも、私の余裕を奪っているのかもしれない。
「姉ちゃん、ままごとしようよ!」
「あ、ユカリだけずるい!私も!」
「うん…わかった…っ…いいよぉ…」
「お姉ちゃん、大丈夫?顔が赤いよ?」
なんでもないことをアピールしないと…
「ん…大丈夫…ね?始めよ?」
もう一度ゴールドに外してもらうように掛け合うまで、みんながお昼寝の時間まで待たなければならない。
それまで耐えれば、私の勝ちだ。
無理して返答した私の顔を一瞥したあと、ユカリちゃんはおもちゃの人参に目をやった。
それから、淡々と私はおままごとを続けていかねばならない。
あと一時間足らずのはずなのに、永遠の長さを持つように感じる。
「はい、おだんごですよークリスさん。」
「はい…ありが…ん…とう…」
確認はできないが、もう私のショーツはびしょびしょになっていることだろう。
「ちょっとまっててね…いまスカートをぉ…はいてくるから…っ」
このままでは、スパッツはすぐビショビショになってしまうだろう。
私はさっき脱いだスカートを穿きに着替えた部屋へと戻った。
スカートを急いで穿く。これで何とかばれないはずだ。
誰もいない部屋でそっとスパッツのゴムを伸ばし、引っ張って中を覗いてみた。
やや薄い自分の陰毛が、真っ白なショーツから透けて見えた。
自分の性器の形も、うっすらとピンク色にかたどって見える。
じっと見ると、その口が嬉しそうに痙攣しているのまで確認できた。
自分のその姿をみて、さらにローターを意識してしまう。
私の中で、あれが動いてるんだ…
無意識のうちに自分の陰部をまさぐろうと、私は自分の右手を下に伸ばそうとしていた。
「クーリス。どうしたのかなぁ?」
我に返って後ろを見ると、ゴールドがにやついて私を見ている。
「別にここで一人Hするのはいいけど、他の子が見るとどう見えるかなぁ?」
「ゴールドぉ、あなたのせいで…っ…こんなことになぁぁ…んでしょ…?」
「へぇ、クリス様は楯を突きなさる。じゃあしょがないなぁ。」
ゴールドはまた悪趣味な笑顔を浮かべる。
「じゃあ、そんな楯突くお嬢さんには罰ゲームだな。」
「なにを…するの?」
もう文句を言える余裕が存在しない。
「さっきまで中だったけど、MAXにあわせちゃおっと」
なんてことを。そんなことをしたら、
壊れてしまう。
「やめてぇ、ゴールド。それだけ…は…ふぅっ…くっ…」
私の必死の懇願をまるで何も聞かなかったように無視して、
おもむろに取り出した小さな機械のまわすスイッチを、
彼はマックスまで回した。
「あ…ああ…うぁああぁぁぁあぁっ」
ヴーーーという振動音が、きっとゴールドにも聞こえていることだろう。
「おぉ、そのエロイ顔、いいぞぉ。」
「ば…かぁ…あっ…ぁっ…ゆるさ…ぁぁ…」
もう喘ぎ声をこらえていられない。
ゴールドの瞳の中に、私が瞳孔を見開いて口をパクパクさせているのが鏡のように移っている。
「まあ、お遊びはお昼寝の間までにしてやるから、あと15分がんばれよ、淫乱学級委員さん。」
もう反論するだけの気力がない。
「あ、ゴールド。クライマックスにレッドがいないから困るだろ」
「おっしゃ。今ヒーローが駆けつけるぞ、小僧!」
タケル君に、あれはヒーローじゃなく悪魔ですよと、本当に伝えてやりたい。
「お姉ちゃん、早く続き…ねぇ、大丈夫?」
「大丈夫…よ。戻り…ん…ましょ?」
心配してきてくれたマユミちゃんに元へ、一歩一歩近づいていく。
私の中をかき回すローターは、さっきまでとはまったく違う勢いで、私の膣内をえぐりまわしている。
一歩踏み出すだけで、振動が私の体を追い詰める。
「んんんっ…」
15分なんてとんでもない、これじゃ3分も持たないかもしれない。
私がようやく座り込むと、女の子がすぐに話しかけてきた。
「ねえお姉ちゃん、なんかへんな音するよね?聞こえない?」
「!!」
もう私の中からは、振動音に加えて、水の跳ねるような音も聞こえている。
「あと、変なにおいもするよ?」
自分でもわかっている、かき乱された膣から、淫らな雌の匂いがあふれて来ている。
まだそんなことを知らない無邪気な子供に、感づかれてはならない。
大変なことになってしまう。
「な…なんでもないわよ…ぉ…工事か…なんかじゃな…ぁ…い?」
「ふーん。でもなんか変なにおいがするんだよね。すごく臭いの。」
彼女の無垢な台詞が、私の胸を貫く。
そんな臭い匂いを、私は自分のまたから発してるんだ…
「さあ…なんだろうぉ…ね?わたしぃ…よくわかんな…いっ。」
もうはぐらかせていないように思えたが、私の話を聞いて
「ふーん。わかった。」
何とかわかってくれたらしい。
そうして、私は結果的には15分間耐え切った。
日ごろの忍耐力のおかげか、ゴールドの無茶な要求に慣れてしまったのか、
とにもかくにも、お昼寝の時間にこぎ付けたのである。
もうスパッツ全体が色を変え、私の体は淫らな匂いで包まれている。
「ありがとう、お姉ちゃん。お昼寝部屋にいくね。」
「う…ん…じゃあね」
弱弱しい笑顔で、なんとか最後の子供を見送ったと、そしてこの地獄が終わったのだとほっとした。
「クリス。お疲れ様。」
今はあの悪魔のようなゴールドは、神から救いを差し伸べる天使に見える。
「うん…」
「よし、倉庫で再会議だな。」
「うん…」
そうして油断したのがいけなかった。
「ゴールド兄ちゃん!まだ遊びたりねえょ」
「オイオイオイオイ、もうガキはなる時間だぞ!」
「嫌だぁ。いくぞー悪党キックぅ」
タケル君のかわいらしいキックは、目標のゴールドの太ももを少し外れて、
私の股に突き刺さった。
「っ…うわあああああああぁぁぁ…」
もう限界だった。
鈍い衝撃は、今まで表面張力のような最後の一絞りでたえていた決壊を、壊すのに十分だった。
全力で閉めていた私の股の力が、ゆっくりと解けていく。
もうしょうがないよ。
恥ずかしいとこ、みられてもしょうがないよ。
心の中で私の中の何かが呟いた。
「ああああっぁあああ、うぅあっ、あっ」
もう止まらない。
またから暖かい何かが溢れるのがわかる。
タケル君が驚いてうずくまる私を見ている。
何が起こったか、彼にはわからないだろう。
もう指一本も動かせない。
「…あぁぁぁ…えぁ…ううぅ…」
そして、もうこんな痴態を晒してしまえば、二度とここにはこれない。
もう悔しくて哀しくて、涙があふれて零れていく。
「タケルっ、ちょっと奥いってみんなに伝えろ、クリスねぇちゃんが具合悪いから、おとなしくまってろってな!」
ゴールドのフォローは、私が涙を流してからすぐだった。
「わ、わかった。ごめんなさい…ごめ…」
タケル君も泣き出しそうになるのを制して。
「悪役は泣かないぞ、いいからみんなに説明して来い。」
ゴールドはまくし立てる。
タケル君がお昼寝部屋に駆けていったのはそれからすぐだった。
「クリス、倉庫に行くぞ、立てるか?」
「ああ、ぁうううあぁ?…ああっ…」
もう言語を紡げない。
ゴールドは、私を抱っこの姿勢で抱き合うと、2階の倉庫に私を運んでいった。
私の股からはもう透明な液でなく、黄色いものがあふれ出し、ゴールドの服にかかって彼の服を黄色に染めていく。
もう意味がわからない。
倉庫にお尻を横たえると、もう自制心など消し飛んでいた。
びしゃーーーーーーーーーーーーーーー
今まで溜め込んできた私の尿が、床を黄色く汚していく。
せっかく穿いたスカートも、スパッツも、果ては熊さんを刺繍した靴下まで、私のおしっこで染まっていく。
「うううぅ、っ、うぅっ」
もう屈辱以外の感情が存在しない。
私の喘ぎ声はやがて嗚咽に変わり、涙と鼻水はとまらなかった。
そうしているうちに、私の意識は薄れていった…
…………
……

「クリス、起きたか?」
聞きなれたゴールドの声を聞いて、朦朧としていた意識が帰ってくる。
「ここは…」
見渡すと、「ポケモンジャーナル7月号(研究者用先行配布)」「携帯獣捕獲時状態異常の特殊的対応について下」
など、雑誌が目に入る。
「お前のマンションだよ。歩いて5分くらいだから担いできた。」
そういわれて初めて、私がベッドに横たわっているのがわかった。
ここは、私の家だ。
何でここにいるんだっけ。
でも、あの痴態を思い出すのに、そんな時間はかからない。
大変なことになってしまった。きっと私は大変なことを。
「ゴールド…私…」
また涙がこぼれそうになる。
「心配すんな。ガキどもはクリス姉ちゃん急病説を丸呑みしたし、教室とか倉庫の後始末も全部俺が済ました。」
「…ごめんなさい。」
あのおしっこやらなんだかわけがわからんものを、一人で全部始末してくれたんだ…
本当に申し訳なくなって、私はゴールドに深く頭を下げた。
(結局ゴールドが酷くて一番悪いんだよね、ということは3日ほど日を置かないとわからなかった。)
「しかし、よ。その、なんだ、下着は替えても、意味ないから、穿かせてないぞ。」
そういえば、股がスースーすると思ったら、下に何も穿いていない。
というか、何も着ていない。布団をかぶっているだけだ。
「しょうがないわよ。ゴールド…」
「すまねえな。はしゃぎ過ぎた。」
ゴールドの手がそっと私の髪をなでた。
私の火照りはまだ収まっていなかったから、彼の手がすごく愛おしく思う。
よく見ると、彼も上半身は裸だ。
「ああ、これは、ほれ、汚れちまったから。」
私の思考を読むように、彼は説明した。
「ゴールド…」
「クリス…」
そうして私たちは、名前を呼び合い、唇を重ねた。
被虐も加虐もない。愛のあるキス。
こんなのが早く欲しかった。
二週間もまっていたのだ。
ゴールドは、ゆっくりと私の布団を剥がし、キスを私の胸にやって。
「きゃううぅう…ゴールドぉ…あんっ…あっ……すきぃ…あ…」
「俺も好きだよ…クリス…」
「うんっ…嬉しい…ぁ…」
もう、はしたない声を我慢する必要はない、私は存分に彼の名を呼び、声を上げた。
あんだけかき回されて、好きな男の子の前で、理性を保つなんて、きっと誰もできない。
「クリス。もう俺限界だよ。そんな顔されると。」
ゴールドの瞳の中には、涎と涙でグチョクチョになって、男を求める淫らな女がいる。
ゴールドは顔をこちらに向けて、代わりに指で私の胸をもみしだく。
「うん…ゴールドぉ、あぁ…いいよぉ…ゴールドぉ…」
いつもの私なら考えられないが、私は自分で股を開き、名を呼び続ける。
「いいのか?」
彼はゆっくりとズボンのチャックを下ろしながら囁く。
私の乳房はその震えで快楽を送り続ける。
「あああぁああぁ…早く…してぇ…ごぉるどぉ…欲しい…よお…」
もう恥などという感情はない、ただ、欲しい。
ゴールドに、好きにされたい。
「いくぞ。」
瞬間、私の下の唇は、圧倒的な快楽で、ゴールドの訪問を告げた。
「あああぁああぁっ…ああああぁ…らめぇぇぇ…でしゃう…ああっ」
もう出尽くしたと思ったのに、私とゴールドの隙間から、透明な液が溢れでる。
「クリス、我慢できねぇ、動かすよ。」
言うが早いか、ゴールドが前後に動き始める。
「あ…あ…あ…ごぉ…るどぁ…いつも…ああぃ…よりぃ…おーきぃっ…あ……」
「こんなエロエロな…くっ…お前は見たことないからな。」
私の中を、彼の肉棒が出入りする。
スピードははやくなって、深さはどんどん深まっていく。
「うぁぁ…いぃ…あぅ…ご…あん…る…あんっ…あああっ!いまぁの…すご…ああぁっ…」
「お前も…くっ…すごいぞ…千切れそうだ…」
彼の亀頭が私の膣の外にでて、また帰っていく間に、軽く達してしまう。
「あああぁ…ご…ああああぁ、あああっ…こわえ…る…こわれるょぉ…あんっ…あああっ…んあっ…ああぁ…」
「クリスっ…これは、やばい…締めすぎ…んっ…出すぞ…」
「…ああああぁ…なかぁ…めぇぇ…あんっ…めぇ…ぅあん…ああっ…」
何度目か数えるのも忘れた絶頂で、私の中は彼を話すまいと咥え込んだそのとき。
私の忠告を無視して
「うわっ」
「ひゃ?あ…ああああああああぁあぁぁぁぁ…」
私の中で、暖かいものが弾けて、私を満たしていく。
雌として満たされる、至福の瞬間。
ゴールドがなにかいっているがもう耳に入らない。
私はその快感の海に包まれて、また眠りへと堕ちていった…
また起きた時に、繋がったままがいいなとかすかに思いながら…

<春宵 END>