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イエローと。(日曜日)

エロパロ2の203~

作者コメント
「百合っぽいので注意」

まとめ注
 レイエ前提のブルー×イエロー。レズ・異物挿入

続き

 唐突だった
 「ブルーさん。お願いがあります」
 日曜の早朝、出し抜けにイエローが寝起きのアタシに言った
 「……ボクに、セックスを教えてください!」
 眠気が吹っ飛んだわ

 ・・・・・・

 「はい。説明」
 とりあえず家に上げて、玄関先で正座をさせた
 ちょこんと座るイエローは無言で、じっとアタシのことをにらんでいる
 真剣な目、表情そのものだ
 「えーっと、なんでアタシ?」
 「すみません。他に相談出来そうな人が思い浮かばなくて」
 カァッと頬を赤らめ、うつむく姿が可愛い
 しかし、まぁそうかもしれない
 カスミは元か今もか恋敵、クリスは堅物そうで、ナナミさんには殆ど接点がないから聞きづらいのかな
 ていうか、そもそもそういうことを人に聞くのがアレなんだけど
 「えっ、ダメなんですか?」
 限りなくアウトに近いわね
 アタシは困ったように、眉をひそめた
 「そうなんですか。ボク、ネットとかよくわかんなくて」
 「……あ、そ」
 一応、人に聞く前に自分で調べようとしたわけね
 感心感心
 「教えてくれませんか?」
 「レッドに教われば?」
 ふーふふっと微笑みながら、アタシは意地悪く言った
 わかりやすく、イエローはあたふたと手をばたばたさせた
 「いえ、えっとそのあのこのっていうかあうぅ」
 「はいはい」
 イエローとレッドがいけるところまでいっているのは知っている
 問題なのは挿入、だろう
 「ぇえ、なんでそれを……」
 「アタシに知らないものはないっ」
 どーんと宣言すると、イエローは簡単に納得してくれた
 それはそれでどうかとも思うけど
 「つまり、イエローはどうしたらレッドのモノが挿入りやすくなるか、ってことを知りたいわけね」
 「ぇ、は……ぃ」
 ぼそぼそと小声で、真っ赤になって頷くところが本当に可愛い
 彼氏のために何とかしようという心意気も買ってやりたい
 ここはブルーお姉さんが人生の先輩として、人肌脱いであげましょうっ
 「ほんとですかっ」
 おーおー、嬉しそうな声出しちゃってまぁ
 でもさ、イエロー
 もう少し警戒とかしなさいよ
 教わるものがセックスていう、男女とかが絡み合って成立するお子様にはまだ早すぎる領分なのよ?
 「え、でもボクはブルーさんを信じてますし」
 嬉しいんだけど、ちょっと危なくも感じるわ
 ん、ま、あんまりツッコミを入れてても仕方ないし
 「最初は何をするんですか?」
 無邪気にイエローが聞いてくるので、アタシも警戒心を起こさせない満面の笑顔を見せた
 「そうね。じゃ、日曜の朝市に行きましょ」

 ・・・・・・

 朝市といってもそこらのスーパーでやってるアレのこと
 夜型人間のアタシだけど、生鮮食品が安売りしてるこういう時だけは出来るだけ早寝早起きする
 だからイエローの早朝訪問にも対応出来たし、こういう日以外だったら居留守を決め込んで寝続けてたわ
 「何買うんですか?」
 「んー、まぁ色々見てまわりましょ」
 店のかごをぶら下げ・首をかしげるイエローを尻目に、アタシはそれらの吟味に眼光を光らせるのだった

 ・・・・・・

 買い物が終わったのはそれから1時間も経った頃だ
 割といいものが買えて、大満足である
 「買い込みましたね~」
 「1週間分の買い出しも兼ねてるから」
 非難するような目で声もしてないのだが、イエローが自らの財布のなかと買い物袋をさりげなく交互に見ている
 講義料として半分ぐらいイエローにお金を出してもらったけど、それはある意味当然なのよ
 「冷蔵庫にしまえるものはしまっちゃいましょ」
 「あ、野菜はどうします?」
 イエローが袋のなかから今日の夕飯の刺身を冷蔵庫にしまう
 「それはそのままでいいわよ~」
 そー、そのままでいーの
 しまう必要ないし、よーく洗っておくのよ
 「? これから何かに使うんですか」
 使うのよ、ナニに
 「??? とりあえず、野菜以外はしまいました」
 まだわかんないか、この子は
 いーけど、別に
 「野菜、洗うんですよね?」
 「お願い。こっちも準備しとくから」
 「はい。よろしくお願いします」
 深々とお辞儀するイエローにひらひらと手のひらを振り、アタシは準備をしに部屋に入る
 たぶん、これから野菜炒めでもつくるんだろうとしか考えてないんじゃないかしら……
 本当に未開発なのよねぇ
 勿体無いというか何というか、アタシはやれやれと首をすくめた

 ・・・・・・

 「あ、ブルーさん。野菜きれいに洗い終わりましたよ」
 「ご苦労様。じゃ、それ持ってこっち来て」
 水気をふき取り、網にごろごろと置かれている野菜を抱えてイエローがやってくる
 何のためらいもなく、部屋のなかに入っていく
 アタシは招きいれた後、部屋の鍵をガチャンと閉める
 「? 寝室で料理なんか出来るんですか?」
 「まぁ、ある意味は」
 「そうなんですか」
 「ていうか、料理されんのアンタなんだけど」
 あ、イエローの目が点になった
 「どーゆー意味ですか?」
 「そーゆー意味なんだけど」
 天然と押し問答してたら、せっかくの日曜日が潰れてしまう
 もっと有効に時間は活用しないとね
 「じゃ、脱いで」
 「ぇ」
 「ぇ、じゃないの」
 アタシは後ろからイエローを抱きしめる
 野菜の入った網が床に落ちて転がり、抵抗を見せる
 それでもお構いなしに、アタシはまずイエローのなだらかな胸を撫で回した
 ハムスターみたいに、なんか小っちゃく反応してる
 こんな小動物的な愛くるしさにレッドはまいったのかしら、このロリコンめ
 「ちょ、ブルーさぁん」
 「約束通り、セックス教えて・ア・ゲ・ル」
 ふっと耳に息を吹きかけてみたら、あっという間に崩れ落ちた
 きゅうしょにあった こうかはばつぐんだ
 耳を押さえて、半泣きになってるところもそそるわね
 萌えポイントってやつかしら、あなどれない
 「さぁ、どうする? 脱がせてあげましょーか?」
 アタシは手をわきわきさせながらイエローに迫ると、観念したのか自分で脱ぐと言った
 見ないでください、って照れながら1枚1枚ゆっくりと脱いでいく
 その後姿からして、本当に発育途中の身体だった
 こんなのを食べちゃったレッドは犯罪者ね
 あれ? 一応、成人まで待とうとしてたんだっけ?
 どっちがしびれ切らしちゃったんだっけか
 ……って、考えてる間にイエローのストリップ見逃したわ
 脱いだ服から下着姿でいること、ベッドの不自然な膨らみから隠れてるところがわかった
 ていうか、無駄な抵抗はやめなさい
 「黙秘権を発動します」
 どういう権利の主張ですか
 立てこもり犯なら逃走経路の確保とアシの用意の通告でしょうが
 「あ、そうか」
 ダメだ、どこまで本気なのかわからない
 アタシは適当に会話しながら、特殊部隊のごとく突入体勢を整えていく
 ぶっちゃけ服脱いでってるだけ……あ、あんまし脱ぐ意味ないかも
 布団にくるまって篭城してるところを、アタシは思い切りそれを引っぺがした
 「あッ、ってなんでブルーさんも脱いでるんですか!?」
 「いーから、さっさとヤるわよ!」
 強行突破で、アタシは逃げようとするイエローを上から押さえ込む
 その下で背中を見せるイエローの、ブラジャーのホックをはずした
 ぎゅーっと身体を丸めてそれに耐えようとしてるけど、アタシのテクの前じゃそれも無意味なの
 ツンと脇の下を軽くつつき、それから無理やり指先をねじ込んだ
 こしょこしょこしょこしょこしょ
 「ゃ、ひゃァん、ァっや、らめぇ……ン~っ!!」
 くすぐられているイエローがたまらず身体を動かすと、アタシは肩をつかんで仰向けにした
 ホックをはずされたブラジャーは肩や脇からずれて、ポチっと上向きになっている突起が丸見えている
 アタシはそれをも剥ぎ取り、マウントポジションでイエローを下にし見下ろした
 「ゃ、ブルー……さん?」
 感度はばっちり、くすぐられたイエローはその身体を震わせている
 ああ、もうなんでこういぢめたくなるのかしら
 「う~」
 あ、ゴメンゴメン
 目的からはずれそうになったわ
 「気をつけてくださいよぉ」
 うん、でもおおはずれでもないのよ?
 そう油断してる隙に、最後の1枚だって脱がせちゃうんだから♪
 「あァっ」
 しゅるんと脱がし捨てた後、イエローの殆ど何も生えていないスジが見えるようになった
 使い込まれてもなく、まだまだ凄くきれいなそこは幼いながらも妖しく卑猥だった
 「んー、少しだけ濡れてるかな」
 「恥ずかしいです……」
 ぐすんと、両手のひらで顔を覆うイエローの声は小さい
 色々されたからだろうが、それが本当にそそる
 こんなのを前に、レッドもよく長いこと耐えたと思うわ
 でも、こっからが本番なのよ
 「ふぇ?」
 アタシはベッドから飛び降り、床に転がっている野菜を拾い上げた
 それらをかかえて、再びベッドの上に戻る
 「??」
 「要するに、イエローは慣れてないのよ」
 レッドの大きすぎるモノを受け止めるならば、もっと経験をつむ必要がある
 未発達な身体も原因としては大きいが、その辺りも慣れれば平気になってくるものだ
 「アイツの、最後まで入ったことはある?」
 「……1回だけ。痛すぎてすぐに抜いてもらいましたけど……」
 アレを一度でも入れられただけでも大したものだ
 そして、これで膜の心配をしなくてもいいということもわかった
 「というわけで」
 アタシは長ネギを1本手に取り、その先端にジェルタイプのゴムをかぶせた
 初めて見るような顔をするイエローのスジに、それをあてがった
 「ぇ、あ、あの」
 「ゆっくりいくからヘーキよ」
 ちゅぷっと音を立て、長ネギの先端がイエローのなかに入っていく
 「ぃやぁ」
 イエローがじたばた足をばたつかせるが、あまり嫌がっているようには見えない
 ジェルのおかげですんなりと入った長ネギを、アタシはゆっくりと出し入れする
 「……んっ、んっ」
 「力抜いて、感じて、受け入れて」
 太さとしてはあっても指2本分ぐらいだから、このくらいならすぐに入ることは予測済み
 長ネギはこれからの慣らしと、イエローの膣を充分に濡らすことにある
 少しずつではあるが、イエローの方も感じてきているようだ
 「んっ、ふ、ぁ、ぁ」
 「ま、こんなとこかな」
 ふぅふぅと息遣いが荒く、下も愛液であふれてきた
 アタシは長ネギを抜いて、アタシ自身の指で膣の状態を確かめる
 未開発で元から少し小さめなぶん、締まりは良さそうだ
 「さ、次よ」
 イエローのこめかみにキスをし、長ネギから人参に持ち替えた
 キュウリと迷ったけれど、このイボイボはまだ少しイエローにはマニアックすぎるとの判断だ
 先の細い方を、イエローの手で少し開かせた下の口に押し入れる
 段々と太くなっていくそれは、段々と抵抗も増していく
 きゅぅっと締まる下の口が、人参を軽く押し返してくるのだ
 「ぁはあ、ァあ……ンん」
 「いー感じよぉ、イエロー」
 アタシは手のひらでぐいっと奥まで、一気に差し込んだ
 びくんとのけぞり、イエローが悶えるのがわかる
 これが入るなら、そこらの男のなら余裕でいけるだろう
 「ッ! ブルーさん、ブルーさんっ、深……」
 「だいじょーぶ。ちゃんと抜けるから」
 アナルの方も開発してみたいが、それはレッドに任せることにする
 人参の端の方を持って、長ネギと同様にピストンをさせてみる
 先程とはうって変わって、じゅぼじゅぼといやらしい水音がしていた
 心なしか、イエローから腰をわずかに振ってくるようにもなった
 これは本当に先が楽しみである
 「今度はオヤツね」
 人参をくわえ込ませたままイエローを四つ這いにさせる
 うーん、絶景というか……確実にこの画は高く売れるわ
 アタシはバナナを剥き、イエローの口元へ持っていく
 「歯を使っちゃダメよ。くわえて、やわらかくしてからね」
 「ふぁい」
 これはイエローも察したようだ
 舌を出し、ちろちろと表面をなぞるようになめてから、おもむろに一気にくわえた
 先端を唇で上下にこすらせ、味わっている
 こちらは既にレッドに教え込まれていたのかもしれない
 アタシは無防備な後ろに回り、人参を引き抜いた
 「んンっ」
 イエローの身体が前のめりに崩れたが、唾液で柔らかくなったバナナは形を保ち・健在だ
 歯型もついていないことから、徹底されていることもわかる・なかなかの腕前らしい
 アタシは、今度は中級以上として茄子を選んだ
 今はビニルハウスで季節関係なく色んな野菜が手に入るのが嬉しい
 先端から丸々太った茄子を半開きになっているイエローの下の口に、ぐりぐりと回しこむ
 「ぅン」
 「はーい、集中集中」
 ぐりぐりと押し込まれてもなかなか入らず、感触と大きさにイエローはまいりはじめている
 バナナの方がおろそかになっているのがわかった
 「いい? レッドのはもっと大きいし、野菜じゃ体温だって感じられない。快感の度合いが違うんだから」
 アタシの言葉に、イエローが素直にうなずく
 とろけているそれをくわえながら、イエローはゆっくりと呼吸を整えていく
 なかなかの、性の素質
 レッド1人に縛られるのが、ちょっとだけ勿体無い
 「っ……ンふぅ、ふ」
 やっと茄子がイエローのなかにおさまった
 あまり深入りしたり・乱暴に扱うとヘタごとちぎれて取れなくなり、産婦人科のお世話になるので細心の注意でもって気をつける
 アタシは大振りの茄子のぐぷっぬるっと出し、再び乱暴に押し込んだ
 イエローの手からバナナが滑り落ちた
 それでもアタシは止めることなく、茄子を動かし続ける
 「や、はぁぁぁあ、ァっ、ふぁぁァあんン、っあぁ」
 だらしなく半開きな上の口から、間延びした声が漏れ続ける
 深く入れるたびにぎゅっと締まる感覚がアタシの指先に伝わり、下手して力加減を誤ると本当になかで千切れてしまいそうだ
 イエローの声や汗の匂いに負けて、アタシの手がきゅうり3本に伸びた
 かまわず自らの膣にぶちこみ、ベッドにへたりこんで更に奥へと入れ込む
 野菜に体温はないけれど、代わりに独特の感触があってたまにやるとたまらない
 ベッドのバネを利用して上下にキュウリを押し込めつつ、イエローの茄子を激しく動かす
 「っはぁ、ぁ、あぁ、ぁっ、ァぁぁぁぁあァンン」
 「ゥん、ぁっ、はぁ、ぁぁあっ、あぁあぁぁあぁっ」
 ぶるっとイエローの腰が震えたのを手で感じ、勢いよく茄子を引き抜いてやった
 ぶっしゃぁと、イエローの膣から液体が溢れた
 「な、なんです……? ボ、ボクおし・おしっこもらし」
 「潮吹いちゃったのかー。ほんっと、イエローってば開発のしがいがあるわよね」
 キュウリでいけなかったが、代わりにいいものをおがませてもらった
 イエローは真っ赤になって、お尻を突き出したまま布団を頭からかぶってしまう
 それはわざととしか言いようがない、確信犯としか思えない行動だ
 「じゃ、これで最後にしましょ」
 アタシは白くて一番太い、そう大根をイエローの膣にあてがう
 布団を被っていたイエローも何か嫌な予感でもしたのか、がばっと起き上がってきた
 その目の前にあるものを見て、全身をこわばらせた
 「これでも細い方よ。でも、想定してる大きさはレッド。アンタが一番よくわかるんじゃない?」
 目の前で、本物を何回も何十回も見てきているのだ
 これえがいければ、もう何度だって愛しい彼と本番可能だ
 「それとも、ここで怖気ついてやめちゃう?」
 「…………やります」
 目を瞑り、覚悟を決めたイエローが腰も腕もがくぶるとさせながら言い切った
 アタシはイエローを正常位に寝かせ、股を割り、間に入った
 そうやって改めてイエローの膣に比べたら、その大きさは比ではない
 それでも、女にはやらねばならない時がある
 「いくわよ」
 「はい」
 硬い表情のまま、アタシはイエローのなかにそれを突き進めた
 ぐい、ぎちちと膣が大きく拡がっていく
 「ゆっくりと呼吸して、息を止めちゃダメよっ」
 カ・ハァと絶句しているイエローに、アタシが声をかける
 それどころではないかもしれないが、今までのは前戯・前座だったのだ
 これを途中で止めたら意味がない
 ビクンビクンッとイエローの腰が激しく動き、首を何度も横に振って耐えている
 ズ・ズンと大根が、イエローの膣の奥の奥まで届いた感触があった
 あとは動かすだけだが、ここまできたら色々と試させてやりたい
 アタシは大根を手に持ったまま、イエローをゆっくりと起こした
 まるまると入っているそれは、彼女のお腹を形通りに膨らませている
 「さ、自分で動いてみなさい」
 「……ぁ、は・はひ」
 痛みと快感の間で頭がぼぅっとしているイエローが、アタシの言うことを半ば無意識に聞いて動き始める
 大根に手を添え、はずれないように注意を払って腰を上下に動かす
 時に腰を回すように動かし、自ら快感を求めている
 「っ、ぇああぁァぁあんん、ン、ンんッ! ぁ、ハん・あぁぁああぁぁぁあッッッ!!!!」
 大根を深々と突き刺し、突き上げ、イエローは完全にイッた
 がくがくと腰が震えて・抜け、アタシの方にどさりと倒れこんできた 
 合格だ、とアタシは知った風にそう思った
 もう、イエローの膣はレッドのだろうがなんだろうが受け止められる
 大根を丁寧に、ゆっくりと引き抜き膣痙攣が起きていないことを確かめる
 そして、アタシが指を1本だけ入れてみる
 すると、それに合わせてイエローの膣は無意識にきつく締めつけてきた
 以前の、あの締まりも失われていない
 完璧だ
 ゴールドがこれを知ったら、無理やりにでも捕まえて・絶対に手放さなくなるだろう
 「ま、そんな四角関係なんか見たくないけど」
 ていうか、アタシが一番厄介な立ち位置にいるんだけどさっ
 全部バレた時なんて、何人に刺し殺されちゃうかわかんない
 せいぜい、これからも気をつけることにしよう
 て、ぜんぜん反省してないなアタシ

 ・・・・・・

 イエローが起きてから、アタシ達はさっきの野菜を調理して、昼食に食べることにした 
 もちろん、洗ったし、出来るものは皮を剥いた
 イエローは食べ物を粗末にしちゃいけない(そもそも性道具に使うのが粗末かもしれない)とわかっていながら難色を示した
 まぁ、それが普通の反応だが、昔からレイプなんかしてやった野菜は調理して食べるのが基本なの、と言ったらなんとか納得したみたい
 調理って言っても適当に炒めたりするだけだし、簡単なものだ
 台所に立ちながら、鮮やかな包丁さばきを見せるイエローがふと思い出したように聞いてきた
 「ところでブルーさん、ひとつ聞きたいんですけど」
 「あら、何?」
 「なんで、レッドさんの……アレの大きさを知ってるんですか?」
 あ、なんか声に殺気こもってるっぽい
 「それはアレよ、ホラ、男の子ってどうしても・何もしてなくても勃起しちゃう時があるでしょ。そういうのを布越しに見ると、アタシレベルになるとわかっちゃうもんなの」
 我ながらなんて苦しい言い訳だろう
 しかし、イエローは「そうですか」とあっさり納得してくれた
 やれやれ、危なかったー
 「んー、これ、乱切りでいいですか?」
 「うん。いいわ」
 いやいや、今バレたらちょっと危なかったわ
 「これは小さく切ります?」
 「うん。切って」
 やっぱりセックスを教えるとか、色々と迂闊だったかなー
 「味付けは醤油と甘辛味噌のどっちでもいいですか?」
 「うん。どっちでもいい」
 イエローって天然ぽいけど、頭は悪くないし
 「レッドさんとヤッた時、具合は良かったですか?」
 「うん。よか……」
 ダンッとイエローが包丁を乱暴にまな板に打ちつけた
 あ、アレ?
 「ブルーさん。すみません、少しだけお話を聞かせてくれます?」
 あ、あれれ~? 何かアタシ言っちゃった?
 もう目がマジだ
 このピンチ、どうやったら乗り切れるかしら……
 せっかくの日曜日なのにね