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ゴールドと。(金曜日)

エロパロ1の634~

まとめ注
 ゴールド×ブルー。路地裏・風呂・道具・二穴・ローション・
 足で・失禁・中

続き

 昼下がりのバス停前
 「ちぃーッス。時間通りッスね」
 「まーね」 
 こいつとアタシの関係はごく単純
 気の合う友人で後味さっぱりのセフレ、そして……
 「クリスとはうまくヤってる?」
 「ぼちぼちじゃないッスかね。なんせ堅物委員長だし」
 そうニカッと笑う、白い歯を見せる笑顔が似合うゴールド
 「お腹はすいてる?」
 「いんや」
 ゴールドはにやりといやらしい顔で笑った
 「それより、今すぐブルーさんが食べたいッス」
 正直な言葉にアタシは微笑んだ
 「じゃ、行きましょ」
 アタシがそううながすと、ゴールドは一歩先の前へ出た
 目的地はアタシの名義でいくつか借りてる逢引き兼仕事部屋のひとつ
 「待った」
 ゴールドがアタシの手をぐいぐいと引く
 引っ張って引っ張って、アタシを引っ張りこんだのは路地裏
 「俺は今すぐって言ったんスよ?」
 「アンタねぇ」
 苦笑するアタシを壁に押し付け、ゴールドが首筋を吸った
 ゴールドの右手がアタシのスカートをめくり、ショーツをまさぐり、下の口にかぎ状にした指を1本入れてきた
 かくようにアタシのなかをいじってから、指を引き抜いた
 抜いた指先がほんの少し湿り気を帯び、ゴールドはくんとその匂いをかいだ
 「なんだ。結構濡れてんじゃないスか」
 「それほどでもないわよ」
 別に首が弱いってわけでもないし、全然その気にもなってない
 「まー、ダイジョーブでしょ」
 ゴールドは楽しそうに自らチャックを下ろし、既にヤる気なものを引きずり出した
 「あ、でも一応なめときます?」
 「……ふぅ。しょーがないわね」
 アタシはかがんで、ゴールドのものを口にくわえた
 こいつのは太いのだがまだ皮がムケきれてないし少し短いから、アタシ的には少し物足りない
 だ液をたっぷり絡ませた舌でゴールドのそれをまんべんなくなめ、ムケてない皮に潜り込ませるようにして剥いた
 「ぅお~」
 ゴールドはアタシのその行為に興奮というか感動というか狂喜の声をあげる
 射精目的ではないから、こんなものでいいだろう
 アタシがゴールドのそれを口から離して立ち上がるのと同時に、ゴールドはアタシのスカートを無理やりまくった
 「ちょ」
 「人来る前にすませるんでしょ」
 ワンピースはわきの下までめくられてブラジャーまで露にし、ショーツは脱がさずに指でアタシの下の口がのぞくようにずらす
 完全に脱がさない辺りがゴールドらしい
 「お、さっきより濡れてる」
 ゴールドのフェラで感じるところもあったのだろう、アタシの下の口はそれなりに濡れていた
 ショーツを指でずらしたまま、ゴールドは何のためらいもなくアタシに挿入した
 「んっ」
 「お、ぉ~っ! さっすが名器ッスね」
 きゅうきゅうとゴールドのを締め付け、アタシの体は少しだけのけぞった
 ゴールドははしゃぐ子供のように、腰をこすりつけるような円運動をするだけでピストンまでしなかった
 ふっとゴールドはアタシの耳元でささやいた
 「やっぱブルーさんのはスゲェッスね」
 「ありがと」
 アタシがそう礼を言うと、ゴールドは改めて腰を動かし始めた
 「っ」
 ただ若さの体力任せに、ゴールドは激しく・乱暴に腰を振る
 こいつは包茎のくせに持続力があるから、それゆえの暴走だろう
 「んっんっんっんッ」
 ものの短さを激しさと持続力でカバーし、アタシは少しずつのぼりつめていく
 それでも経験値や我慢強さならアタシに分がある
 激しく体を揺さぶられ、アタシの乳房も大きくはずんだ
 「誰か来ますかね?」
 ゴールドは何か期待するようにアタシにささやきかけた
 人気の無い路地裏だが、誰も来ないとは限らない
 子供じみたスリルが確かにあるけれど、そんなので興奮するようなアタシじゃない
 「ちぇー」
 つまらなさそうにゴールドが口を尖らすが、アタシを突き上げるのはやめなかった
 いっそうに腰使いは激しさを増し、ぐんぐんと打ちつけてくる
 「そろっ、そろイキまッス!」
 ゴールドはぐんと腰を高く上げ、より深くそれを挿入してきた
 アタシの乳房を押しつぶすように体を密着させ、ぶるっと身震いして果てた
 そして腰を押し付け、がくがくと揺らしてからゴールドは一物を抜いた
 「あ~、気持ち良かった」

 「っはぁ、そうね」
 ゴールドは満面の笑みで一物をティッシュで拭き、それをしまった
 アタシはショーツをずらしなおし、まくられたワンピースを下ろした
 「下着が台無し」
 「そんくらいイイじゃないッスか」
 ゴールドはそうあっけらかんと言うが、この愛液と精液で濡れた下着をはいたまま町を歩くのだ
 イけなかったということもあって、今のアタシはフェロモンのようなものを発散させまくっている
 気にならないわけがない
 「ブルーさん相手だとやっぱ一発くらい抜いとかないと、これから楽しめないんスよ」
 「だからって外じゃなくてもねぇ」
 部屋はすぐそこだし、それまでの辛抱ぐらい出来るだろうに
 「外でヤるのがイイんスよ」
 にかっと笑うゴールドにアタシは眉をひそめて苦笑した
 正直に言うか、フツー
 ま、その辺がアタシとこいつがセフレでいられる理由でもあるんだけど

 ・・・・・・

 「ここ来んのも久しぶりッスね~」
 「アンタはそーでしょーけどね」
 ドアの鍵を開け、アタシとゴールドは部屋のなかに入る
 アタシは一休みするためにベッドに腰掛けると、ゴールドは勝手に真っ先に冷蔵庫を開けて見ていた
 「ぁりゃ、コーラないんスか」
 「ないわよ」
 「じゃ、ヤりますか」
 アタシはコーラの次か
 ゴールドが寄ってきて、アタシを軽く押し倒してきた
 そのままアタシの乳房を服の上からまさぐり、首筋をなめてくる
 「脱がさないの?」
 「その方が燃えるんで」
 へへっと笑うゴールドはアタシをうつぶせにして、スカートをまくりあげた
 あれから放置されたショーツがぐっしょりと濡れて、正直気持ちが悪かった
 それを剥ぎ取り、ゴールドはアタシの下の口に指を2本入れて感触を確かめているようだ
 「3本いきます?」
 「それでイけるもんならね」

 ゴールドは遠慮なく3本の指をアタシのなかに突っ込み、滅茶苦茶にかきまぜる
 丸々は入れてないようだが、クリトリスやGスポットを見つけるのが早い
 そこを重点的に攻められ、アタシは腰を軽く振って応える
 「ここ、ここがイイんッスか」
 「っぁあ」
 ゴールドは膣から指を出してアタシの腰元を両手で押さえ、いつの間にかさらけ出していた一物を押し入れた
 ずぶぶっとアタシのなかを押し広げて、ぐいぐいとアタシの体ごと押すように根元まで挿入する
 「んっつ」
 「たまんねぇ~!」
 無邪気な子供が激しく、乱暴に腰を振り始める
 荒々しいだけではない、それなりにリズムを取って徐々にペースも上げていく
 「はっはッぁあんんっ!」
 「オラッらっらッはッはぁっ」
 あんまりにも荒っぽいものだから、アタシの体はベッドの上を押されて滑っていく
 そこをシーツをつかみ、つま先に力を入れて堪える
 がっちりと動かなくなれば、より一層に荒っぽいゴールドの腰振りがぶつかってくるだけだった
 更にゴールドは上下にも振り動き、アタシのなかをどんどん広げて暴れる
 「おっしゃあッ!」
 「っ? な、なに」
 アタシがそう声に出すのと同時に、ゴールドの暴れん棒が精液をぶちまけた
 熱く流れ出たそれによる快感をアタシは声に出すことをこらえた
 「っふぃ~」
 「って、アンタねぇ」
 かけ声ってのは微妙すぎるが、なんともゴールドらしい
 男女が逆なら、確実に萎えてるだろう
 「や、それにしてもあんまイきませんね」
 「この程度じゃね」
 ふぅとアタシがため息をつくと、ゴールドはにやっと笑う
 それでもプライドが傷ついているのか、ベッドから飛び降りて自らの荷物を手に取った
 アタシが起き上がる前にゴールドは戻ってきて、またアタシをうつぶせにさせる
 「んじゃ、次行きましょ」
 「なぁ~に、ソレは」
 ゴールドが手に持っていたソレは大きなコケシ、用途は言わずもがなわかってる
 ためらいなく、ゴールドはそれをアタシの下の口に突っ込んだ
 「んっ」
 「まだ先端しか入れてないッスよ」
 それは相当大きなもので、アタシの下の口がうめく
 ひくひくと痙攣しながら、ゴールドの手から離れ自らの収縮だけでそれを飲み込んでいった
 「うわ~、さっすが名器」
 「っは、んん」
 それでも完全には飲み込めないのを、最後はゴールドの手で奥まで押し込まれた
 更にスイッチが入ったのかなかで大きく暴れだす
 「いやいや、まだまだ」
 そう言ってゴールドはアタシのアナルをつつきだした
 ひくひくと痙攣し、きゅっとすぼむ様を面白そうに見ている
 「ちょ、ぁあっ」
 「こっちもいけそうッスね」
 ゴールドはアタシの尻をわしづかみ、少し左右に押し広げる
 そしてその太くて短いゴールド自身をアタシのアナルに押し当て、少しずつめりこませていく
 「ぁあぁっ!」
 「イクイク」
 メリメリとアナルを押し広げ、アタシはうめいた
 ゴールドの性癖は割とアブノーマルで、アタシはいつもそれなりに体の準備をしておく
 アタシがこいつとの付き合いを嫌がらないのはそれで退屈しないところがあって感じられるからだ
 でも、いつも言うことがある
 「鬼畜」
 「褒め言葉として受け取っときまッス」
 膣ではコケシが暴れまわり、アナルではゴールドのそれが丸々おさまった
 太く短いそれはアナルをいじめるのには合っている気がする
 コケシが暴れるとアナルのなかも圧迫されたりするらしく、ゴールドもたまらないという顔をしていた
 「ッは~、んじゃ動きます」
 「っ」
 うぃんうぃんと動くコケシと暴れん棒が同時にアタシを攻めたてる
 ぎちぎちに詰まったアタシの下半身をゴールドは力ずくで押さえつけているから、悶えることも出来ない
 身震いを小刻みに繰り返し、必死で堪え続ける

 アナルに名器があるのかは知らないけれどアタシはそうじゃないらしく、2回抜いたゴールドはまだ長く保ちそうだ
 ぎしぎしとベッドが大きく揺れ、アタシは息を小さく吐き出す
 開いた口がふさがらず、犬のような体勢でうなってよだれが落ちる
 「んじゃ、出しますか」
 2回抜いているせいか落ち着いた感じで、ゴールドは射精の瞬間を自ら感じ取った
 スパートをかけ、それに備えてコケシの動きを最大限にしてきた
 もはやその動きは女性を悦ばせるようなものではない、本当に暴走みたいだった
 「ぅ、く……ぁあぁぁあぁっ!!!」
 アタシが絶頂を迎えたのを追うように、ゴールドが精液を腸内にぶちまけた
 どくどちゅと腸内に流れ込む熱いそれは勢い衰えず、アタシのなかを焦がした
 「っ、あぁあっは、ぁあ」
 「……あ、やべーやべー」
 ゴールドはアタシに押し込んだコケシを引き抜くと、その暴走っぷりを持て余したのかベッドに落とした
 びだんびっだんっとベッドの上で跳ね回って暴れるコケシのパワーに、ゴールドははにかむように謝った
 「すんません。ちょっと改造したんス」
 「…………そぅ」
 アタシは何も言う余力が残ってなかった
 快感で吹っ飛んだというより、衝撃で吹っ飛んでしまった
 汗だくで腰を突き上げたまま休むアタシを見て、ゴールドはうずうずとしている
 ゴールドは動けないアタシを仰向けにして、色々とポーズを取らせる
 M字開脚でひくつくアタシの下の口や精液が溢れてきたアナルを眺めたり、無抵抗のアタシの乳房を揉んだり吸ったりしている
 いいように遊ばれながらも少しずつ回復してきて、アタシはゆっくりと起き上がる
 「もう大丈夫ッスか?」
 「ま、ね。最初からヘーキよ」
 それでも、流石にゴム無しでアナルに突っ込んだ一物をなめたり再び下の口にくわえさせるのには抵抗があった
 「んじゃ、風呂でヤりましょう」
 ウキウキと誘うゴールドに、アタシはついていく
 正直、まだ何か暴れているような感覚が股間にまとわりついて歩きにくい
 今度はまともだといいんだけど

 ・・・・・・

 「リッチな風呂ッスね~」
 「別に普通でしょ」
 2人一緒に入ってもなお余裕があり、空調付きの風呂場にゴールドは素直に賞賛した
 既に裸のアタシ達は恥じることもなく、湯を体に浴びる
 「ぶっちゃけシルバーと一緒に入ったりするんスか?」
 「そうだけど」
 ゴールドが洗ってほしそうにするので、かがんだアタシは手でボディソープを泡立てて半勃ちのそれを包み込んだ
 陰毛で更にそれを泡立たせ、しかえしの意味もこめてわしゃわしゃと力を入れて洗い揉んでやる
 気持ちよさそうな顔をするゴールドはそのお返しに、アタシの乳房を揉みにきた
 「ふーん、こんな風にするのか」
 「あら、ヤキモチ?」
 「んなんじゃねぇッスよ」
 そう言うゴールドだが、目にライバル意識という光が見え隠れするが見える
 「……もういいッスよね?」
 「念入りに洗わないとダーメッ」
 アタシは更に力をこめ、もう握り潰してしまうんじゃないかって思うくらいにやってやった
 それでも本当にその気があるわけじゃないので、ただ愛撫を強くしたって言ってもいい
 泡のなかで皮をかむったままむくむくとまた大きくなってくるそれを見て、色んな意味で若さを見取る
 「お、お、おぉっ」
 「このくらいじゃイけないでしょ」
 流石に3回抜いたのだ、もう並大抵のことじゃ射精感もしないだろう
 ただごしごしと強くこすられ、皮をむいて愛撫を繰り返す
 「もー大丈夫ですって!」
 「そんなにしたいの?」
 アタシが首をかしげると、ゴールドが「もちっ」と力強く返答した
 「アンタにゃクリスがいるでしょ」
 「それとこれは別ッス」
 きっぱりと言い放つゴールドはある意味男らしい
 アタシは冷水をくんで、ゴールドのそれに浴びせかけて泡を流してやった
 いきなりの強襲にゴールドが飛び上がり、アタシは笑って暖かな湯船につかる
 「ひっでぇ~! 何するんスか!」
 「いいじゃない。減るもんじゃないし」
 「減るとかどうとかの問題じゃないでしょ~!」
 どぶんとゴールドも湯船につかり、アタシと向き合う
 「う~! 冷てぇ」
 「あははっ、ゴメンゴメン」

 ゴールドがムキになったのか足を伸ばして、アタシの下の口をかかとで押し付けた
 ぐにゅりと湯のなかで潰れ、なんだかくすぐったい
 アタシは逃げるように立ち上がると、ゴールドも追うように立ち上がってアタシを壁に面した風呂のヘリに座らせた
 それから足を大きく広げさせ、ゴールドが割って間に入った
 どこから取り出したのか、その手にはローションがあった
 「……どっから見つけたの、それ」
 「ここに置いてありましたけど?」
 めざとい。とっておきのだから隠しておいたのに
 それを聞くと嬉しそうにゴールドはどばっと自らの手に中身をあけ、たっぷりとアタシの体に塗りたくった
 乳房に、乳首にしみこませるようにこねくり、膣に、アナルに流し込むように指を突っ込んでかき混ぜた
 塗りこまれた箇所が次々に性感帯に変わっていくようで、アタシは軽く達してしまう
 その変わりぶりにゴールドは二重に嬉しそうだった
 「んー」
 ひたひたとゴールドのそれが下の口にあて、ぬぷぬぷとゆっくり進めていく
 根元までアタシのなかにおさまると、ゴールドはアタシの乳房をつまんで吸い上げた
 「んぁあっ」
 ちゅくちゅくと吸われ、揉まれ、アタシはゴールドの首筋を吸い返す
 しかしそれもゴールドの体がアタシの体をこするたびに感じる快感に悶え、すぐに離れてしまった
 ざぶざぶと湯船に波を立て、ゴールドがピストン運動を激しくしていく
 そのたびに全身が震え、アタシは声を抑え切れなかった
 「ぁぁあぁあぁあぁああ……っ!!」
 「すげっ、最初から使っときゃ良かった!」
 ゴールドのそれをぎちぎちに締め上げ、アタシは悶え続ける
 なかなかイけないゴールドも苦しそうに、腰を振ってアタシのなかで暴れまわる
 ビビビビビビッと電流が背筋を何度も往復し、堪えきれずにゴールドを強く抱きしめれば、こすれてまた快感を生んだ
 どうしようもなく止まらない連鎖に、アタシはよがって果ててくれるのを待った
 「ぃ……やっ、はぁああぁぁああぁぁあぁぁんっ!!!」
 「たまんねぇッスね、もう! イイ声が響いてますよ!」
 あえぎ声が風呂場を反響し、ゴールドはそれに酔いしれている
 こいつのは包茎のくせに早漏ではなく、やけに持続力があるのを忘れていた
 媚薬配合のローションの効果でアタシもゴールドも一心不乱に腰を振り続け、快楽を求めて酔いしれた
 そういつまでもゴールドのそれはアタシのなかで動き続け、膣から溢れ乳房からへそをつたって流れてきたローションをわずかに泡立てる
 「ッふ!」
 アタシのなかで、今日一番の何かがこみ上げてきた
 爆発寸前まで、限界までこらえて快感を増やそうと歯を食いしばり、手を回していたゴールドの背中に爪を立てた
 その痛みが、ゴールドの何かまで駆り立てたようだった
 「っかァあ!!!」
 「ぃク……ッ!!!」
 ずんと腰に何かがキたかと思ったその時、ゴールドの暴れん棒が最後を遂げた
 同時にアタシの全身が痙攣するように快感で打ち震え、頭のなかが真っ白になった
 じゅぼっとゴールドのものが抜け落ち、ゴールドの上体がぐらっと揺れて湯船のなかで尻餅をつく
 そこに糸が切れてしまったアタシは、尿道まで緩んでしまったのかだらしなくおしっこが出てしまい、ゴールドの顔に浴びせてしまった

 ・・・・・・

 風呂場から疲れきった表情で出てきたアタシとゴールドはひんやりとしたベッドに倒れた
 バスタオルもぞんざいに巻いて、もうどうしようもない状態だった
 簡単に言えばあの後、どちらも動けずにのぼせたのだ
 「お風呂でヤるもんじゃないわね」
 「そうッス……ね」
 あとで風呂場を掃除しないと、ってそれはこいつにやらせるか
 元は全部こいつのせいなんだから、うん多分
 「で、仕事の話に入りましょ」
 「うーッス」
 冷たいベッドの上でごろごろしながら、アタシとゴールドは喋りだした
 その内容は全国をあっちこっちふらつきまわってるゴールドから、生の情報や噂話を聞くことだ
 中身はどっかの誰かが付き合ってるというようなものからポケモンの大量発生など、本当に幅広い
 これが結構有益な情報や取引材料になったりするので、定期的にアタシは自分の体かお金でそれを買っていた
 たいてい、ゴールドはアタシの体で教えてくれる
 この部屋は、まぁそういう客に対して使うものなのだ
 「……と、まぁ今回はこんなもんスかね」
 ゴールドがお手上げのポーズのように手を伸ばし、アタシの乳房をつかんだ
 「うーん、なんかもう少しない? こっちは秘蔵のローションまで使ったんだから」
 「あー、そう言われても……」
 ゴールドは首をかしげつつ乳房を揉んでいると、「おお」と何か思い出したようだ
 揉んでる分だけの情報だといいんだけど
 「最近、ブルーさんに騙されたとかってヤツが徒党組んでるらしいッスよ」
 「……は?」
 「なんか、警察に訴えるよりも体で仕返ししてやるとかどうの、意気込んでたッス」
 げ、それってやばくない?
 ていうか、いつの話よ
 アタシが偽物商品売りつけてたのはレッド達と会う前が殆どだし、時効にしてほしいもんだわ
 あ、ちょっと待って
 ………………ごめん。つい最近あったかも
 商品じゃなくて情報の方だ、きっと
 アタシが仕入れて、売った情報が実はガセだったことがあったっけ。もちろん、アタシもそうわかるまで知らなかった
 情報を買う側売る側としてはそれを想定して、覚悟の上でするものだが……結構自信つけて高めに売っちゃったしなぁ
 こりゃ早いとこ手ぇ打たないとマズイかも
 「ありがとね」
 「やっぱヤバイんスか?」
 「んー、まぁ、なんとか乗り切ってみるわ」
 アタシは寝転がりながら背伸びして、ゴールドの頬にキスをした
 「追加分」
 そうゴールドに微笑んで、アタシはそうつぶやいた