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レッドと。(火曜日)

エロパロ1の599~

まとめ注
 レイエ前提のレッド×ブルー。レイエのシーンを含む
 巨根・中

続き

 「おっはよー」
 「……ブルーか」
 そうしけたツラで挨拶を返す好青年
 「帰れ」
 前言撤回。駄青年に
 「いや、マジで帰ってくれない?」
 「せっかく遊びに来たのにそれはないでしょ」
 そう向こうは懇願してきたがアタシは無視して、勝手に家に上がりこんだ
 向こうは確かに困っているけれど、本気で追い返そうとしていないのもわかった
 「おーい、聞いてるかー?」
 「きれいに片付いてんじゃない」
 アタシはかまうことなく、その家の寝室に入り込んだ
 もはや家の主は聞く耳を持たないアタシを止めることを諦めたみたい
 くるりと向き合って、アタシはにやりと笑ってみせた
 「この様子だとイエローとはうまくやってるのね?」
 「な、ほんとに帰ってくんね?」
 頭上で拝み手を作り、青年はもう一度だけ懇願した
 青年の名はレッド、その恋人の名はイエローといった

 ・・・・・・

 「で、何の用で来たんだよ」
 「ちょっと様子を見にね」
 レッドがジュースを手に持って、部屋に戻ってきた
 その間からアタシは堂々と家捜しにはげんでいると、レッドがお尻を軽く蹴飛ばした
 「何すんのよ!」
 「それはこっちのセリフだ」
 アタシは文句を言いながらレッドからジュースを受け取り、ベッドに腰掛けた
 「イエローとはうまくいってる?」
 「まぁな」
 「今あの子はどこ?」
 「家に帰ってる」
 「さっさと同居しなさいよね」
 「色々とあるの」
 適当に、思いつくままに情報を集める
 しかし、レッドもまたそれを心得ているので当たり障りの無い程度に流している
 そろそろいってみるか、とアタシは一番聞いてみたかったことを口にした
 「で、イエローとはどこまでいったの?」
 「……オイ」
 それが目的か、とレッドはあきれている
 「ね、ね、どこまでいった?」
 「……」
 レッドが頭を抱えて口をつぐんでいるが、そこで引き下がるアタシじゃない
 「イエローとか、他言はしないからさ」
 「……」
 「挿入までいった?」
 「……………いってない」
 聞くまでてこでも動かないことを察したのか、レッドは観念したようだ
 ここまでくれば、あとはずいずいと話を聞いていける
 「え? じゃあ、B?」
 「違う」
 レッドはそれだけ言うと、また口をつぐんだ
 あと一押しか、とアタシがそう当たりをつけるとふと思い当たることがあった
 「もしかして、大きすぎて入んなかった?」
 BINGOのようだ。バカ正直なレッドの表情でわかった
 「更にもしかして、イエローが家に帰ったのって……」
 「それは違う! 本当に家に帰る予定だったんだ」
 レッドが割とムキになって否定するので、それは違うと若った
 イエローは現在レッドの家に通い妻、といった感じで半同棲している
 だから、いつ肉体関係を持ってもおかしくはなかった
 それでも、そういった気配を見せないので今回アタシが乗り込んで直接聞いてみることにしたわけだ
 でも、ね……まさか、そんなことになってるとは……
 「あんたのって大っきいもんねー」
 「うるさい」
 「で、どんな感じなのさ?」

 ・・・・・・

 それは昨夜のことだった
 「はッはッ」
 「レッドささッ、ぁんんっ」
 イエローがレッドの下で身もだえ、体をよじらせている
 レッドはその巨根をイエローの下の口にこするように、股ではさみこんでいる
 じゅわりとあふれ出る愛液が潤滑油となって、2人の腰の動きは止まりそうにない
 「……っ出る、出すぞっ!」
 「あ、待ってください」
 突然の静止を求める声にレッドが思わず止まり、射精も止まった
 ある程度鍛えていると、射精を腹回りの筋肉でおさえられるようになる
 整わない息遣いで、2人が恥ずかしげに話し合った
 「どうした?」
 「あ、ああの……そ、外に出さないでください」
 「え、あぁ、じゃあ口?」
 「違います! その……」
 イエローがはさみこんでいるレッドのそれを、きゅっと柔らかな太ももではさんでしめた
 「も、もう大丈夫ですから。きっと、平気です」
 「い、イエローそれって」
 恥ずかしそうに、イエローは勇気を持って言った
 「ぼ、ボクのなかに入れてください」
 「……」
 イエローが初めてレッドのそれを見ておびえた時から、今までずっとフェラか素股でやってきた
 正直言えば、レッド自身が一番怖かったのかもしれない
 それでも、イエローは恐怖や痛みよりも好きな人のものを受け入れたかったのだ
 「いいんだな?」
 「はい。大丈夫です。だって、ここから赤ちゃんだって生まれるんですよ!」
 「いや、それはなんか違うと思うけど」
 レッドは照れくさそうに、そして意を決したようにイエローを改めて押し倒した
 イエローが安心出来るように、ぎゅっと抱きしめる
 「いくぞ」
 「……はい。お願いします」
 レッドはゆっくり、ゆっくりと濡れそぼったイエローのなかに腰を沈めて……

 ・・・・・・

 「いけなかったんだ」
 「朝方まで色々試したんだけどな」
 前戯を充分に念入りにして、何度も試みたが、亀頭の先がほんの少し入るだけで終わってしまうのだという
 じっくりほぐしもしたが、これ以上は……今日は無理だとレッドは判断した
 イエロー自身が小さいこともあるのだが、それを越えてはるかにレッドのものは大きい
 ギャロップ並みというか、ハリテヤマ並みなのだ
 無理に入れるようものなら、イエローでなくともあそこが裂けてしまうこと必至だ
 「にぶいアンタらがようやく付き合いだしたと思ったら、今度はそれですか。どんだけ不器用なんだか」
 「うるさい」
 レッドの顔が心なしか赤く、照れと怒りが同居したようなものになっていた
 「じゃ、割とイエロー、ショック受けてるんじゃない?」
 「……」
 愛する人のものが受け入れられない、ということがどれだけツラいことか
 「でも、次は大丈夫だから」
 レッドは力強くそう言った
 理由も根拠もあるわけではない
 だけど、そうやってレッドは今までの強敵や苦難も退けてきたのだ
 「そう」
 アタシはふぅ、とため息をついた
 「でもさ、アンタ、中途半端で終わっちゃってキツくない?」
 「……え? あ、いや」
 「ちょっとでも膣に入って、そのぬめりやぬくもり体感しちゃって、思い出しちゃってキツくない?」 
 「それは……」
 「そんなことがあったんじゃ、どうせイエローにはフェラでも素股でも抜いてくれって言えなくて、後で自分の手で抜いてもおさまらなかったんでしょ」
 アタシの言葉にレッドが動揺を見せた
 生の味を知っているものが、生殺しで終わってしまって満足できるはずがない
 イエローは処女かもしれないが、レッドは既に童貞ではないのだ
 「そこで提案なんだけど」
 明らかに嫌そうな顔をするレッドに、アタシは一歩二歩と詰め寄っていく
 「アタシが解消してあげようか?」
 「は」
 「ね。いーでしょ。久しぶりにさ」
 「いやいやいや、駄目だって!」
 動揺し、断ろうとしているが視線はアタシの体にいっている
 「今更忘れたとは言わせないわよ」
 「いや、忘れてください」
 レッドが謝るようにするが、残念ながらアタシの体はおさまらない
 迂闊にも他人の猥談で体がうずいてしまった
 痴女と言われてしまってもかまわなかった
 とにかく、アタシは入らなくてもいいスイッチが入ってしまったのだ
 「お、お前、目が据わって……」
 「やるの、やらないの?」
 ここでレッドが誘惑に負けるはずがない
 頑なに断ってくるだろう
 だから、アタシは最終手段に出ることにした
 「えい」
 「な」
 のけぞり引き気味のレッドを無理やり押し倒し、マウントポジションを取ってからアタシは服を脱ぎ捨てた
 露になったアタシの肌にレッドは顔を背けるが、アタシはレッドのその手をブラジャーの下に隠れた乳房へと導いた
 レッドの指先がわずかに動くのを感じ、アタシはショーツを自分の手でゆっくりとずり下ろしていく
 そこでレッドのスイッチも入った、いや切れたのかもしれない

 ・・・・・・

 アタシは生まれた時の姿で、ズボンから引きずり出したレッドの巨根をその舌でなめていた
 以前よりも大きく成長したそれは今までに見たことのないようなサイズでびくびくと力強く脈打ち、アタシを圧倒させた
 レッドは押し付けられたアタシの下の口をなめる形に、いわゆるシックスナインの体勢でいた
 「んっ、はぁはっ」
 アタシの舌技にいかされないよう、レッドは出来る限り声を漏らさず腹に力をこめている
 それがせめてイエローに立てた操なのだろう
 もちろん、アタシはそんなことは知らない
 アタシは膝でレッドのわき腹を攻め、巨根と同時に刺激した
 意外に弱かったそこに攻められ腹筋が緩み、レッドはうめき声を上げた
 「ぐ……ッ!」
 「我慢は体に悪いわよ」
 そう言うアタシにも罪悪感はあった
 けれど、どうしても止まらなかったのだ
 「大っきい」
 アタシはレッドの巨根を乳房ではさみこみ、それでもなおはみ出す亀頭をじゅるりと口のなかへ飲み込んだ
 ビグンと大きくレッドの体が波打ち、アタシの下の口に大きな吐息がかかった
 そう、アタシはイエローには出来ないことばかりやっているのだ
 「も……」
 アタシはペースを上げ、より大きな快感をレッドに与えるようにした
 体は正直なもので、ビグビグッと脈打ち方が短くなってきた
 もう一息、アタシはすぐにわかった
 「もうやめてくれッ」
 レッドが叫んだ瞬間、結果的にそれを合図にしたかのようなタイミングでアタシはレッドの玉袋を強く愛撫した
 噴火のような射精が、アタシの顔や髪をドロドロに白く染め上げた
 アタシはそれをすくい、なめとると後ろの方で今にも泣きそうな荒い息遣いが聞こえた
 「頼むから……」
 「そう」
 レッドの必死な懇願に、アタシは生返事で返した
 アタシの下の口は、もう受け入れる準備が整っていた
 「止まらないの」
 アタシはレッドと向き合い、そしてしだれかかって抱きしめた
 「壊れちゃってるみたい」
 レッドの耳元で、アタシはささやいた
 「だから、もっと壊して」
 スイッチどころかブレーカーまで堕ちたみたいだった

 ・・・・・・

 アタシは四つんばいになって、腰を高くあげた
 頬を地をこするようにして、アタシは待ち続けた
 「……」
 服を全て脱ぎ去り、何もかもさらけ出したレッドがアタシの背後に立って、アタシの腰に触れた
 ドクンッ、と何かの脈動がアタシの下の口に触れた
 それから息つく間もなく、凶悪で凶暴で巨大なそれをアタシのなかに押し込んできた
 呼吸が止まった
 全身がバラバラになるような衝撃がアタシの体をはしった
 更に痛みもおさまらぬ内から、押し込め引き抜くピストンが始まった
 「ああぁあ……ッ!!!」
 感じているわけではなかった
 ただ、苦しかった
 「ぃやあぁぁああぁぁあ……っはあぁぁッん!」
 それでも体というものは不思議で、あれだけ苦痛だったものを自然と受け入れ始めたのだ
 痛みのなかから快楽を見つけると、アタシはそれに酔いしれた
 大きいだけでなく、いかに女性というものを喜ばせられるか
 それをレッドのそれはすべて知っていた
 「っはあんっあぁん……んーっ」
 上の口も下の口のようにだらしなく半開きで、閉じる間もなくだえきを垂れ流した
 ただ自分からも腰を振りだし、レッドの体をどんどんと求めた
 アタシは抵抗も出来ず、このままどんどん堕ちていけそうだった
 「ああぁああぁぁああ……ぁあッ!」
 「出すぞ……ッ」
 今まで無言だったレッドが声に出し、それをもアタシから引き抜こうとした
 その行為を、アタシの体が拒んだ
 きゅうっとレッドのそれを締め上げ、わずかに抜き出せる要素まで奪ったのだ
 今度はレッドが抵抗を試みたが、一度気を許した射精はとめられなかった
 「……ぁっはぁはっああぁあぁ……ぁあっ!!!」
 「……ぅぐ、ぁあああぁぁあああぅ!!」
 まるでハイドロポンプのような精液がアタシのなかに流れ込み、アタシも同時に絶頂を迎えた
 互いが無言で、荒い息遣いが部屋に響いた
 アタシの膣から解放を許されたレッドはそれを引き抜くと、アタシは崩れ落ちた
 おさまりきれないレッドの精液がアタシのなかからあふれ出るのを感じていると、レッドはアタシの腕を取って無理やり立たせた
 あまりの衝撃に腰が抜けてしまっていて、自力で立っていられなかった
 「ぁあ」
 レッドのそれはいまだに衰えを見せず、天に向かって力強く脈打っている
 アタシは恍惚の表情でそれを見つめていると、レッドは無言でアタシの右足を肩に担いだ
 柔らかなアタシの股はたやすく180度に開き、恥ずかしげもなく下の口を大きく広げて見せた
 レッドはそこに狙いを定め、再びアタシをど真ん中に貫いた
 「ぁッ!!!」
 体勢がきついこともあるが、貫かれた瞬間にアタシの左足が地面につかなくなったのだ
 常識はずれに太く長いそれが、ゆっくりとアタシの体は重力に合わせてそれに深々と突き刺さっていく
 アタシは泣き叫ぶようにして、少しでも痛みを和らげようとしてレッドの体にしがみついた
 するとレッドは顔を近づけてアタシの乳房を吸い上げ、なめはじめた
 思いのほかごつい手の平で、アタシの乳房を触り、可愛がる
 「ゃぁあぁぁぁあぁあああ……ッ!!!」
 ズンズンと突き上げられ、アタシは再び絶頂を迎えた
 背中がぐんとそって、レッドの首回りに絡めたつめを思わず立ててしまった
 しかしレッドはかまうことなく、まだそれを上下させ、アタシのなかに突き上げていく
 「ぁや、ま……まだイッたばかりなのぉぉッ!」
 レッドは無言で、アタシを突き上げ続ける
 アタシは何度も、何度もイッているのに2回抜いたレッドのそれは衰えずなかなかイッてもくれなかった
 液体という液体がアタシから流れ出ていく快楽の地獄が、アタシの膣も頭のなかも真っ白にした
 その優しい愛撫と激しい痛みにさいまれながら、アタシは意識が遠のいていくのを感じた

 ・・・・・・

 「起きたか」
 アタシが目を開けた時には、もうレッドは服を着ていた
 そして裸のままで精液まみれのアタシには、汚れることもかまわず毛布がかけられていた
 「悪い」
 レッドが謝ったことに、アタシは驚いていた
 どう考えても、悪いのはアタシなのだ
 「拒否しようと思えば出来た。でも、しなかったのは俺だ」
 そうレッドは言うのを、アタシは起き上がった
 「本当にごめん」
 そう頭を下げるレッドにアタシは戸惑うばかりだった
 「……イエローと別れる、とかは言わないわよね?」
 アタシはそう尋ねると、レッドは首を横に振った
 「すっごい身勝手だけど、それはしない」
 「そっか」
 少しだけアタシは安心すると、布団にくるまりながら頭を下げた
 「アタシこそ、ごめん」
 「そうだな」
 「でも気持ちよかったな」
 ほぅとひとつ息をついて、アタシはそう言った
 それから再びレッドの方を向いて、少しだけにじり寄った
 布団が少しはだけ、アタシの乳房や肌がのぞくとレッドは慌てて顔を背けた
 そこを回り込み、アタシはそれらを見せつけた
 「ね、もう1回どぉ?」
 「ヤダ」
 レッドはつんとそっぽを向いた
 「もう帰れ。お前」
 「えー、つれないなぁ」
 「イエロー帰って来る前にここ何とかすんだから」
 「じゃ、片す前にもう1回」
 「お前、人の話聞いてたか?」
 レッドはあきれながらそうつぶやいて、アタシの額にデコピンした