遙か4プレイ感想です
(昔別の所で書いていたもののリメイク版です)
ただし6人しかクリアできていません
(4プレイ中に彰紋くん(2)が気になりすぎてうっかり2を購入→4と2、二つあっても片方遊ばせることになってしまって勿体ないな、ってことで4貸し出し→更に別のところへ貸し出し という流れを踏んでしまって手元にないため)
ということで適当にキャラごとにまとめてみました。
「気になるキャラは先に」+「プレイ時間が減るように」という前提で
那岐→
忍人→
遠夜→
布津彦→
風早→
柊→ でプレイしてます。残りの二人が未クリアです。
ネタバレが気になる方は上記名前クリックですっとんでください。
那岐と忍人だけ異様に長いです。
ちなみにプレイ前に気になってた順(アバウトに)
那岐>>>カリガネ・忍人>アシュヴィン・柊>その他
6人プレイ後に気になってる順もたいして変ってない気がする
プレイ順に感想!
那岐ルート
遙か4は本当に那岐のためだけに買った(外見+高校スチル一目惚れ)ので、素直に飛びつきました。
というか那岐が好きすぎて、孤高の書プレイ時から「えっこれ那千が正史なんじゃないの??」って勝手に思い込んでたので、最初にやっておかないと変な思い入れを自分の中で捏造しすぎて後からすっごく落ち込む(よくやる)んじゃないかって気がしていたんです。
で、結論からして最初にやっておいて本当によかったと思いました。
話とか、千尋とのやりとりとかはやっぱり大好きで、大好きだったんですけど、プレイ直後(特に柊のアカシャのせいで)私の中では那岐と千尋がどーしても相当近い血縁(むしろ双子)にしかみえなくなってしまって、
(遙か2と3が極端に例外なだけで)近親カプは基本あまり好きじゃない私はこれどうすればいいの!!ってクリア後に本気で途方に暮れてしまった
なまじ最初から那千だったのが災いしたよ……反動ですごいですね、本当に手に負えないくらい落ち込んでました。
でもプレイ後半年たったので、今では血縁無し那千でもいいじゃないって思ってる!
思ってるけど、本命としては風早と三人で家族萌え!です。あえて恋愛じゃなくてもいいよっていうか、ラブじゃないけど一番大事!世界中を敵にまわしても君を守るけどあくまで友情家族愛!でも朝起こしにきたら怒る! みたいな関係が理想です。
とか言いつつ回想モードでEDをひたすら見まくったのでいまいち説得力には欠けている
話は、王国云々よりも終始那岐を救う旅をしていたような気がします。
那岐が大好きだからそれで満足なんだけど、お前ちょっと甘えすぎだろ!ってたまに突っ込みを入れたくはなった、それでも那岐が大好きなことに理由なんていらないよね!って半泣きで追いかけていたよ。基本那岐には甘いです。
あと、最初はツンデレきたー!!!!と思ってたんだけど、那岐ルートの那岐はデレがなさすぎてびっくりでした。むしろツンすぎて、時折本気で「こいつ可愛くない!!」とか思ったりもしました。
それでも最後に「船の中に大事なものを」の話を見た瞬間、「『本当は優しくしたいのに分からないんだよ馬鹿千尋!』だったのか那岐!」と納得してあまりの可愛さに、話の唐突さとか全部どうでもいいやって思った。那岐がいればそれでいい。本当に私那岐に甘すぎる。
でもそんな、現代からしたら到底無茶な不思議な世界観の遙か4が大好きです。平安源平も元を知らずに楽しかったけれど、古代神話もやっぱり知らないから遙かが元ネタ!みたいな気分で純粋に楽しい。
黄泉路の話も凄く好きでした。「帰らない」って言われた時は、そこまで本気でやる気なかったのかとびっくりもしたけど、それ以上に本当に死んだってのがびっくりだったよ。
でも誰も好きにならないのくだりはちょっと唐突だったような気がします。あーでもそれも「優しくする方法が分からない」ってことですべて片付くからそういうことでいいのかな?多分地朱雀ってそういうポジションなんだよね。
流しそうめんイベントは、サザ那岐も可愛いなあとかすっごくにまにましながら見てたんですが、ちょうどそこで那岐に「何ニヤニヤしてるんだよ」って突っ込まれて焦りました。なんでばれたの!!笑 多分誰もが通る道ですよね。
風早との協力攻撃はどうみても3朱雀ですが風早がまっとうな保護者な分、3よりも那岐の可愛さが際立ってたように見えた。可愛い。大好きだ。
忍人さんルート
正直なところ、見た順番が悪かったのもあると思うんですが、拗ねました。拗ねていいよね!?
那岐ルートはひとりで勝手に拗ねていたのは認めざるをえないけれど、忍人さんルートは本当にただ恋愛っぽさの強いRPGをやってるような気分になってました。
消化不良も甚だしかったです。
3の時にはあんまりこういう消化不良な気分にはならなかったので、じゃあ一体なんでなんだろうって一日考えていた結果、3が変だったんだと思い当たりました。
だってあのゲームって運命上書きできるじゃないですか、誰かを救うため!っていえば綺麗だし、実際やってる方はそのつもりなんだけど、冷静に考えると、幸せになるまで何度でもぶつかってるゲームだから、そりゃあ最後には必ず幸せになるよね…すっきりもするよね……
と、今更気がついたのでした。銀なんてもろにそうだよね……いやいや幸せだからいいんだけど!
3って恐ろしいゲームだったんですね。だから望美って絶対無敵!みたいなイメージがあるのでしょうか、や、それにしたっていくらなんでも強すぎ……
4の千尋ちゃんはもっとまっとうなイメージがあります、そしてもっとバカっていうか…猪突猛進度が高い気がする……可愛いからいいんだけど那岐につっこまれて当然的な?
むしろ那岐がいるからそういう子でいられるんだろうか…望美の場合は将臣も譲も頼れるようで頼れなさそうだからな……
話がそれました。
そんなこんなで、当時3と並行しながらプレイしていた上に、詳細は知らないけど「忍人EDは二つある」ことだけは知っていた私は、忍人ルートED後に当然のように運命上書きをしようと頑張ってしまいました。
いやだって最後に桜の花びら入手するじゃないですか、それ持って星空の約束のイベントまで戻れば何かあるに違いないとか思い込んでたよ。思い込むよね!?
でも逆鱗ないから! ないから……
忍人ルートはそんな感じでとても拗ねたんですが、それでも、忍人ルートEDと大団円EDでどちらか選べと言われれば、やっぱり忍人EDの方を……選ばざるを得ないです。
というか。
各キャラクターの辿る運命って、プレイヤー側でどうにかできるものとできないものってありますよね。
例えば遙か3でいくと、将臣くんが平家に世話になって還内府になってしまったのは前提としての事実で、そこから戦うか協力するかはこっちで選べる未来の話。
だから、プレイヤーとしては還内府である彼と戦う事も選べるし、平泉ルートみたいに仲間にすることも選べる、
それでも、同じくゲーム開始(宇治川)後の事象でも、彼が平家に恩返しをするという意思と結果を遮ることはできない。だから、ED後にすぐに一緒に帰ることはできない。それは過去で決められた未来だからだ。
それと同じで、忍人さんが破魂刀を手にしたのが千尋が中つ国に来た事より過去である以上、彼が代償を払うことはこちらにとっては必然で、もうどうしようもない運命であるともいえる。
しかも彼の理由は純粋だ、将臣くんみたいに「恩を返す」なんて感情論ではないし、同じ破滅キャラでも弁慶みたいに「自分の過去を清算」なんてもんじゃない。ただただ生きるために刀を手にして、ただただ生きるためにそれを振るう。その過程が葛城忍人なんだとどうしても思ってしまう、だから忍人ルートは悲しいけど、悲しいんだけどあれがなければ忍人さんとは思えない……
ただ、生太刀になった意味が全く分かんないんだけどね!!(と、他の方の語りを見て気がついた)
大団円EDも大好きです。あれは本当にプレイヤーにとっては救いで、あれが無ければ拗ねてるし、あの笑顔は大好きなんだけど、あれはやっぱりifであってほしいけどしんでほしくだってないよ!! と複雑だけどあのEDスチルが多分今のところ4で一番好きです。
いやだって忍人さんが笑ってるのが嬉しくて嬉しくて……笑顔が嬉しい率でいったら那岐を軽く超える……普段笑わないひとが笑うとこんなにときめくのか!!!と実感でした。
なにか大事な約束をした気がするっていうあの流れも切なすぎて勿体なさすぎる。大好きです。
最初はただ、真面目でまっすぐで可愛いなあ!の印象だったんだけどな……何かの拍子に空白の5年間を考えてから泣きそうになった、
だってどん底でどろどろの橿原国で、風早も柊もエイカもいなくなっちゃった中、5年間もただひたすらに命を削って頑張っていたんでしょ? それ考えると、本当に幸せになって!!! と、思わずにはいられない。登場人物たちの中で彼は誰より被害者……だと思う(ちょっと弱気)
ところで、星空の下で約束する天秤のところで刀云々の話になった時に、EDを見るには確か破魂刀を禁止しない方向にしなきゃだったと思うんですが、
(ここで忍人を止められないところが千尋の性格なんだよな〜とも思いました。そんな忍千が大好きだ!)
ここで破魂刀使わないで!ってお願いすると、最後までついてきてくれる、けれど恋愛にはならないで主従関係のみ、っていうBADENDが見れるんですよ(故意じゃなく本気だったのに見てしまった…笑)
それも好きです。
というか、「王としての資質」って言葉が好きで、どういう事なのかなあってずっと気になってます。愛する人を救うために彼の意志を捻じ曲げて(でも命令という刃は無しで)でも生かす、それが王の資質なんでしょうか。
で、王となった千尋には臣下として手は出さない忍人さんって話なんでしょうか。そんなすれ違い主従もいいですよね。
(もしかして、生太刀を手にした筈の忍人さんが最後に命を取られるってのは、千尋の「王としての資質」と対みたいな感じで、将軍であることを選んだ忍人さんの宿命?みたいなもの??剣を捧げるに足る王???なのかなとか凄く後から思ったんだけどいかんせん記憶が遠すぎてよくわからない、すみません)
忍人といえば同門なんですが、同門の絆は五条の縁並みのものを期待してたので足りなかったです。(それは無理すぎる)
はばりひこ大好き忍人と柊の関係も萌えなんだけどあの二人どっちも受けっぽいから勿体ないと個人的に思う。
むしろそれを見守る傍観者という名の姫バカ風早の立ち位置がおいしいよね。
遠夜ルート
遠夜は、那岐と忍人さんの間にこそこそとイベント進めてたせいもあると思うんだけど、ほのぼので癒されてました。最後まで和みっぱなしだった!
千尋の後ろをついてくるだけだった遠夜が守ってくれたのは嬉しかったけど、どっちかといえば仲間たちと仲良くなってる遠夜の方が嬉しかったよ。
勿論アシュヴィンとの逸話も気になったし、サザキたちと遊んでるのも楽しかった。
特に蒼穹組をもっと見たかったな、あの三人、ちぐはぐすぎて楽しいです。
最後に森の仲間たちに助けられてるのとかも遠夜らしいなと思いつつびっくりしました。そう来たかって感じです。あれは燃えだった
とはいえ、遠夜は癒し系を装っておきながらさらっと愛を伝えまくってるあたりが凄かったです。たまにスチルの顔がエロくてびっくりしました。するよね!? ナチュラル自然体最強すぎる。大鎌も可愛すぎる。
それと、龍に生け贄、とか、なんか凄い話だなーとか思いつつ眺めてたんですが、遙かって元々がそういう話なんですね。4の後に2をやってから知りました。
3の龍神しか知らなかったので、4の白龍酷いよ古代怖いよーとか思ってました。納得だよ。
納得したので、遠夜ルートはもう一回やり直したいです。実はいけにえの話、あんまりにも唐突過ぎて全く感情移入ができなかったし、そもそも遠夜ルートは分割してやりすぎて話がよく分かっていないのが悔しいんだ!
ところでここ三人未だに「恋愛しちゃいけません姫様」設定が前面に出てなくて、それをちょっと楽しみにしていた身としてはやる順番間違ったのかなーとか思っていた
話としては三人とも(特に前二人)大好きなんだけどどっちかといえばRPGだと思うんだ!
(今となってはそこが好きなんですが)
布津彦ルート
……などと、遠夜ルートで思っていたらきたきたきた!!!
破廉恥言うわりに布津彦ルートはいちいち距離が近すぎて見ててドキドキするじゃないかー若者めーとかほのぼのしてた矢先に、恋愛全否定された!!!ふっつんお前!!!
布津彦は、実は最初全く好きじゃなかった子です。
疑似猫耳と槍は可愛いなーと思ってたんだけど、私の千尋(の選択肢)がとても偽善姫様だったせいで、何喋っても「さすがです」とか言ってキラキラキラ〜っと星が出てきていたので、なんだろうこの九郎と譲の悪いところ持ってきたみたいなキャラ、とか相当酷いこと思ってたんですが、
本当に一生懸命なところとか、優しいところとか、兄のこと気にして人一倍努力してたとこととか見てきゅーんとなりました。兄否定は布津彦だからできたことだ。
その上破廉恥とか言いだすからこいつ可愛いなあーとか思ってた直後の、武人として生きます発言だよ!
姫様逃げられたよ!! 楽しすぎるにも程がある!
びっくりもしたんですけど、でも彼の悩みはもっともで、彼の選択も、常識考えれば全く正しいと思えるわけなので、そこに付け込む狭の君にはプレイヤーとして清く正しくイラっとしつつ、
でも、そのお陰で最後に一生懸命頑張って答えを出してくれてとても嬉しかったです。
千尋とどうこうよりも、お兄さまのことを分かってくれたのが嬉しかったです。
……完全に主人公入れ替わってましたけどね(笑
EDスチルも可愛かったなー! 手を取り合った同年代恋愛可愛かったです。なんだかんだで遥かは同年代恋愛が見ていて落ち着きます。
大団円の可愛さは異常!!! ちょっ、平和になったら本気出してきたな!っていう。
あと、個人的に2のイサトで勿体ない!と思っていた所が色々でてきてて嬉しかった。同年代とか荒れすぎる庶民の現状とか身分違いとか自分に対する葛藤とか周りとの友情とか。
風早ルート
3の先生と同じで最初はただの保護者だよねって印象だったり、
1周目の最初にフラグをへしおったせいで恵が全く入らなくて戦力にならなかったり、
(だって「俺を見捨ててくださいね」とかなんとか言われて「はい」なんて言えるわけないじゃないか!!ばかはや!)
那岐に夢中すぎたせいで延々と空気扱いだったんですが、
途中で千尋大好きすぎる彼に気がついてからはずっと攻略したくて仕方無かったです。すごい親馬鹿すぎる…あれに5年もつきあってた那岐に同情できる…
勿論同門的にも楽しみにしてました。特に同門三人で方向が全く違って楽しいじゃないですかー、なのでそっちも楽しみだったんだ!
結果としてとても好みな話でした。ベタっていえばベタなんですが、姫様が姫様なんだなっていうのを一番実感できたので満足です。
特に、風早ルートって、なんとなーく独特のテンポや雰囲気があるような気がしてるんですよ、時間がすごくゆっくりしているような。それが凄く好きでした。
元々声優さんに詳しくないので、井上さんキャラも片手で足りるほどしかしらないんですが、
たぶん風早が一番好きな井上さんキャラになるんじゃないかな!って予感がするくらい好きでした、その雰囲気が。いいなあ〜!
悲恋なのは寂しいけどもうひとつエンディングあるっていうしね!
あと風早ルートで那岐がいっぱい喋ってくれたのも嬉しかった! なんだかんだで風早に関して那岐が出張ってくれるのが嬉しい。
あとこの頃にはだいぶまったりプレイが板についてきて、最初の頃は本気で落ち込んだりへこんだりしていたものですが、
ここへきて遙か4の世界観になれたのか、凄く楽しくなってました。一日数時間プレイ楽しいですね!
特に遙か4、主人公姫様だからみんな無条件で褒めてくれるしね。風早柊には本当に癒されたものです。
柊ルート
最初は三木さん版弁慶?とか思ってたんですけど、なんだろう、それをはるかにしのぐ変態臭が漂いすぎて、とにかくもうネタ的に気になって仕方なかったです(すみません…)
でも弁慶さんと比べるならば、彼よりは人間味がありそうだなー程度には思って楽しみにしてました。
そしたらざくざく過去話がでてきて、びっくりです。過去の話はもっぱら風早が最後にばらしてくれると思ってたんだ!
昔は一緒だったけどなんかしらの理由で違えてしまった昔馴染みっていう集団が大好きで、それで同門も好きなんだけど、柊の場合はやはり姫様たち絡みで寂しくなってしまいます。
取り残された主犯てなにそれ。しかもすべてお見通しの上での犯行なんだよ、結果を知りつつ上手くいって欲しいっていう幾許かの願いを込めて挑んだのに結局運命にあっさり負けて友達を失うとか、なにそれ切なすぎるにも程がある。
そんな前科があるせいで、なにより宿命が一方的かつ絶対的すぎて、全く誰にも喋れなかったのにそんな姿微塵も見せないし!
なんだろう、うまくいえないけど柊は絶妙なキャラですよね、
未来を作る人なのに過去に縛られてて、たぶん本人が優しいからだと思うんですが、意志も目的もはっきりあるのに、それが彼自身の幸せかと言われればとても微妙で、まるで亡霊のように曖昧に生きてるのに、半端に皆に縛られてるところに惹かれるのでしょうか。何言ってるのかよくわかんない。
とりあえず、彼は多分もっと合理的に生きることができたと思うんだ、でもそれができなかったり、選べなかったりしたところが凄く……「白い龍を呼び出す貴方が見たかった」がその全てだよね。その台詞がすんごい好きです。
最後は呪縛から解き放たれてよかったね、だったんですが、とはいえ変態だという印象は全く覆りませんでした。えっそれが柊の魅力なんじゃないの??
ざくざくやりすぎてED後の柊がどうなったとかその辺まだよく分かってないんですが、忍人さんと並んで幸せになってほしい人です
風早と三人で末永くお茶とか飲んでいて欲しいです。真風早ルートで実現しないのかなー
アシュヴィン
アシュヴィンはまだクリアしてないんですが、今のところとても空気キャラです。
プレイ前は結構気になってたんだけど、どうも印象が良くなくて、百合の谷に連れてかれた時とか本気で「なにこいつ軽すぎる」と思ったものでした。
でも政略結婚って情報を手に入れて俄然やる気。更に「ごめん」のイベントをちらっと見せてもらってますますやる気。百合の谷のイベントの印象もがらっと変わったよ、ブラックサンダーも買いに行っちゃうよ……
遙か4って全体的にまだ何かあるの!?えっまだ何かあるの!? はらはらするって印象のゲームで、アシュヴィンも例外ではなさそうで楽しみです。
サザキ
やっぱりEDは見てないです
好きでも嫌いでもないキャラなんだろうなーが第一印象、関さん最高!がその次の印象だったんですが、気付けばじわじわ好きになってました。
特別!とか一番! じゃないんだけど確かに好きっていう。
だってすんごいフリーダムですよね、戦闘の掛声とかありえないよね! どうしてもヒノエとか九郎と比べてしまうのですが、そこに対して思った以上に駄目なキャラ(褒め言葉)で、でもそれゆえの那岐との絡みは可愛い〜!!
個人的には忍人さんに無茶苦茶怒られて欲しかったです。騒がしい、とか斬られる勢いで怒られて欲しかった! そんなイベントないのかな?
あーでも見た目強そうなのに戦闘力低いのは意外でした。もうちょっと強くてもいいのにー
……ていうか多分、遙か4は異様に強すぎな人が三人くらいいるから相対的に見劣りしてるだけなんだよね。あの三人は卑怯です。うち二人は気付いたら倒れてるけど、卑怯です。
【総括】
今のところ、那岐が好きだからってわけじゃないんだけどやっぱり那岐ルートが好きです。
5章ラストのスチルがすごく好きでもうそれだけで那岐ルートは十分だったんだ、ってのと、
那岐関係なく世界観が楽しかったので、本を読むような感覚でもう一回普通に見たいんだ!
組み合わせ的に一番好きなカップリングが布千で、話的に一番好きなのが忍千。他の(クリア済み)4人はどっちかといえば非恋愛の関係のが好きなような気がします。
BL系は嫌いなわけないけど(当たり前だ!)今のところ「これ!!」ってカチっとはまるものはないなあって感じです。でも忍人那岐柊アシュヴィンあたりならきっかけがあれば一瞬で恋に落ちると思う(これ書いてる今日現在はアシュ那岐が若干気になる、あいつら会話かみ合わなさそうすぎるじゃないか)
遙かは、2があんなにも丸く収まりすぎだったのに対して、3と4は殺伐とした戦いものなんですが、
それでも4の悲愴さはすごいものがあるとおもっている。
3でもみんな死んだり死にかけたりしたけれど、八葉として怨霊を滅する戦いの中で死にかけている人はそうはいない、譲と先生、あと銀くらいなものだ。(九郎や弁慶は自分のせいで勝手にピンチになってるし)(十六夜景時さんは更に例外だ)
対して4はそうじゃない。そもそも死にかけてるキャラは少ないけど、死線をさまよったキャラ(忍人、柊、那岐5章)が例外なくどうしようもない理由で死んでいるんだよね、
忍人は刀を持たなければもっと前に消えていた、柊は他のアカシャを選ぶことが多分できなかった、那岐だって常識でいけばあれが最善(まさか風早とアシュヴィンでどうにかできるなんて誰が思う?)
そこが、中つ国の奪還がどれだけ大変だったか、龍神というものの力がどれだけ巨大だったのかをこちらに知らせてくれるわけで。
遠夜だってラスト、謎の皆の力があったからどうにかなったわけであれがなかったら多分死んでいた(そして皆の力は神の力だ)
4キャラはそこがとても怖い。生と死が隣り合わせすぎて誰もそんなことを深く考えていない、九郎(や弁慶)でさえ「源氏(あるいは平和)の為に死ぬのは構わない」と明言する程度であるのに、4はそれすらない。武人である忍人も布津彦もそんなことを語ってない。
それは避けているとか逃げているとかじゃなくて、当たり前にそこにありすぎて誰もそんなことを深く悩んでいない、っていうか。死ぬことなど些細なことである弁慶とは間逆の考え方なんだと思う、語られる間もなく当たり前に生きたいんだと思う。千尋も含めてあまりにも純粋な戦いの世界なのが怖くて、悲しくて、どこか美しい。
そんな世界観が遙か4は本当に大好きです。
大好きだから早く追加ディスク出してくれ!!
恋愛シミュレーションじゃなくてRPGでもいいよ!!!
(NOV/2008-JUR/2009)