http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/anime/hellsing/images/news/hey_president.jpg
ミクシィに掲載したパロディですが…w
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「社長」
その声は凍えるように男に突き刺された。
その指は指すように男の表情を支配した。
小さな映像製作会社の名ばかりの社長を務めるトバルカインは。
迫りくる美貌を前にして。
額にたっぷりとした汗と深い皺を刻んで身を竦ませている。
「今日こそは払って頂かないと、私も店もやっていけませんの。」
顔には大嘘ですと堂々と書いてある。
ここは気さくで紳士な老バーテンと。
絶世の美しさを誇る女主人である彼女が客をもてなすこじんまりとしたクラブ。
「ヘルシング」と銘打たれた店ではあるが、多くの常連たちは店の銘よりも何よりも。
女主人の美貌とバーテンの淹れる酒のみを楽しみに毎日通うのだ。
「今度、…いや、次こそは…次こそは、払うからっ!!!」
トバルカインの悲鳴とも付かぬ声の後ろには。
ラジオから流れる軽快な「ジングルベル・ロック」。
「次は…いつなのかしら…。」
艶やかな唇が、トバルカインを誘うように質問する。
-ひい-
と、トバルカインは女主人の笑顔を見て絶句する。
今日の彼女は機嫌が頗る悪い。
それもそのはず。
彼女が毎夜、呪詛のように睦言を漏らす亭主が。
今夜だけは戻らない日だった。
だが、それを知っていて常連達は足繁く今夜も通ってきた。
年に一度しか見られぬ、この女主人の真なる美貌。
戻らぬ亭主を心配してか。
子持ちの人妻である聖母マリアにすらも嫉妬するような、不安げな怒りを孕んだ美貌が。
普段では見られぬものとして常連達の密やかな楽しみですらある。
今夜は老バーテンもオーナーの「お嬢様」のつきそいで旅行へ出かけているし。
アルバイトの金髪の少女もクリスマスだからと店に顔を出していないし。
いつもの暗闇に陣取った常連たちは、今年の子羊と相成ったトバルカインに感謝しつつ。
その美しさを惚れ惚れと堪能するのだ。
「わかった…わかったよ、ママ。」
生唾をごくりと嚥下して。
トバルカインは震える指先をポケットに忍ばせる。
そこにはなけなしの札が三枚程。
ツケの代金には程遠いにしろ。
このままこの女主人に嫌われて出入り禁止になるよりよっぽどマシだと云わんばかりに。
そろりと差し出した。
「あら、ちゃぁんと持っているじゃぁない。」
ふるりと紅の瞳が揺れる。
その妖艶な美しさを間近で見れたのならと。
トバルカインは痛い出費を忘れてしまう。
いつのまにやら、ラジオの曲はしっとりと「ホワイト・クリスマス」。
今頃、亭主は本部のセレモニーの裏方で慌しく走り回っていることだろう。
「今日は、クリスマスですものね。」
本当は、亭主がいないクリスマスが嫌いだろうけども。
彼女は常連達の為に。
新しい酒を注ぎはじめた。
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久し振りだったのでちょっと暴走しますたwww
ネタはありがたくもmao様より頂き、妄想の彼方へ旅立ち帰ってきたらこんなもん携えてたという奇跡の産物。
ミクシィでも予告しましたが、年始のお年玉企画発動中。
もちろんネタは姫初めwww
いいなー、堂々と「姫初め」とか書けちゃうとこがいいよなーwww
ちなみに設定ですが
常連はミレニアムの方々とワイルドギースの方々。
トバルカインは筆頭。隅っこの方にバレンタイン兄弟がいたりします。大尉は黙々と酒を呑んでるだけ。
たまにドクがやってきて怪しげなカクテルを自作して撃沈したり。
少佐は滅多に来ませんが、執事が練るココアが大好き!!!
ワイルドギースの面々はにぎやかに呑んでにぎやかに撃沈。
隊長さんがたまに奥の方へと悪さをしに行くのですが、執事にやんわりと止められます。
アルバイトのセラスちゃんは奥で皿洗いをしてます。
ウブな子なので接客はしません。
オーナーのインテグラお嬢様は2階で別の会社のお仕事をしたりしています。
執事の部屋も2階にあります。
亭主は近くの教会の神父をしていますw
孤児院も一緒に経営していて、経営の一切は本部にまかせっきりですwww
夜中近くに女主人の元へ帰ってきて朝早くに教会へ出勤します。