突然ですが問題です。

一:KOTO様の絵がすべてエロ絵にしか見えない

二:KOTO様から18禁はダメ、と釘を刺されている。

この場合私はどうすれば良いでしょうか?

答えの選択肢を三つ上げます。

この中からもっとも適切と思われるものを選びなさい。

@・無理をしてでもエロではないものにする。(リスクはありませんが仕上がりに影響が出ます。)

A・KOTO様の言いつけを破る。(ハイリスクですが書きやすいでしょう。)

B・蒼來様のリクエストを完全に無視する。(ローリスクな上好きなものがかけます。)


私が選んだ答えはこれです。→
やあってやるぜ!!


エヴァンゲリオン・パラレル

戦いに疲れたものたちにしばしの休息を。




海に行きたい。

突然アスカがそんなことを言ってごねた。

それ自体はいつものことで。

これといって驚くようなことではなかったのだけれど・・・・。

彼女が僕と二人で行きたいって言ったのには驚いた。

普段ならそんなこと絶対に嫌がるはずなのに・・・。

いったいどういう風の吹き回しだろうか?

本人に言わせたら「泳げないシンジにこのアスカ様が泳ぎを教えてやろうってんだから感謝なさい。」

ということだった。

けどそれにしたってNERVのプールでも使えばよさそうなものだけれど。

彼女は海で泳ぐのだといって譲ろうとはしなかった。

なんでもEVAに乗って泳ぐことがあるとしたら海の中しかありえないから、らしい。

そんなものかな、と思う一方でやっぱり変だ、という思いはぬぐいきれずにいた。

彼女はそもそも僕がEVAに乗っていることを快く思っていないはずなのに・・・。

けどそんなことを言えば結局殴られるのは僕だろうから黙っていた。

それに、下心が無かったか、といわれればあった、と答えなければ嘘になる。

そういう感情を欠片も感じずにいられるものがあるとしたらそんな人は仙人にでもなるべきだと思う。

それぐらいには魅力的なのだ。

惣流=アスカ=ラングレーという人は・・・。

確かに多少性格は悪いかもしれないけど・・・それを補って余りある美貌を彼女は備えている。

結局僕は一泊二日の旅行を計画した。

ミサトさんが無理を言って上層部に通してくれたおかげで近場ではあるものの旅行のプランは何とか通された。

だから・・・はっきり言って僕は今のこの状況をなんともいえない感慨を持って迎え入れていた。

アスカと二人っきりで電車の中に座っているという不思議な状況。

絶対にありえないと思っていた状況。

どうせ海に着いてもしごかれ通すだけなのだろうけど・・・。

だからこそ今のこの空間を楽しんでいたかった。

周りに席はいくらでもあったけれど彼女は4人が向かい合って座るための席で僕の前に座っている。

日本語でも英語でもない背表紙の着いた本(たぶんドイツのものだろう)を開いているが彼女の心はそこには無いのだろう。

窓の外を眺めながらいつに無く饒舌に話しかけてくる。

こんな彼女を見たのは初めてだった。

普段の刺々しさは無く自然な14歳の少女としての彼女がそこにいる。

それはまるで天使のように・・・。

「何考え込んでるのよ、シンジ。」

「うわっ!!」

突然アスカの顔が目の前に現れた。

「あんたまたぼおっとしてたわよ?顔も赤いし・・・ほんとに風邪でもひいてるんじゃないでしょうね・・・。」

「大丈夫だよ。そんなんじゃないって。」

「じゃあ何考えてたのよ・・・。」

「何でアスカにそんなこと教えなきゃならないんだよ!!」

教えられるわけが無い。

「別に良いじゃない。教えてくれたって。」

頬を膨らませる。

だが、予想していた追撃は無く彼女は窓の外に目を戻した。

ほっと息を吐き出し、僕も持ってきていた音楽関連の雑誌へと気を戻した。

今もし使徒が攻めてきたとしても、僕は町に帰ろうとはしないだろう。

そうするだけの価値が今のこの瞬間には十分にある。

和やかで、清らかな時間・・・。




「ンジ・・。」

どこからか声が聞こえる。

「きなさいってば、こら・・・。」

がくがくと身体が揺れる。

・・・うん、くびがいたい・・・。

「もう、おきなさいってば!!次の駅で降りるんでしょ?!」

次?・・・ああ、もう着いたのか・・・。

どうやら電車で揺られている間に眠ってしまったらしい。

寝ぼけ眼をこすりながら窓の外を見ると景色が完全に一変していた。

手前に砂浜が広がっていることを除けば後はすべてが青。

空と海がどこまでも広がっていた。

「次は〜○○海岸前〜」

独特の間延びした場内アナウンスが流れる。

同じ客車に乗っていた数人の客が立ち上がった。

いつの間にか大勢乗っていたものだ。

きっとみんな一般の海水浴客なのだろう。

子供連れやカップルが目立つ。

「ほら、早く仕度してよ、シンジ。」

アスカが自分の荷物を小脇に抱えせかす。

大きい荷物はすべて残しているのはご愛嬌、といったところだろうか?

(・・・・・・まあ、悪くは無い・・・。)

少なくとも、以前よりは進歩しているのだから・・・。

「早く早く。」

待ちきれないのだろう。

うずうずしているのが手に取るようにわかる。

僕が大きな荷物を方に背負い込みながら立ち上がると彼女はすぐさま乗降口の前に並んだ。

(傍から見たら僕たちもカップルに見えるだろうか?)

周りのカップルを見ているうちにそんな考えがわきおこった。

そんな思いを抱いていることを知ったら彼女は怒るだろう。

それでもぼくは・・・。

ぷしゅっ、という音とともに電車の扉が開いた。

同時に周囲の人たちが外へと出て行く。

それに合わせて僕とアスカも外に出た。

車掌に切符を渡し、駅の外に出る。

心地よい潮風が吹きぬける。

お盆を過ぎてしまい少し海水浴には遅いシーズン。

だけど、海岸にはたくさんのパラソルが立てられていた。

海の家もまだ開いているしそれほど混んでいないことを考えると儲けもんだろう。

「早く行こう、シンジ。」

見るとアスカはすでに海岸のほうへと走り出そうとしていた。

「ちょっと待って、さきに旅館のチェックイン済ましておかないと・・・。」

「ええ〜。後で良いじゃない・・・。」

「海は逃げないから。それに先に済ましておかないと晩御飯抜きになりかねないし。」

「それはちょっと困るわね・・・。」

アスカの頭の上にある上皿天秤が見えるようで少し笑えた。

「でしょ?何なら先に泳いでても良いけど・・・。」

「あんた私にあの中で迷子になれって言うの?」

アスカが後ろの海岸を指差しながら言う。

・・・まあ、確かに・・・・。

いくら人が少ないとはいえあの中からアスカ一人を探し出すのは大変そうだ。

「ほら、そうと決まればさっさと旅館に行くわよ。部屋はもうとってあるんでしょう。」

「うん、ミサトさんに任せてあったから大丈夫だと思うよ・・・。」

「ミサト?・・・あんたミサトに任せたの?」

「え?・・・うん・・・。」

何かまずいことでもあっただろうか?

そう考えたところで行き着く答えがあった。

たぶんアスカもそのことを懸念しているのだろう。

「ま・・・まさか・・・いくらミサトさんでもそんなことはしないと思うよ・・・。」

「そ、そうよね・・・いくらミサトでも・・・ね・・・。」

乾いた笑い。

そして、その懸念は旅館に着いてすぐ、現実のものとなった。


「はあ?一部屋しか予約されてない?」


アスカの声がフロントに響く。

案の定、というべきか。

ミサトさんは一つしか部屋を予約していなかった。

「あの、今からでも二部屋に変更できませんか?」

「なにぶん予約がいっぱいなもので・・・。あ、でもこう見えても防音はしっかりしていますので・・・大丈夫だと思いますよ。」

女将さんの頓珍漢な答え。

何が大丈夫なのかまったくわからない。

結局新しい部屋は取れず、仕方なく部屋に上がってみたがそこは想像以上に狭かった。

新寸法の間取りで6畳。

荷物を置くと、寝るスペースはかなり小さくなる。

「・・・・・・・・・・。」

黙り込むアスカ。

怒っているだろうか?

(いざとなったら野宿でもしよう。)

そんなことを考えているとアスカは溜め込んでいた息を一気に吐き出すような大きなため息をついた。

「はあ・・・まったく・・・なんであんたはあれに頼むかね・・・。攻めてリツコあたりにしておけばこんなことにはならなかったでしょうに・・・。」

女将さんの目の前でぶつぶつと愚痴を言う。

「あの、いやなら・・・。」

「良いわよ、別に。初めてのことってわけでもないしね・・・。」

僕の答えをさえぎって帰ってきたのは意外な返事だった。

きのせいだろうか?

僕にはその口元が微妙につりあがっているように見えた。

(アスカ・・・笑ってる?)

そんな風に見える。

口に出しはしないけれど・・・今のこの状況をむしろ嬉々として受け入れているように・・・。

これは・・・錯覚?

僕自身の傲慢?

それとも・・・。

「早く行こう、シンジ。日が暮れるよ。」

着の身着のままで飛び出していく。

下に水着を着込んでいたからか、そのほかにはわずかなタオルなどを持って行っただけだった。

その後を女将さんから借りたパラソルやシートを背負って突いていく。

青い海、潮風、白い砂浜、きれいな女の子。

理想の環境だろう。

これ以上の幸せを望めばきっと撥が当たる。

それでも僕は心のどこかで、これ以上のことが起こるかもしれない、という予感を捨てきれずにいた・・・。







あとがき


これで終わり?・・・いえいえ、これはプロローグに過ぎないのですよ。・・・多分。

ちなみにこれの続きが書かれるにはいくつかの条件があります。

1.蒼來さまがKOTO様から「18禁」「中篇作品」の二つのコマンドの発動許可を取ってくださること。

2.作者が妹と会っているところを親に見つからないこと。

3.作者の自由時間がもう少し増えること。

以上です。

2番と3番はこっちの都合なので蒼來様が1番のコマンド発動許可を取ってくだされば自動的にミッションはスタートします。

ではまた。

一応選択肢(形式を変えます)

1.神々の旋律

2.パラレルシリーズ

3.ガンダムもの(U.C.系)

4.SEEDもの

5.デモベもの(研究期間が必要です)

6.ナデシコもの

7.月姫もの

8.オリジナル(短編・中篇のいずれか・ジャンル指定必須)

9.その他

(なお、3.4.5.6はカップルを指定してください。)

7は(多分)ダーク系の長編になります。完成度は高くなるでしょうが苦手ならばお控えいただくよう・・・・。

そ・れ・と、ここで10tハンマーを振り上げていたら次の感想のところってどうなるんだろう・・・。(ワクワク)

蒼來の感想(?)
はっはっは・・・そんな手に乗る
ゴン!!・・・(沈黙
鈴菜(仮)「バッチリ期待に答えてるじゃあないか(苦笑)」
観月(仮)「避けたつもりが当りに逝ってますわ(笑堪中)」

・・・ってお前らが誘導した結果だろうが!!
(流血中)
なんだその
チェーンソードリルは!!
鈴菜(仮)「んーやはり期待には答えないといかんから、振り下ろす場所への誘導の為攻撃する道具」
観月(仮)「一度でいいからコ○バ○ラ○ス○ンを・・・」
おい・・・観月(仮)、其れやるには体重550tが必要だぞ?(マテ
鈴菜(仮)「んなこと言ってないで感想に入れよ」
観月(仮)「パラレルシリーズ初めてのEVA。しかも蒼來の好きなLASですわ」
うむ!!しかも続き物!!だが・・・
鈴菜(仮)「KOTOさんの許可だね・・・18禁があるらしいから」
観月(仮)「確かパラレルを書いていただく時にKOTOさんに問い合わせたはずですわ」
うん、その時のコメントはね「ただし、18禁はダメです。
理由はショートでは済まなくなるから。」つうことで不許可・・・
鈴菜(仮)「無理だな」
観月(仮)「無理ですわね」
・・・ううう、もう一度問い合わせてみるねヽ(TдT)ノ
鈴菜(仮)「次は4番でお願いな」
観月(仮)「相変わらずSEED好きな管理人の為ギャグでいいからお願いしますわ」
んじゃあこの辺で・・・
鈴菜(仮)「待て、まだ聞きたいことがある」
え?何?
観月(仮)「先週の煉獄さんの感想時の質問ですわ」
・・・覚えてたか・・・(−−;;;;
鈴菜(仮)「ああ、はっきりとな(怒)」
・・・秘儀!!フェードアウト・・・( ̄∇ ̄ ;( ̄∇:;.:... ( ̄:;....::;.:. :::;.:.::;.:...
観月(仮)「逃がしませんわ!!(エターナル&ドムトルパー発進)」
鈴菜(仮)「待てーーー(イザナギ&ムラサメ発進)」






観月(仮)「ああ、一言忘れてましたわ。今回の作品はダークパラサイト様の妹さんが書いたものですが、今までも共同作業だったらしいのでそのままダークパラサイト様のお名前を使わせて頂きました。ただ感想はメールではなく掲示板でお願いしますわ」