ガイ「結構揺れるな……」

ルーク「う〜、そろそろ気持ちわりぃ……」

ガイ「こんな狭い所で吐くなよ、頼むから」

ゴトッ ガタンっ

「はうっ!?」

ティア「きゃっ!?」

「は、はう……うぅ……ティア、ティア、ギブ。
ぎぶあ〜っぷ……たしゅけ……て……
胸に、胸に……殺ひゃれる〜っ」

ティア「ご、ごめんなさい……
すぐに退くか……ら…………」

ガタッ

「ふぐっ……」

ティア「ひゃう……」

ガイ「……」

ジェイド「おや、これは羨ましい」

イオン「?」

ジェイド「ティアがにしていることは、
いわゆる『パフパフ』と言いまして……
男のロマンと言いましょうか……イオン様にもいずれわかる時が……」

ガイ「こらこら。アホなことを純粋な少年に吹き込んでないで、
二人を助けてやってくれよ。
俺はこの通り、女性に触れられないからな」

ジェイド「ふむっ」

げしっ

ガイ「ふおっ!?」

&ティア「きゃっ!?」

ガイ「……〜〜ひっ!?」

ティア「が、ガイ?」

「暴れ……ない、で……って、やんっ!?」

ティア「!? 変な声を――――――」

ジェイド「おやおや、ガイは羨ましいことをしていますね」

ルーク「つーか、助けてやれよ。
そのうちガイが窒息死するぞ」

ジェイド「いえいえ、女性の胸に挟まれて死ぬのなら、
男としてガイも本望でしょう」

イオン「ははは……」

ガイ「(ふごっ〜〜っ!? 笑ってないで助けろよっ!!!?)」