ガイ「さすがに……6人で荷車に潜り込むとなると……狭いな」

ルーク「土くせぇー」

ティア「しっ! 静かにして! 神託の盾に見つかってしまうわ……」

「……さすがに息苦しいかも……って、ひゃっ!?」

ティア「? どうしたの?」

「……今、わたしのお尻触ったの誰?」

ティア「……」

ルーク「なんで俺の方を見るんだよ」

ティア「ガイは女性恐怖症なのよ。
他に疑うべき相手は――――――」

ルーク「ジェイドかも知れないだろ」

ジェイド「すみません。
たとえどんなに体つきが良かろうとも、子供に興味は――――――
おや? は……見た目ほど若くはないようですね?」

「? ガイよりは年上ですよ?」

ガイ「へっ!? そーだったのか?
って、ジェイド。
女性に年齢のことを――――――」

「あっ! また……」

ティア「? ……大佐、まさか……」

ジェイド「私ではありませんよ。が守備範囲なのは解りましたが、
さすがに痴漢行為に及ぶほど、飢えてはいません」

イオン「すみません。
わざとではないのですが……僕の手が当たってしまったようです」

ティア「あ……そうなんですか?
えっと……イオン様なら……いいのかしら?」

「そこで、どうしてわたしに聞くの?」

ティア「だって、の……お尻だし」

「まあ、イオン君なら不可抗力確定だし、問題なし?」

イオン「お騒がせして、すみません」