「できました〜」

ルーク「飯だ、飯だ〜！」

ティア「そういえば、が料理をするのは初めてだったわね。
どんな料理を――――――!?」

ガイ「いや、見た目はちょっとユニークだが、味はきっと……」

イオン「？」

ルーク「……たしか、今もってるレシピって、
パスタとおにぎりだったよな」

ティア「……そのはずよ」

ガイ「ちょっと……これは、パスタにも、おにぎりにも……」

イオン「でも、味は悪くはないですよ？」

ルーク「！　って、おまえ……こんなもん喰って、大丈夫なのかよ？」

「失礼な。
見た目はたしかにパスタでも、おにぎりでもないかもしれないけど――――――」

ジェイド「自覚はあったんですね」

「……」

ティア「たしか、がみていたレシピは……おにぎり、よね？
どうやったら、こんなに見た目も香りも違うものができるのかしら……」

「うっ……あのレシピ、おにぎりだったんだ」

ルーク「？」

「……その、レシピが……
（文字が読めないっていったら、また疑われるかな？
でも、読めないのも確かだし……）
……飲み込めるレベルなら、いいかな〜？　って」

ジェイド「ふむ。確かにパスタには見えませんが……
味は悪くありませんよ？」

イオン「そうですね。
あ、おかわりいただけますか？」

ルーク「つーか、早っ!?」

ガイ「ん？　ホントだ。
見た目はともかく、味は……」

ティア「美味しい。
本当に、パスタには見えないのに……」

「……（今度からは、ミュウにでもレシピを読んでもらおう）」

ミュウ「みゅ？」