珍しく宣言どおりなのは、昨日の時点で半分終わっていたから。
以下、文字不調中に書いた、同じお話の出だし。
ぐるぐるして、結局すべて消してから書き直したのが、今回のアップ分。
02-ex01
今夜はすごく、気分がいい。
なので、フレイは一人、夜道を歩く。
こんな気分の良い夜に、ボディーガードとはいえ兵士に屋敷までついてこられたくはない。
それに、自分には特別な『護衛』がすでにいる。
護衛の兵士は、必要ない。
「月が見えないのが、残念」
そう一人―――正確には一匹のお供がいるので、一人と一匹だ―――呟いて、フレイは夜空を見上げた。
生憎、フレイの気分とは相反するように月は雲に被われ、その光りを地上へと降らせてはいない。
常以上に暗い夜道。
けれど、怖くはなかった。
派閥から高級住宅街へ続く道には十分な数の街灯が設けられており、悪漢が潜めるような暗闇はない。
そして、もしも自分を襲うような愚か者がいたとしたら――――――自慢の召喚術でその愚かさを後悔させてやればいい。
もっとも、召喚師集団蒼の派閥の制服に身を包んだフレイを襲うような莫迦がいたら、逆にあってみたい気はする。――――――その時は、情け容赦なく莫迦に相応しい制裁をくらわせてやるが。
月の見えない夜空を見上げ、フレイはゆっくりと家路を歩く。
ぺったん、ぺったんっと足音をたてながら後ろについてくる護衛獣に、足並みを揃えて。
なんとなく文字書きが好調になってくれたので、今のうちにこそこそがんばります。
■話しは変わって
秋葉原のアレ。
朝からニュースでリオンがでてきてびっくりだ。
またオタク＝犯罪者予備軍にするのはやめて下さい。
とりあえず、朝、正午、昼とワイドショーをみて、全部の局で言ってる事が違ってた。
ワイドショーをバラエティ番組感覚でみる私にも、さすがに＝オタクの犯行に無理矢理こじつけているのが見えみえでした。
ネットで調べてみると、オタクだからではなく、派遣雇用が～とか言われてるんだね。
これからは、ネットでニュースも見てみようかしら。