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Leonardo da Vinci レオナルド・ダ・ヴィンチ : 1452-1519 ルネサンスを代表する『万能の天才』。庶子として生を授かり、父母から愛情を受けずに育つ。複雑なコンプレックスの持ち主。平静を装っているが、実は強情で気が短い(爆)。自分を拾い導いてくれたロレンツォを父とも兄とも慕っていて、ロレンツォのために画家になることを志すも、やがて彼が特別な存在になって行くことに気づく。だが、身分上宗教上それは許されない想いであり、背徳と慕情に苛まれ、ロレンツォに拒絶されるくらいならとある意味諦念している、が、結局宙ぶらりのまま。ある事件に関して互いに意見が衝突して以来、再度価値観・立場の差を思い知らされ、年々ロレンツォの自分に対する態度も冷淡になっていくことも手伝い、想いは募れど距離感を感じずにはいられなくなる。仕事もまるで振るわない。ロレンツォと物別れしたが、かえってそれが原動力となり、彼の才能を開花させる皮肉な結果を産んだ。
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