トイレット
「竜崎。」
「なんですか?」
「この場合、まさかこういうところまで一緒なのか?」
「それはそうです。人間であるかぎり、排泄という行為はごく当たり前の現象であり・・・」
「そういう事を議論しているんじゃない!」
「では何が言いたいのですか?」
「せめてトイレに入る時くらいは外すとか、何かでさえぎるとか。」
「ダメです。キラがどんな手段で人を殺しているのか分かるまでは、この状態を解くわけにはいきません。全て私の監視下に置かなければ、その証明の手がかりにもならないどころか私自身でその穴を広げることに・・・」
「だから僕はキラじゃないと言っているだろう!」
「では、それを確かめるためにあなたも同意している。それでいいではありませんか。何か他に疑問点でもありますか?」
「ない・・・ないが・・・」
「私は何も気にしません。たとえあなたの×××××が×××××で×××××であっても。」
「わぁあぁぁーーーーー!!!!黙れっ!!!」
「何を今更なことを。」
「そうじゃない!竜崎の口からそんな事を聞きたくないだけだっ!」
「・・・そうですか。ではもう少し言っておきましょうか。先入観と思い込みというものは捜査の・・・」
「分かった!分かったから黙ってくれ!!!」
月の負け。 |