食事

「竜崎、塩取ってくれ。」
「どれですか?」
「それだ。」
「ハイ。」
「・・・うがっ・・・これ、砂糖だぞ・・・」
「そうでしたか?私がいつもそれに入れているのは、その器に入ったものですが。」
「それに入れるって・・・お前!これうどんだぞ!味が薄いから塩入れたのに!」
「そうですか。しかし薄味は体に良いと聞きます。実際代謝による・・・」
「そんな事は年中無休で砂糖と戯れている胃腸の持ち主に言われる筋合いはない!」
「・・・そうですか・・・」
「なんだ、そんな目でこっちを見て。」
「少し傷つきました。」
「・・・っ」
 

月の負け。