FRIENDS 太公望 side
ずっと探していた
一人になってから。
同じ瞳と同じ夢を胸の底に抱いているおぬしのことを。
昨日までの涙
たとえどんな過去があっても
本当のおぬしが何であっても
今日からの笑顔も
そのすべてを受け止めたい。
それだけの時間を共有してきたのだから・・・。
朝の雨や夜の長い闇で
孤独に押しつぶされそうになっても
もう何も怖がらなくていい。もうわしがおるのだから。
わしがおぬしをみつけたように・・・
わしは
この空のように
おぬしを強く守る翼になろう。
遥かな
四百年もの時間を飛び越えて。
たとえ腕を失っても
血で汚れてでも。
今
これから始まる未来
すべてをあげるよ。
だから・・・
風に向かい
大地を踏みしめて
おぬしと
いつまでも生きよう。
おぬしがその手の温もりで触れる世界は
なんと優しい光に満ちてゆくのだろう。
おぬしがそばにおるだけで
ただそれだけで
わしは誰よりも強くなれる。
これまでも
これからもずっと。
おぬしがおってくれたらただそれだけで・・・
おぬしとめぐり合えたこの小さな奇跡を
いつの日にか歴史に変えよう・・・
わしはこの海のように
おぬしの深い痛みや悲しみを
時間がわしを癒したように
おぬしを癒せるように
遥かな波間を漂う遠い未来を照らす明かりになろう
おぬしが望むのであったら
そう・・・
この長い旅がわしに終わりを告げるまで
おぬしと永遠を生きよう
たとえどんな未来が待っていたとしても。
わしはこの空のようにおぬしを強く守る翼になって
遥かな時間を飛び越え
今始まる未来
おぬしにあげるよ
風に向かい大地を踏みしめて
おぬしといつまでも生きよう
おぬしと永遠を生きよう・・・
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