優雅な一日の裏側 分かる人はとっくに分かっているだろうバサラ的には何の必要もない、読んでも薬にも毒にもならない管理人的てきとー解説集。ワタクシそんなに色々詳しい人ではないので、てきとーに解説しておいてドロンです☆
*0:元ネタとなったのは、政宗公54歳の10月10日の一日。詳しくは、大河ドラマ「独眼竜政宗」の49話を御照覧あれ。 *1:宿居の近習(とのいのきんじゅう)・・・まあ寝ずの番みたいなもの。 *2:手水(ちょうず)・・・トイレと言うよりは洗面の意味で。 *3:戦輪(せんりん)・・・忍道具の一つで薄い鋼鉄の輪。もとはインドの武器だとか。 *4:南蛮揚げ・・・ドーナツの意だが、その頃にあったかどうかも不明(笑)。少なくとも丸くないし穴も開いてない事は確か。じゃあなんでそんなものがここに登場するかと言うと、だってバサラだから! *5:閑所(かんじょ)・・・二畳敷きのトイレ付き小部屋。三角に切り抜かれたトイレ部分は普段は蓋がかぶせられていたんだとか。刀掛け・香炉・書物・硯と文箱などが備わっていたそう。 *6:鱈の逸話・・・某年某月13日の政宗公の手紙より拝借。 *7:ふくさ汁・・・米味噌仕立ての具沢山の味噌汁のこと。 *8:ごはん・・・一回の食事で約二合半だとか。 *9:雲雀・・・江戸時代において、幕府から下賜される拝領鳥だが、バサラなのでそのまま採用。 *10:なれ寿司・・・川魚を塩と米飯で発酵させた保存食品。魚を食べる。お米は発酵しちゃってドロドロになるので食べなかったらしい。 *11:海鼠腸(このわた)・・・日本三代珍味の一つで、ナマコのはらわたの塩辛。 *12:折敷(おしき)・・・細い板を縁に折り回した盆の一種で、古くは神事や儀式に、また平常にも使用された。ここで出されたのは脚が付いているやつ。 *13:酒浸(さかびて)・・・生、または一塩物の魚鳥肉のお作りを、だし酒に浸したもの。 *14:より鰹・・・薄く削った鰹節のこと *15:鶴・・・鶴は特別な鳥で、庶民の口に入るようなシロモノではなかったそう。 *16:御引菜(おひきな)・・・引物台に乗せて、膳に添えたもの。 *17:鯛の子煎り・・・鯛の切り身と卵巣の煎り煮。 *18:たこのいりもの・・・生だこを薄くそいで煎酒でさっと煮たもの。 *19:よりみつ・・・上新粉に白砂糖を混ぜて練り、茹でる、もしくは蒸したもの。
美味そうなご飯は「伊達家の秘話」(カラーの写真付)より抜粋。お暇があれば是非御照覧あれー。 |