ジェイソンXを推してみる


 使用前

 ジェイソン・ボーヒーズ、といえば。
 いわゆるスラッシャー・ムービーの先駆的作品と呼ばれて久しい、有名スプラッター『13金』こと『13日の金曜日』の主人公。
 と言っても過言ではない、銃で胸をブチ抜かれても死なず、何度死んでも蘇る、怪力と再生能力を備えた不死身の殺人鬼。


 何度も蘇るからってウルフマンとかと一緒にしないよう。


 『13日の金曜日』シリーズについて詳しく知りたい方は他の映画レビューサイトを参照の事。
 ここではあくまでも『ジェイソンX』についてなので。


 ふと寄ったレンタルビデオ屋。
 最近は面白いもの見てないなあと、何気なく新作のコーナーに足を運ばせると、やけにカッコいいジャケ写のビデオが。
 な、な、何だこのメタリックな外観のゴツい野郎は!
 そう、ジャケ写に写っていたのは、懐かしの『宇宙刑事』シリーズを髣髴とさせるメタリックボディに身を包んだ、
 怪しいマスクの怪しいゴツい漢だったのです。(『奥様は魔女』的な演出で)
 宇宙刑事どころか殺人鬼だけど。

 使用後 カッコいい…! あ、僕だけですかそうですか。

 とにかく、とやかく言うとスタイリッシュというナヨい野郎よりも、ゴツい漢にカッコよさを覚えるタイプの人間なので、つい手が伸びてしまいました。
 というよりも正直、激しくB級の臭いがしたので。


 結論から言うと、凄まじいまでのB級でした。
 しかしそのB級具合に、ハートをガッチリ掴まれたのもまた事実。
 基本的に映画・ビデオは一見さんの僕も3度見てしまいました。
 出だしはタルいオープニングですが、ジェイソンが殺人を開始してから面白い面白い。
 グロスプラッター・ムービーとして見るよりはブラックなモンスター・アクション・コメディと見れば面白い面白い。

 3流が一気に2流になります。(えー)

 後は製作総指揮の人が第1作目の製作の方で、割と正統派外伝(果たしてそうか?)であり、終盤に前作のオマージュがあります。
 ネタバレすると(以下反転)寝袋に入った脳天パアの美女2人を振り回して殺害という凄まじい物が。大爆笑できますので必見。

 そして!
 本作の!
 超見所!
 克目せよ!
 我らがスーパーヒーロー、ブロッドスキー軍曹!



 この人、宇宙服で大気圏突入します。(おもっくそネタバレ)



 ええー!(ジャパネットのCMで驚く人々のように)
 ビームシールドで大気圏突入した人は知ってるんですが、まさか宇宙服で!
 コレだけの為に見る価値は十分あります。

 グロいと言っても『プレデター』程度のモノ。食事中に見なければ何と言う事はありませんし。
 合間に入るギャグシーン、アクションシーンもCGも、B級にしては結構なクオリティです。オススメ。

 未来で蘇った伝説の殺人鬼との手に汗握る戦闘。
 軍曹の生き様、克目して見よ。







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