ある 国の王様はとてもいじがわるく、いばってばかりで国民がおなかをへらしていてもしらんぷり。
がまんのできなくなった人々はお城にせめこみ、王様とその家族をとらえました。
王様や王妃様が口汚く民をののしり、呪いのことばをはきながら処刑されるなか
おさない王子様は神様においのりをし、両親にかわって涙を流しながら民にあやまりました。
王族のなかでたったひとり、この王子様だけは天使のようにきよらかな心をもっていたのです。
処刑のかかりにあたった者は心をうたれ、王子様の身柄をなだかい魔導医師の先生に
ゆだねることにしました。

医者さまはとても優しいかただったので、
王子様をころそうとはしませんでした。
まず、王子様がどんな目にあっても気がふれたり
気絶をしたりしなくなるとくべつなお薬を
耳から脳に入れました。
そうして、東洋のおりょうりに使う
おおきな包丁でかわいらしいおちんちんを
きりおとしました。

ずっとしばりあげておくのも腕や脚がいたく、
かわいそうですから、医者さまはつぎに王子様の
手足をもいでしまうことにしました。
ひじや肩の骨をくだいて、屈強なお弟子に
おもいきり引き抜かせます。
おくすりのお陰で王子様はいちども
気を失ったりなさいませんでした。



お父様とお母様のことをおもい、おさない王子様は
毎晩泣いていました。
医者さまはそんな王子様のために、すてきな
贈り物をしました。
だいすきなお母様の皮をはぎ、つめものをした
やわらかで大きなおふとんです。
王子様は涙を流してよろこんでおられました。


お母様のなかみはどうしたか、ですって?
もちろん、医者さまはそれも無駄にはしませんでした。
ご家族がいつもいっしょにいられるよう、
お母様の性器とこどもを宿すふくろは
王子様のおなかのなかにうつしかえることに
したのです。
すばらしい腕をもつ医者さまですから、
こんな手術くらいぞうさもないことです。

王子様のおなかで、お母様のしきゅうは
ちゃんとはたらいてくれるのでしょうか?
それを試すため、医者さまは仕事のない
ふろう者に金をやって王子様を犯させました。
まいばん何人ものきたない男達にもてあそばれ
やがて王子様はたべものをもどすようになりました。
医者さまは王子様の−ただしくは、もと王妃様の
ものであった−秘部に長柄のさじをねじこみ、
かきまぜました。そのままつめたい風のあたる
ところにつるしておくと、ほどなくして
王子様のちつから死んだあかん坊がずるりと
ながれだしてきました。医者さまの手術は
みごとに成功です。
医者さまはまともにごはんを食べられていない
王子さまに、新鮮で栄養ゆたかななま肉を
食べさせてあげました。





そうして医者さまは国民たちのために、
いつでも誰でも好きなことができる
生きたお人形をこしらえて街の広場にすえました。
膣内に精子を出したらあふれてでてこないよう
王様のミイラのおちんちんを入れておくのが
マナーです。このお人形のおかげで
とてもまずしい人やいまわしい病の人も
性のはけぐちに困らなくなりました。

清いこころの王子様は、こうして今も
国のみんなのため役に立ってくれているのです。

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