「あんなけがらわしい子はうちの子じゃありません」
おかあさんはボクにおかねを送ってくれなくなり、マンションもとりあげられてしまいました。
ちょうど家出をしていたお兄ちゃんが戻って来たこともあって、ボクはほんとうにいらない子になりました。
話をきいた耕ちゃんはボクをおじいちゃんの家へつれていきました。
「これ、俺の嫁だから。好きなようにこき使ってやっていいよ」
そうしてボクは耕ちゃんのおじいちゃんのうちにやっかいになることになりました。おじいちゃんは農家を
やっているので、人手は多いほどいいというのです。ボクはあかちゃんのめんどうをみながら見よう見まねで
畑仕事のてつだいをはじめました。慣れないうちはたいへんでしたけど、学校に行っていたころより
ボクはなんばいもしあわせです。まわりはボクをしらない人だらけなので、ふたなりの身体をきもちわる
がられることもありません。おじいちゃんとおばあちゃんはやさしくてボクをほんとうの孫みたいに
扱ってくれるし、それに、耕ちゃんのおよめさんだと堂々と名のれるのがなによりうれしいのです。

そして、就職活動がめんどくさいといっていた耕ちゃんはおじいちゃんのすすめで畑をつぐことになり
ました。ボクははれてまいばん耕ちゃんとえっちをしています。時間のあいたときはお日さまのたかいころ
から一日じゅうしていることもあります。
ボクはこれからもおうちのためにたくさん赤ちゃんを産もうと思います。

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