「ただいま
…」
あかりをつけながら、誰もいない部屋へ声をかける。
もう秋も深くなって、冷えきった室内の空気にボクは思わず自分の肩を抱いた。
どんなに疎まれても、母さんたちに無視されても、実家で暮らしていたころはよかった。
少なくとも家に帰ると誰かが居て、こんなに寂しく冷えた静寂に迎えられることはなかったから。
帰り道に買ってきたサンドイッチをひとくちだけかじって、そのままテーブルに置く。
ちゃんとごはんを食べなくちゃいけないとわかってはいるけれど、ひとりぼっちじゃ
料理をする気にもなれなかった。
すると、ふいに聞き慣れたメロディがボクの携帯から流れ出した。…耕ちゃんだ!
ボクはあわてて携帯のキーを押した。
『美玻璃〜、いま家に居っか?』
耕ちゃんの声を耳にして、とたんに部屋の中がすこしあったかくなった気がする。
「う、うん。なあに?」
『なんか食わして』
「え!?なんかって…おやつとか?いまどこ?」
『あ゛ーもー、たりぃ奴だな!晩飯のカネもったいねーからなんか作れって言ってんの!
今マンションの前にいるから、すぐ用意しろよ』
「あ、耕ちゃん、ちょっと……」
ぷつん。一方的に電話は切れてしまった。
えーと…晩ご飯を作ればいいのかな?どうしよう、材料あるかなあ。
「わー、なんにもない!スーパーに寄ってくればよかったなー」
冷蔵庫を覗いて頭をかかえる。たまごにカニカマに、ネギののこり。最近ちゃんとごはんを
作っていなかったから、庫内は寂しいかぎりだった。
今から買い出しに行ってたらまにあわないよね。また折檻されちゃう…っていうか、
おなか空かせてる耕ちゃんがかわいそうだよ。
ピンポーン。
なんて思っていたら、玄関のチャイムが鳴った。わあ。どうしようどうしよう。
「いらっしゃいー、早かったね」
ボクはむりやり笑顔をつくりながら耕ちゃんをでむかえた。
「うー、寒ぃ寒ぃ」
耕ちゃんは部屋にあがるなりボクのオッパイをがっしり鷲掴みにしてきた。
「わわ!?ちょっ、ごはん食べに来たんでしょ!?」
「あ゛ー。手が冷えたからあったけー乳が触りたかっただけ〜」
…そういえばもう十一月だもんね。外は寒いよね。
っていうか、そういう問題じゃないよー!
とりあえずテレビのある六畳間にハロゲンヒーターをつける。
「すぐ用意するから、テレビでも見ててね。あ、よかったらwii使ってもいいよ」
「たりーよ。ガキじゃあるめーし」
ブツブツいいながら耕ちゃんはコートをぬいで畳にほうりだした。
「虫押さえにこのサンドイッチもらうぞぉ」
「あ、それボクのたべかけ…」
ふりかえると、耕ちゃんはすでにかじりかけのサンドイッチをまるごと口に放り込んでいた。
「なんら?」
むぐむぐ口をうごかしながら首をかしげる耕ちゃん。
「う、ううん、なんでもない」
まあ、いいか。どうせ残してもすてちゃうことになるし。
(えーと…サトウのごはんがあったよね。とりあえずあれをレンジにかけてっと)
よかった、もしもの時に買い置きしておいて。こんどからちゃんとご飯だけは炊いておかなくちゃ。
ボクはたまごを二個とりだしてボウルに割り入れた。ぎゅうにゅうと塩こしょう、それとすこしのお酒。
おもいっきりふわふわになるまで泡立てる。
中華鍋に油を熱したら、強すぎない火で卵を焼く。うん。いいにおい。
半熟になってきたらカニカマとねぎを刻んでぱらぱらと入れる。
ひとりで食べるときは最初っから混ぜておいたりしちゃうんだけどね。
ふっくら膨らんだたまごで具を包み込んだら、なんにもないときによくつくるなんちゃってカニ玉のできあがり!
ねぎがあってよかったなあ。
「耕ちゃんー、できたよー」
インスタントのおみそしるにお湯をそそぎながら声をかける。
「なんだよ、テレビ今面白いとこなのに」
えー。しょうがないなあ。
ボクはお盆にご飯とおみそしる、たまごやきとフリカケをのせて六畳間へもっていった。
「はい、こっちの部屋で食べていいよ」
「んー」
折りたたみテーブルを出してその上にお盆をのっける。耕ちゃんはいただきますも言わず、
テレビ画面を見たままおみそしるに口をつけた。
「あ、うめー。お前料理上手だな」
………。それ、インスタントのやつなのになあ。
それでも、耕ちゃんにほめてもらえるのはうれしい。
かつおふりかけをいっぱいかけて、耕ちゃんはぱくぱくごはんとたたまごやきを交互に口へほうりこむ。
おいしいのかな、まずいのかな。何もいわない耕ちゃんをみてるとどきどきするけど、そんなこと聞いたら
うっとおしいって思われちゃうかもしれないし。
あー。ごはんたべてる耕ちゃんを見てたら、なんだかボクもおなかがすいてきちゃった。
ボクはもうひとつご飯のパックを暖めると、キムチをおかずにして晩ご飯をたべはじめた。
テレビの雑音と、ごはんのにおい。耕ちゃんのうしろすがた。
えへへ。なんだかひさしぶりに、すごくおいしいごはんを食べてる気がする。
CMに入って、耕ちゃんが怪訝そうにボクをふりかえった。
「…くせーと思ったら、ソレが原因か」
おはしでキムチのパックを指す。
「あ!ご、ごめんね!臭かった?しまってくるから……」
「ちょっと待てよ、俺も食う」
耕ちゃんはパックにおはしをつっこみ、がばっとキムチをひっこぬいた。
のりまきみたいにふりかけごはんをくるんで、とてもおいしそうにぱりぱり音をさせる。
「うん、うめー。ちょっと古漬っぽくなって酸っぱいのがいーんだよな〜」
嬉しそうな耕ちゃんにちょっとはずかしくなる。
そのキムチ、ひとりじゃなかなか食べられなくてずっと冷蔵庫に入ってたやつなんだよね。
「やっぱ白メシだと食った気がするよな〜」
いつのまにかきれいにたまごとごはんをたいらげて、耕ちゃんは軽いげっぷをする。
お行儀がわるいなあ、と思いつつもつい笑顔になってしまう。
「うん、だよね。パンとかラーメンとかっておやつみたいな感じがする」
「そーそー!かと言ってちゃんと食おうとすると金かかるしさあ。ったく、オフクロも飯くらい用意しろっつーの」
…そっか。
耕ちゃんちって、お母さんがおそくまで働きに出てるんだよね。
お金だけもらって、ご飯はひとりで買ってたべなさいって……なんだか、ボクとよく似た状況の気がする。
「ねえ、それじゃ夕ご飯はこれからボクんちで食べなよ。ボクがんばって耕ちゃんの食べたいおかず
なんでも作るから」
「お!マジで!?んじゃーメシ代まるまる懐に入るじゃん!!ラッキー☆」
にぱっと笑う耕ちゃん。
「おかずもいっぺんにいっぱいつくった方がおいしいもんね」
うれしいな。これからはボクのばんごはんもひとりぼっちじゃなくなるんだ。
「はい、デザート。ちゃんとビタミンもとらなきゃだめだよ」
ボクは耕ちゃんにみかんをふたつわたすとお皿をあらうため流しに立った。
今日はこんなまにあわせだったけど、ちゃんと材料買って来ておいしいごはんをつくってあげよう。
つまらなかった晩ご飯が一気にたのしみになったよー。
「さっそくだけど、明日はなに食べたい?」
「そーだなあ…」
息がかかるくらい耳元で声がして、ボクはうっかりお皿を落としそうになった。
えっ、えっ??さっきまでおぜんでみかん食べてたのに!
「黒酢の酢豚とか作れっか?脂身少なめのパイナップル抜きでな」
「ひゃあっ…やぁ、な、なにしてるの!だめだようっ!!」
耕ちゃんはボクのみみたぶをかみながらお尻の割れ目あたりを撫でさすって、ズボンをぬがそうとする。
「ら、らめ…ひゃんっ」
「ああ、気にしないで皿洗ってていーから」
そんなこと言われてもっ…!
「相変わらずでけーケツだよなー。女と間違われて触られたりしねーか?」
「ま、まちがわれてって、ボクはおんなのこだよ…っ!」
「まだ言ってやがる」
「ひゃひっ!!!」
耕ちゃんはパンツに手をつっこんで、ボクのおちんちんをぎゅうとにぎった。突然のことに、全身がしびれた
みたいになってちからが入らない。
あいた方の手をシャツのすそからいれて、耕ちゃんはボクのオッパイをこねまわす。
「いっくらでけーケツと乳してたってな、チンポがありゃあ男なんだよ」
「ひぐっ…ひどいよぉ……いちぱん言われたくないのにぃ…
…」
耕ちゃんの手がおちんちんの皮をぐりぐりいじり、敏感なさきっぽをころがしてもてあそぶ。
「ゃあっ!やめてっ!キモチいいよぉお!おちんちんで感じたくなんかないのにぃ!!
おちんちんのかわいぢられてきもちぃいいよおぉお!!!」
かしゃん、かしゃん。洗いかけのおさらが流しに落下する。…安くてがんじょうなお皿にしておいてよかった。
「美玻璃はチンポの皮いじりがいちばん感じるんだよな。女の子が聞いて呆れるぜ、このド変態」
「はうぅうう〜……こうちゃん、こうちゃんの、いじわるぅ…こうちゃんなんか
………」
ぐちゅっ!!!
「にゃううぅぅううっ!!!!」
おちんちんをいじられて汁のにじんだおまんこに、耕ちゃんの指が勢いよく突き刺さった。
いきなりの刺激に、ちょっとだけおしっこがもれてしまう。
「んん?チンポいじるオレは嫌いなのか?」
にやにや笑いながら、耕ちゃんのゆびはボクの膣をかきまわす。…いじわる。だけど。
「こうちゃんなんか…らいしゅきいぃぃぃぃぃい!!!」
ボクのお尻は勝手に動いて、耕ちゃんのゆびの動きをめいっぱい感じようとする。
おまんこからあふれるお汁はすぐにべたべたになって、耕ちゃんの手もズボンもぬらしてしまった。
「よしよし、素直な奴だ」
小さくジッパーの音が聞こえた。え、まさか、ここでするの?
「やだ、まって…!!ちゃんとおふとん敷くから、おふろ入って、それから…あ、ああぁぁあああああん
ん!!!!!」
そんなこときいてくれるような耕ちゃんじゃなかった。
ことばの途中でボクのおまんこは奥の奥まで耕ちゃんのおちんちんでぱんぱんになってしまった。
ボクは流し台につかまったまま、せなかに聞こえる耕ちゃんの荒い息づかいをきいていた。
「おい〜、まだ泡残ってるぞ?もっとよくすすげよ」
「にゃうっ…こうちゃんがぁ…じゃま、すゆからあぁぁ……」
耕ちゃんはボクのおしりをがっちり掴んで、左右にひろげるようにしながらぐりぐりとおちんちんを
うごかす。やだやだ。おしりのあながまる見えになっちゃう。
「お、なんかすげー濡れてんぞ?こーゆーの興奮するんだ?」
「ゃあ…ちがうもん……」
抗議の声は弱々しくしかひびかない。自分でもいやらしいぬるぬるがいっぱいあふれてるのがわかるし、
おまんこのぶちょぶちょいう音ははっきりきこえてくる。
「毎日メシ食わせてくれるっつーことは、毎日ヤらせるっつーことだよな」
「ぇ、ええぇぇええ!?まいにち、なんてっ…!!!もたないよう……!!」
「ウソつけ。今だってちょっとケツ撫でただけでまんこぐちょぐちょにしてやがって、
365日チンポが欲しいんだろ?」
「しょん…なぁあ……ああぅ!!!」
ずんっっ、と、子宮をしたからつよくつよく突き上げられる感覚。あたまのなかがまっしろで、なにも
考えられなくなる。
「お前は幸せなんだぞぉ?本当だったら、お前みたいなキモチワルイできそこないのまんこに
チンポ入れてくれる奴なんかいねえんだから。お前の処女膜ブチ抜いて、女の快感を教えてやったのは誰だ?」
「ひゃう…耕ちゃんれしゅっ…ああ!」
「お前はオレだけのオモチャまんこなんだぞ。黙って言う通りに奉仕してればいいんだ」
「ひゃ…ひゃいいいっ!!耕ひゃんしゃまあぁ!!!」
激しく腰をぶつけられるたび、流し台にボクのおちんちんがあたってびりびりと刺激が走る。
おまんこからの快感とあわさって、ほんとうのばかになっちゃうくらいに、きもちがよかった。
「で、聞いてたな?黒酢の酢豚」
「んにゃ…あう??」
……あ、そうだっけ。あしたのごはん。せっくすに夢中でそんなこともわすれてた。
「くろず、あっ、ちんぽ!…くろずうちに、ちんぽくりゅうぅ!…っ、ないよぉ」
「んじゃ買え、西友LIVINの地下ならあんだろ」
「く…くろ…ず……みゃううぅうううっ!!!!」
ええと、ええと。なにがいるのかな。ぶた肉と、たまねぎと、ちんぽと、ぴーまんと、あ、ちんぽはいらないんだ。
ううん、いらなくないけど。ああ。わかんないわかんない。
「あとな、エプロン持ってるか?フリフリのやつ。オレ裸エプロンで料理中のまんこを後ろから犯して
みてーんだよ〜」
耕ちゃんてば、おじさんみたいな趣味だなあ。ちゅうかなべ火にかけてるときそんなことされたら、すっごく
あぶないのに。でもでも、ボクもされてみたい。
「わかったな?黒酢酢豚パイナップル抜きだぞ、豚まんこ!すっぺぇどろどろのぶたまんこ!!!」
耕ちゃんのおちんぽ様がボクの子宮口にちゅーをして、ちいさなふたなりちんちんをぎゅうっとしぼりあげられる。
「んきゃうぅぅうう!!!わかりゅまひたぁあーーーーーー!!」
ボクのぶたまんこがあられもなく痙攣しながらちんぽをしめつける。
しろくにごってとろとろの耕ちゃんのみずどきかたくりこがおなかのなかと、あふれて流し台のしたにまでとびちった。
ユニットバスにお湯を張って、ボクは耕ちゃんとふたりでおふろにはいった。むりやりゆぶねにつかると
ぎゅうぎゅうで、せっかくのお湯がほとんどあふれでてしまった。
耕ちゃんのいいつけでボクはおっぱいにボディソープをつけて、耕ちゃんのからだじゅうとちんぽをあらってあげた。
…やっぱり、耕ちゃんの要求はおじさんっぽいところがあるよね。でも、そんなとこもすきなんだけど。
そのあと耕ちゃんはうちにもどるのがめんどくさい、と六畳間にねそべってしまった。
お客様用のおふとんなんてないから、身をちぢこめてとなりにねる。
耕ちゃんはすぐにいびきをかきながら眠ってしまった。
耕ちゃんのねがおは、ちいさな男の子みたいでとてもかわいい。
(ボク…耕ちゃんのおよめさんみたいだなあ)
そんなことを考えたら、しあわせでうれしいのになみだがでてきてしまった。
できそこない。
さっきの耕ちゃんのことばが急によみがえる。
うん。わかってる。ボクは、せけんからすれば男の子だものね。
耕ちゃんのおよめさんになんてぜったいなれっこない。…ボクはばかだけど、それくらいわかってるよ。
いいんだ。いまはしあわせだから。
耕ちゃんがあきるまで、ボクのごっこあそびにつきあってもらえれば。
ねぼけているのか、耕ちゃんのうでがボクをだきよせた。
おこさないようにちいさな声で、ボクはねがいごとをつぶやく。
「…耕ちゃん…ボク、耕ちゃんのあかちゃんがほしいな…
三人でごはんたべたら、もっとおいしいよね………?」
■Back■