史上最高のバツゲーム−番外編− 〜 成長 〜 現国…38点…古文…32点…数学…45点…英語…29点…物理…じゅう……はぁ…。 私は、見るも無惨な数字の数々にため息を漏らすと共に、今日一日分の返ってきた答案用紙をまとめて綺麗に折りたたみ、再び大きなため息を漏らす。 …ヤバイ。今回も赤点確実。 相変わらず、反省の色もなく毎日の授業を全く聞いていなかった私。 この結果は当然の結果だと思いつつも、やはりため息が漏れてくる。 今回も補習決定か。 やだなぁ…あれ、結構辛いんだよねぇ。 やっぱり、普段からもうちょっと勉強すべきだよなぁ。 なんて、答案用紙が返ってきたときはちょっぴり反省の色なんて出してみるけど、喉元過ぎればなんとやら。補習が終わった頃には忘れてる。 全く学習能力のない私。 自分でも嫌気がさしてくる。 当然、同じように授業を全く聞いていない、私の隣りの席の真紀も、里子も真理子も補習組。 いつものお決まりのメンツだ。 ………はぁ。 「……どうしたの、捺?ため息なんて漏らして」 下校途中、知らずにため息が漏れていたのか、隣りを歩いていた優哉が心配そうに顔を覗きこんでくる。 「え?あぁ…今回も補習けってーって感じで…」 「クスクス。そっか、授業中いつも捺はおしゃべりに夢中で、授業なんてまるで聞いてないもんね?」 笑いやがったな…。 自分だって、いつも教卓のまん前で堂々と机に突っ伏せて寝てるくせにさ。 ………ん? に、しては。補習で一度も優哉の姿を見たことがない気がする。 「ねえ…優哉ってさ、補習受けたことある?」 「ん?ないよ」 「ブッチしてんの?」 「あははっ!まさか。いくらなんでもそんなことはしないよ」 「えーっ、じゃあ何?いつも授業中寝てるくせに、テストじゃ平均点取れてるってこと?」 「クスクス。それってまるで僕が平均点を取れてないみたいな言い方だね」 いや、普通そうでしょう? 優哉が授業中、一度だって顔をあげて授業を聞いていたのなんてみたことがない。 それなのに平均点が取れてるなんておかしな話じゃない? 全く授業を聞いていない私がこの点数よ? 同じように全く聞いていない優哉が私よりいい点数のはずがないじゃない。 なんて。もの凄く優哉に対して失礼な言い方。 でも、そう思うのは当然だと思うんだけど。 「ねえ…今日返ってきたテストの点数、何点だった?」 「ん?まあ…そこそこ」 「そこそこって?」 「そこそこ」 むっムカツク… 「だーから、そこそこって何点だった?って聞いてるの!」 「あははっ!怒ってるの?捺」 「怒ってる。もう、早く教えてよ」 「んー…聞かないほうがいいと思うけど…」 「なんでよ…」 「ショック受けるから…」 「誰が?」 「捺が」 なんで私がショックを受けなきゃなんないんだ。 言ってみろ。 ***** ***** ***** ***** ***** 目の前に広がる答案用紙に目が点になる。 ………カナリ、ショックだ。 優哉のマンションに寄り、見せてもらった彼の答案用紙を前に私は暫しの間固まっていた。 そんな様子の私に優哉は苦笑を洩らしながら、だから言ったのに。と、それを片付けようとする。 反射的にそれを阻止する私の手。 優哉が不思議そうな顔で私を見た。 ちょっと待ってよ、絶対おかしい。 なんでゼロが2つあんの? なんでそこに1がついてんの? 「……なんで100点取れてんのよ」 私の手の下にある、今日返ってきた答案用紙。 その全てに同じ点数が書かれている。 つまり、オール100点…… あり得ねぇ。 「なんでって…ねぇ?」 「なにしたの?カンニング?それとも事前に出題される問題教えてもらったとか?」 「そんな姑息な手は使わないって」 「じゃあ、なんで?なんで??」 「ん〜…実力?…ハぅッ…ナフ…イヒャイ」 思わず優哉の両頬をうにっと摘んでしまった。 この口か…生意気なことを言う口は。 ため息混じりに優哉の頬から手を離すと、彼はそこを擦りながら、何も摘まなくても。と、苦笑を洩らす。 私の携帯番号やアドレスを一度聞いただけで覚えていたことから、記憶力がいいのは分かっていた。 CDショップに行った時も、私の好きだって言った曲を一度聴いただけで覚えてたし。 だからといって、まさかここまでとは…正直思いもしなかった。 「優哉って…本当に頭がいいんだね」 「んー…記憶力がいいだけじゃない?」 「それでもさ…すごいよ、オール100なんて…だからいつも授業中寝てるんだ?授業聞いてもつまらないから」 「それはちょっと違うかな…」 「違う?」 「うん。先生達とね、ちょっとした賭けをしたんだ」 「賭け?」 「そう。1年のとき、バンドのほうに熱中しちゃって、夜はバイトで忙しくて朝起きられなくてさ、全然高校に行かなくて。その時の担任が学校に出てきなさいって説得しにきたんだよ」 「へぇ…」 「で、授業中寝てもいいなら学校に行くって言ったらね、流石にそれはダメだって言われちゃって」 そりゃそうでしょうに。 授業中寝てもいいならなんて…何しに学校に来てんだって話。 「じゃあ、授業中寝ててもテストで100点取れたら問題ないんだよねって言ったらね、そんな点数取れるわけがないって言われて。だったら試してみます?今度のテストで。僕が100点取れたら授業中寝ることに注意しない、注意されないなら僕は学校に行きます、って…」 で、見事今の環境をゲットしたってわけ。と、優哉はクスクスと小さく笑う。 なんちゅー賭けをしとるんじゃ。 言うほうも言うほうだけど…乗るほうも乗るほうでしょ、先生方。 だからか。授業中、教卓のまん前の席で堂々と机に突っ伏せて寝ていても、先生達が何も注意しなかったのは。 何も言えなかったんだ…賭けをしてしまったことと、宣言通り優哉がオール100点を取ってしまっているから。 優哉の言葉に妙に納得していると、彼がポツリと言葉を零す。 「ホントは、高校中退するつもりだったんだ…」 「えっ…」 「そんな状態で学校に来ても意味がないわけだし、音楽に専念したいっていうのもあって…」 「うそ…」 「ホント。でも…退学届けを出す前に、運命の子と出会っちゃったから出せなかったんだけどね?」 そういって、優哉は背後から私の体を抱きしめてくると、そっと首筋に顔を寄せてそこに唇をあてる。 「ゆうや…」 「よかった。あの時退学届けを出さなくて…じゃなきゃ、こんなに幸せにはなれなかった」 優哉の唇が首筋を伝って上へと移動し、私の耳朶をそっと唇で挟み込む。 ゾクッとした震えと共に、私の口から吐息が漏れる。 「僕の宝物…危うく取り損なうところだった」 「んっ…」 耳に直に響く、優哉独特の色っぽくて艶のある声。 途端にこの部屋が甘い空間へと変化する。 だけど、私は頭の片隅で少しだけ別のことを考えていた。 ――――運命の子。 優哉は私の事をそういってくれるけど、本当にそうなんだろうか、って。 私は優哉みたいにデキた人間じゃない。 少しばかりスタイルと顔がいいって言われるだけで、頭は悪いし性格だってきっと悪い。 優哉と出会って少し人間的に更生できたかもしれないけれど、つりあっているんだろうか。って。 今まで何人かの男と付き合ってきたけれど、こんな事を思うのは初めてだった。 本気で優哉のことが好きだから、不安に思うのかな。 本気で好きになっちゃったから、そんな事を思うのかな… 私は体の向きを変えて腕を伸ばし、優哉の首筋に抱きつくと、ボソッと小さな声を洩らす。 「ねえ…私って優哉とつりあってるのかな…」 「…え?」 優哉の動きが一瞬止まる。 「私、優哉みたいに完璧な人間じゃないもん…頭なんて超悪いし、腹黒だと思うし…」 「捺?」 「なんか…優哉の隣りにいてもいいのかなぁって…バカがうつっちゃうんじゃないかなって…」 言ってて情けなくなってきた。 なんで私はこんなにバカなんだろう、って。 「突然何を言い出すの?そんなことないよ、僕の隣りにいなきゃダメなのは捺だけだよ?」 「だって…だってさ?私、バカだもん…万年赤点補欠組だもん…」 「じゃあ、賢くなればいいだけの話でしょ?」 そんな簡単に賢くなれたら苦労しませんけれど? あの、一番初めに真紀たちとゲームをしたとき、稀に見る頑張りようだったのよ? だけど、結果は見事惨敗… だからこうして優哉と付き合えるようになったんだけど。 また今は別の意味で、自分の頭の悪さを呪いたくなる。 「賢くなるなんて無理だよ。優哉みたいに一度聞いただけで覚えらんない」 「じゃあ、覚えるまで繰り返せばいいでしょ?」 「教科書に載ってること、チンプンカンプンだし」 「理解できるように、授業は聞きましょう」 「う〜…」 「クスクス。わからないところは僕が教えてあげるから」 「イチからだよ?」 「うん、構わないよ」 「すごい時間かかっちゃうよ?バンドにバイトにその上私の勉強を教えてたら寝る時間なくなるよ?」 「そんなの、捺の為なら惜しくないから」 そう言って、優哉はポンポン。と、優しく私の背中を叩いてくる。 「うーん。優哉に教えてもらって勉強したら、少しは良くなるかな…私の頭」 「格段に良くなると思うよ?僕が教えるんだから」 「あ、なんかそれすごいイヤミ。自分が出来ちゃうからってぇ〜」 「そんな、捻くれて捉えないでよ。捺はやろうって努力してないだけ。コツさえ掴めばある程度の点数は取れるようになるから」 「ホントにぃ?」 「うん、ホント」 「私、優哉みたいに完璧な人間じゃないよ?」 「あのね…僕だって完璧な人間じゃないよ。それは捺が一番良く知ってるでしょ?部屋が汚いっていつも怒られてたりするじゃん」 「あー…でも、それは。片付け方を知らなかっただけで、最近は随分と片付くようになったじゃない」 「捺に教えてもらったお陰でね。捺の場合もそれと一緒。勉強の仕方を変えればいいんだよ」 「そうなのかなぁ…」 イマイチよくわからないけど… 優哉がそう言うんだからそうなのかな。 「じゃあ…優哉に教えてもらって、頑張ってみようかな…」 「うん。イチからジュウまで、詳しく事細かに教えてあげる」 優哉はそういって、クスクス。と小さく意味ありげに耳元で笑う。 なんか…ちょっとその言い方が気になるけど。 「ん、教えて?わかりやすく丁寧に、だよ?」 「もちろん」 「じゃあ、補習に向けてなにから教えてくれる?」 「そうだね、まずは…保健体育からはじめてみよっか」 「あー…保健体育…」 ……保健体育? って、そんな科目テストにねえしっ!? ちょっと…と、言うが先に唇が塞がれていた。 血色の良い、ぷっくりとした触れ心地のいい優哉の唇。 チュッ、チュッと音を立てて啄ばまれるたびに、抵抗する力が弱まってくる。 「今後…今みたいに、変なことを言い出したら許さないから…」 「んっ…ぇ…?」 「僕の隣りにいてもいいのかとか、つりあってるのかとか…僕から離れようとする言葉は許さない」 「そんなっ…離れようとだなんてっ…思ってなっ…ぃ」 「捺?勉強を教える前に、まず体に教え込ませてあげるっ…一度手に入れた宝物は…何があっても離さないってね…」 「ゆうや…んんっ!」 優しいキスから一転して、苦しいぐらいの激しいキスに変わる。 息つく暇もないまま口内に優哉の熱い舌が入り込んできて、私の舌を絡め取るように激しく蠢く。 徐々に翻弄されはじめる私の脳内。 応えるだけで精一杯だった。 優哉は唇を貪りながら、器用に私の服を脱がせていく。 そして、自分の着ていたものも全て脱ぎ捨てると、私を抱きかかえベッドにおろす。 「イチからジュウまで、事細かに詳しく教えてあげる、僕がどんなに捺を必要としてるのかってさ。捺?覚悟してね…」 「え…」 ちょっと待って…その言葉、すごく危険な気がするのは私だけ?! 大体、私が教えて欲しいのは勉強なんですけどーーっ!! どこでどうなったらこんな話に摩り替わるのか、誰か教えてくれっ。 優哉はニッコリと綺麗な笑みを浮かべると、私の肌に唇を這わせ始める。 いつも以上に丁寧に、いつも以上に時間をかけて… その愛撫の時間だけで、どれだけ軽い悦を超えたかわからない。 優哉が再び私の唇に戻ってきた頃には、ぐったりとした私になっていた。 「優哉…も…ダメ…壊れちゃう…」 「却下。聞き入れてあげない」 「そんなぁっ…ぁっ…んっ…」 唇が塞がれ、漏れる声がくぐもる。 キスを受けながら、中を指でかき回され、次第に私の脳が霞んでくる。 唇が重なったまま、ゆっくりと圧し掛かってくる優哉の体の重み。 中を掻きまわしていた指が抜かれ、代わりにそれとは比べ物にならないほどの存在が、私の中に押し入ってくる。 そのあまりの存在感に、私の眉間にシワが寄ってしまう。 痛い?そんな優しい優哉の声が聞こえ、反射的に私は首を横に振った。 「好きだよ、捺」 ゆっくりとした律動と共に、色っぽく吐き出される優哉の息に乗ってそんな甘い声が届く。 「わたしも…優哉が好きっ…」 私も、同じように甘い声を響かせる。 徐々にテンポが上がり始める、優哉からの律動のリズム。 優哉は時折頬にキスを落としながら、私の耳元で囁き続ける。 「もっと言って…捺っ…好きって…」 「好きよっ…優哉…」 「もっと…」 「好きっ…あっ…大好きっ…あぁっ…」 「もっとッ…ックっ…」 激しく揺さぶられはじめる体。 私の意識が一点に集中しはじめ、肌全体に痺れが走る。 「す…きっ…いっ、いいっ…あっ…やっ…あぁっ…ダメっ…優哉っ…あぁっ…あぁぁあっ…」 「ぁっ…いっ…気持ちっ…いい?…なつ…」 「いいっ…気持ちっ、いいっ…んんっ…やぁぁっ…もっ…イクッ…いっちゃうぅ、優哉ぁっ…」 「あぁっ…もっ、ボクもっ…イ…ックっ…っ!!」 「あぁあぁぁっん!!」 ***** ***** ***** ***** ***** ぐったりと気だるい体をベッドに預け、優哉の肌の温もりを直に背中に感じ取りながら、自分の首の下から伸びている彼の腕をそっと自分に引き寄せる。 「もう。なんでこうなっちゃってんの?」 「クスクス。だって、保健体育だから?」 だから…そんな科目テストにねぇっつの。 「もぉー、保健体育なんて補習にもないし!大体、いつも激しすぎるよ、優哉ぁ」 「それは、捺がいつも不安になるようなことを言うからだよ」 「えー?なに、言ったっけ…」 「今日は、僕の隣りにいてもいいのかとかさ、つりあってるのかとかね」 「どうしてそれで優哉が不安になるの?不安になってるの私だよ?」 「その不安になって僕から離れようとする言葉を言うから、僕が余計に不安になるんだって」 「だってしょうがないじゃない。不安になっちゃうんだもん…」 「どうして不安に思うの?」 「だって。完璧なんだもん、優哉。頭もいいし?運動神経もいいし…音楽もできちゃって男前」 ボソボソっと口先だけを動かしてそう零すと、クスクス。と、小さく笑われながら、キュッと体を抱きしめられる。 そして、肩に一度唇を落としてから、穏やかな声で優哉が囁いてきた。 「ねえ、捺?人間誰しも欠点はある。完璧な人間なんてこの世にいないと思うよ?それを補える相手がいるからこそ、成長できるんじゃない?」 「成長?」 「そう。僕だって捺から色んなことを教えてもらってるよ。人に対する優しさだとか、思いやりとか。だらしなかった部分を指摘されて、それを正す方法も教えてもらった。朝があんなに苦手だったのに、捺のお陰で起きられるようになって、どうしようもなく汚かった部屋が、捺のお陰で綺麗に片付けられるようになった。私生活の面では、欠点だらけの僕だったけど、少しずつ成長できてるのは、捺がそれを補ってくれてるからでしょ?」 「優哉…」 「だから、僕には捺が必要なんだ。心も身体も全て満たしてくれる捺の存在がね」 「満たせてる?私」 「もちろん。充分すぎるぐらいね」 「優哉の隣りにいても大丈夫?」 「また、そういう事を言うの?」 背後からジロリと睨まれた気がして、慌てて、言わない言わない。と、訂正する。 でも、成長…かぁ。 優哉と付き合いはじめて、大切な事を沢山教えてもらって。 少しずつではあるけれど、私も成長できてるのかな。 そう、考えられるようになったことこそ、成長してるってことなのかしら。 以前の私なら、こんな事すら浮かばなかったもんな。 そう考えると… やっぱり優哉って凄い人間だなって思う。 色んなことに気付かせてくれるから…。 優哉に少しでも近づけるように。 優哉にふさわしい女になれるように。 私も頑張って成長しなきゃダメだよね。 「ありがと、優哉」 「ん?」 「私、頑張っていい女になる」 「クスクス。それ以上いい女になって、また僕を不安にさせるの?」 「ううん、逆に減らしてあげる」 「え?」 「不安が口から零れないように、優哉に見合ういい女になるってこと」 「僕には充分過ぎるほど、捺はいい女だけどね?」 「頭もそれに伴わなきゃ」 後ろを振り向き優哉に向かってそうニッコリ笑うと、彼もまた同じようにニッコリと微笑み返してくる。 「お!じゃあ、頑張って勉強しちゃう?」 「うん、頑張っちゃう。優哉にイチから勉強を教えてもらって、少しでも成績が上がるように頑張る」 「クスクス。いい心がけ。じゃあ、3回に1回の割合で保健体育を織り交ぜて頑張ろっか」 「え…いや、あの…」 保健体育はテスト科目じゃないから、別に織り交ぜなくてもいいと思うぞ? しかも3回に1回の割合って… それじゃ私の体が持たないっつうの!! ++ FIN ++ 短編第2弾でございます(笑) して、ぜってーあり得ないお話仕立て…すいません。 バーチャならではの特性を生かし(?)こんな感じで仕上げてみました。 ま、まあ…さらり〜と読み流していただけると助かります(^▽^; ツッコミどころ満載なのは自分でもわかってます、はい(滝汗) アップしようかどうしようか迷ったぐらいだし…(実は第1弾をアップした時にできてました) でも、やっぱり折角書いたものなので、できれば読んでいただけたらなぁっと。 何故か新一化しそうな優哉に、一抹の不安を覚える神楽でした…あはは〜… H19.3.1 神楽茉莉 top |