FG 3 GB d2.jpg 「飽きてきた……」 俺は独り言を呟いてから、またナジュに話しかけた。 「ナジュ」 WAIT G1 naju.gif 350 「何だ」 WAIT 「なんとなく聞くんだけど、人間、好きか?」 「……暫く、嫌いと言うより厭わしかった時期はある」 「それ、例の……お姫様関係で?」 「何故そんな事ばかり訊ねる」 「気に障ったなら謝る」 つい気なるから、つい聞きたくなるんだよなあ、と思った。 「気に障った訳ではないが」 「そう? ならいいけどさ」 「……人間と私たちそれ以外の存在とでは、所詮相容れない。寿命も異なれば、その他何もかもが違う」 俺は会話終了かと思っていたのだが、ナジュはどうやら質問に答えてくれているらしかった。 彼は言葉を続けた。 「彼女と私も結局違った。……人間を見るとそれを思い出す。だから厭わしかった。そういう事だ」 「暫く、って言ったな」 「ああ」 「今は?」 「今もそうならば、おまえの召喚獣になると思うか」 「あー。そうかも」 俺は「ふむ」と納得した。 その後、ついでに聞いた。 「何が切欠で平気になったんだ?」 しかしナジュは俺を見つめ返しただけで、それについて返答はしなかった。 GO 17.scn