(なんとなく臨時) |
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日記に書くほどメジャーじゃないので、別ページにしてみました。ちょいと啓蒙活動してみます。絵は仁義なき甲子園にちょこっと。 『怪物伝』を読みたいけど入手できない、という方はお気軽に御連絡ください。 |
わざわざ目次 ●『怪物伝』とは… ● あらすじ ● 設定勝手に大検証! ● その他の重箱のすみ [更新:2007.2.8] 「その他の重箱のすみ」と単行本背表紙画像を追加。 |
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●『怪物伝』とは… 大都社発行の単行本『雀鬼-2025』(1986年発行,定価600円)に収録。 巻頭の扉カラーページは『石川賢画集 2 邪神 Acollection works work』に再収録。 『雀鬼-2025』は現在は絶版。探せば古本で購入可能ですが、プレミア価格は必至です。ちなみに私は2500円で購入しました。他の収録作も面白いものばかりなので、復刻や再収録されていないのが謎で仕方ありません。石川バイオレンスが好きなら、絶対に買って損なし! Google 「雀鬼-2025」検索結果 Amazon 「雀鬼-2025」検索結果 で、なんで今『怪物伝』なのかと言いますと、原因はわかりませんが、なぜか局地的ブームなのです。単行本を購入したという人もなんだか結構いらっしゃるようですし! そしてとうとう猛者が出現。本が出るよ...!しかも女性向けです。詳しくは根岸さんのHP『SOUL SQUARE』をチェックだ! |
●設定勝手に大検証! 何しろ1話こっきりしかないこの漫画。重箱の隅をつついてつついてつつきまくりじゃーい!(つつかざるを得ないということです。) 舞台:久魔港町 ・海の反対側は山。 ・町の中央を久魔川が流れる。上流を向いて川の左手にタケシ宅、右手にヒロミツ宅。 ・「智弁学園」という学校が県内にあるらしいので、もしかしたら和歌山県。でも言葉は広島風? ・学校からタケシ宅の間には繁華街があるらしい。 ・これといって特徴がない(=おそらく普通高校)。 ・久魔港町の山際にある。3階か4階建て。 ・男子生徒の姿しかないので、もしかしたら男子高。 ・校長、野球部監督は意外にしたたか者。 ・野球部のユニフォームは、扉ページのカラーリングで言うと白地に緑と赤のライン。クリスマスっぽいぞ。 ・球速は155キロ。キャッチャーミットがすぐだめになる。石灯籠もぶっ壊す。 ・性格は荒々しいが、黙って凄みをきかせるのもうまい。 ・極道を愛していて、家を継ぐつもりでいる。 ・家のことを原因に、ヒロミツをライバル視している。いつか殺すと明言している。 ・組の者には「タケシボン」、メンバーには「タケシさん」と呼ばれている。 ・体格はいいが、ヒロミツより背は低い。 ・左上の奥歯が無い。子供の頃、ヒロミツとの喧嘩で抜けてしまった。 ・野球のユニフォームにゲタ、ドテラのいでたちが印象的。 ・野球を始めたのは、ヒロミツが野球を始めたから。野球自体には興味がないと言うが、本心はそうでもないらしい。 ・友達(子分)思いのところもある。 ・家は久魔港町を昔から仕切ってきたテキ屋協会「九竜会」(看板の表記は「九龍会」)。自宅は敷地の広い、旧家らしい日本家屋。 ・父親(竹蔵)はタケシと違って温厚な印象。タケシの野球を良く思っているらしい。 ・母親は登場せず。 ・タケシは次男だが、長男の姿は見えない。父親のセリフ「お前がその気なら、この九竜会もわしの代で終わりにしてもええと思っとる」からすると、長男は跡継ぎの頭数に入っていないようだ。つまり、長男は出奔したか死んだか。ムショは帰って来る可能性があるので、違うと思われる。 ・強打者。地区予選準決勝だけで6打点(うちホームラン3本)。スコアボードをぶっ壊す。 ・性格は冷静沈着で古風。キャッチャーだけあって頭が良く、タケシより1枚上手。 ・甲子園に行くのは子供の頃からの夢。純粋に甲子園を目指している。 ・甲子園に行くまでの間は、普通の高校生らしく過ごすらしい。甲子園に行ったあとは家を継ぐつもりでいる。 ・タケシを敵対視はしていない。むしろよく理解している。 ・メンバーには「山崎さん」と呼ばれている。 ・背が高く、体格もいい。アゴが長い。 ・どう見ても高校生に見えない(老けてる)。 ・扉ページでは顎にヒゲ? ・居合いか剣道をやっている? ・私服は和服。自宅で日本刀の手入れをしたりする。 ・家は久魔港町にあとから入ってきた広域暴力団「山崎組」。自宅は3階建てのビル。 ・父親(十吉)はヒロミツと違って太っており、都会ヤクザっぽい気性の荒い印象。九竜会を目の敵にしている。ヒロミツの野球にあまり興味はないようだが、決勝戦では応援に来ている。ちょっとお調子者っぽい。 ・母親は登場せず。 ・兄弟がいるかどうかは不明。 ・タケシ派には山中、猫目のやつ、岩石顔のやつなど。5,6人。 ・ヒロミツ派にはサングラスのやつ、デブのやつなど。5,6人。 ・甲子園出場回数11回の野球名門校。 ・現行のチームは弱小と言われているらしい。なのに決勝進出とは...? ・県の教育委員会、高野連がウラにいるらしい。 ・キャプテン(7番山屋?)は眉毛と睫の境界がない。 (1)監督のセリフで「この大会が終われば、あの2人も卒業」とあるので、これからすると夏と思われる(3年生が最後に出場できるのは普通、夏の甲子園)。 (2)寒い季節に思えるポイント。タケシのユニフォームにドテラという格好、竹蔵や新聞記者の格好、他の人物も長袖。最初の試合シーンで、ベンチの扇風機が稼動していない。 (3)夏に思えるポイント。入道雲がよく描かれている(しかしセミの声などは描写されていない)。街灯に蛾がたかっている。 (※最後の「甲子園の夏期大会が始まる頃...」は、翌年の夏のことかもしれないので、ここでは不確定すぎるので挙げない。) (1)についてですが、春のセンバツというのは甲子園での大会日程が3月末〜4月頭なのが普通です。すなわち3年生は3月末で卒業扱いなので、出場していたらおかしいわけです(留年すればアリなのか?)。じゃあ、今3年生になったという意味では...というと、地区予選は2月〜3月なので、その場合2人は「2年生」と書かれていなければなりません。監督のセリフもおかしくなってきます。 そこで甲子園と言えば?と問うと、一般人は「夏」と思うでしょう。(2)(3)の絵的な部分も、夏とも春とも言い難いし、監督のセリフの件もあります。タケシのドテラなんてのは、描きたかったポイントだったので、夏だけどあえて描いちゃったんじゃないかしらと思えます。そこで私の予想は夏! 地区予選なので7月頃と推察します。「甲子園の夏期大会が始まる頃...」は8月の上旬、少年刑務所に即入ったということで(2人とも怪我治ってないのに...)。いろいろおかしい?いいんだよ、マンガマンガ! ・よく見ると、目玉のおやじがいるぞ! ・2人が入る少年刑務所は「甲子園刑務所」。兵庫県? |