2010.12.29
年刊♪虎ボーイ.com

はい、お察しのとおり、タイトル考えるのがめんどくさかったんです(カミングアウト)
ドッと来られても困るぜ虎ボーイ。抜き差しなら〜ないオトコぉ〜♪(それはエキセントリック少年ボウイのカーボウイ!)

はい、今年はさざ波のような年でした。
去年始めたリハビリ程度の軽い仕事が、ある時期を境に仕事内容がゴロッと変わり、去年とは違う意味でしんどかったです。
上の人からエラそうに言われるし、そのプレッシャーでミスは連発するしの悪循環・・・(凹)
でもそれは自分に原因があるワケだし、環境が変わった程度で辞めてたらどんな仕事も勤まらんなと踏みとどまり、なんとか続けてるアリサマ。
なにくそ〜!!今度大きいバクダン落とされたらケツ割ったらぁ!(そんな意気地もねぇクセに・・・!)

毎年言ってますが、今年も更新が遅くなってしまい、ホントに申し訳なく思っています。
飛べない豚はただの豚!書けない虎もただの豚!な状態になってます。
それでもヤル気がないワケではないということは強くお伝えしたい次第。
キリリクをお待たせしてる方々にはホント地面にアタマをつけて土下座してデコ擦り剥く勢いです。
申し訳ありません・・・ちゃんと書きますので、お待ちくださいね!!(ブッチャーばりのデコ流血)

 

さてさてさてさて、さぁさてさてさて。年末ですね。
「M−1が終わると今年も終わり」と「新大阪」の中でも歌われているとおり(ウソつくな!)、M−1は年末の代名詞ですな。
毎年M−1の感想を語ってるので、今年もちょっと書いておきます。
あくまで自分の感想を残しておくための資料ですので、超個人的な感想となっております。
辛口批評してしまう場合がありますので、好きな芸人さんが出演されていた方はスルー推奨です。

☆カナリア
悪くはなかった。
おもしろかったし、流れも悪くない。
が、同じことの繰り返しで間延び。単調で飽きがくるネタ。
途中で「ええっ、そうなる?!」という意外性がほしい。
ボンが安達にワケもわからぬまま歌わされるところはよかったと思う。
「♪ファイティ〜ングポ〜ズ」は耳に残るね(笑)
でもやっぱりトップバッターは不利ね。

☆ジャルジャル
同じ設定のショートコントをただくっつけて繋げただけみたいなネタで、それぞれのネタの連結が悪い。
もう少しナチュラルなネタ運びをしてほしかった。
冒頭のツッコミが早すぎるというのも、見ててわかりにくい。
期待値が大きい分も損をしているんだと思う。
ジャルジャルはコント師であって漫才師ではない。

☆スリムクラブ
今回決勝進出したというのを知った時の感想は、「エンタに出てたつまんねぇヤツら」だった。
期待せずに見たら、なんのなんの。
独特の間と、独特の世界観がなかなかによかった。笑った。
あれだけシュールが評価されにくい場で、あれだけの言葉数で、あれだけの笑いとあれだけの得点を取れたのはすごい。
納得の最終決戦進出。(上位3組がおもしろさでは抜きん出てた)
そして最終決戦の3組の中でスリムクラブが一番おもしろかった。
ただし、以前オードリーの時も言ったけど、あれを最終決戦で「漫才」として評価してしまうと、M‐1の価値が下がってしまいそうな気がする。
やっぱり漫才というのはかけ合いがあってこそだと思う。
でもホントおもしろかったよ。
こうやって考えると、スリムクラブにあんなおもんないネタばかりやらせてたエンタはやっぱりクソ、という結論に達した。またエンタ叩きか!(笑)

☆銀シャリ
何度か見たことがあるネタ。
漫才の技術は高いのはすごくわかる。
が、ネタ自体に個性とインパクトがなく、漫才の「平均点」なレベルを脱しないので、話芸がうまくても平均点以上にならない。
もうちょっと盛り上がって来るカンジとか冒険・暴走がほしいところ。

☆ナイツ
今年のスポーツの振り返りネタ。
これも話題の人を羅列することでネタがぶつぎり。
スポーツという広いククリだとアレもコレもと詰め込んでしまい、ネタがアッチいきコッチいきしてしまいがち。
野球なら野球、サッカーならサッカー、といった狭いテーマに絞った方が流れがスムーズだったかも。
いつもとスタイルを変えてきたらしいけど、結局目立った違いはわからずじまい・・・。
でも終盤のたたみかけは、さすがといったところ。
漫才の技術面ではナイツとパンクブーブーが飛び抜けている。

☆笑い飯
まさかの優勝(笑)
いや、好きだからいいんだけどさ!
Wボケという部分は、すでに笑い飯のスタイルとして確立してるんで今さらどうこう言うつもりはない。
そうじゃなくて、ネタが去年と似すぎていて残念。
サンタクルスは鳥人の焼き直しに感じたなぁ。
最終決戦のネタにいたっては、それらのさらに劣化版といったカンジ。
そない架空の人物ばかりを並べられてもなぁ・・・。
ハッキリ言って、今年のネタではM‐1優勝のクオリティはない。
ただ単に、他の2組を選びにくかっただけの話。

☆ハライチ
う〜ん・・・キライじゃないけど、成長は見えない。
去年とどうちゃうの、と。
去年最終決戦に残れずで、それと同レベルのネタをやったところで今年も最終決戦はムリやろう。
「うん、ハライチやったね。」という感想しかない。
オチも弱い。

☆ピース
こちらもネタの流れが悪く、ぶつ切り・・・。
吸う発音のクダリがあって、次に急に「なめるモノは・・・」とボケが話を進める。
それがなんとも突拍子なカンジ。
あと、「はやいモノは・・・」の部分で、又吉と綾部が「早いモノ勝負」をしたのだが、それがたったの2つだけで、しかもそれが終わったらまた元の流れに戻ってしまった。
早いモノ勝負の部分が余計な気がする。
あの部分いらんのんちゃうん?
もしくは、勝負を続けてその流れのままで終わるか、かな。
今後に期待。

☆パンクブーブー
敗者復活枠。
前にM‐1ツアーを見に行った時のネタがイマイチだったんで期待してなかったが・・・
やっぱりすげぇ!技術面ではぶっちぎりトップ!
今回のネタはテンポもいいし、「どうなるんやろう?このセリフの続きどう変化するんやろう?」と引き込まれる。
今回のM‐1決勝のネタの中で一番おもしろいネタやった。
ところが、最終決戦のネタがいただけない。
先に見たネタと内容もパターンも似すぎ!去年の敗者復活のNON STYLEの二の舞だ。
敗者復活でもネタ披露してるし、ネタを使い果たしてしまうのかも。
先のネタが最高だっただけに、とにかく残念でならない。
最終決戦で違うパターンのネタをやってたら、もしかしたら連覇してたかもしれないな。

☆総括
今年がラストイヤーということで、過去大会からの貢献度からいって笑い飯だったのかな、といった印象でした。
審査員にさまぁ〜ず大竹と雨上がり宮迫がいて、ふたりとも好きな芸人さんだけど、審査するにはちょっと早すぎるんじゃないかなと思った。
しかもさまぁ〜ずも雨上がりも、漫才というよりコントが得意分野だし、ちょっと違うんじゃねぇの、と思うワケだ。
あ、ナンチャンはいいんだよ、コント中心とはいえ一時代を築いた人だからね。
ある程度、風格と貫禄を兼ね備えたベテランの漫才師が審査すべきだと思う。
いつも上沼恵美子とか巨人師匠とかいたじゃん。
あのクラスぐらいの人ならいいけども。

M−1に関してはそんなカンジかな。

 

というワケで、今年も残りわずかとなってきました。

今年は俺っちの中でユタカさん旋風がハンパなかったです。
さすがっす!ステキっす!たまらないっす!最高っす!
来年もそのハリケーンにまだまだ飲み込まれていくのか、新たな風が巻き起こるのか否か、非常に楽しみであります。
ユタカさんは、神が作りし今世紀最高の創造物!(真顔で言ってるが日本語ヘン)

年またぎのツアー中ですが、ゴスのメンバーには体調に気をつけて頑張っていただきたい次第ですな。
来年もゴスにドップリ浸かっていきまっしょい!ええお湯加減!(笑)

ではでは、よいお年を☆


古。

新。

項。