男2「・・・なんすか。」
悪「『なんすか』やないやろ。」
男1「え?」
悪「『え?』やあらへんがな。おかしいやろ、これ。」
男2「5人揃って、」
5「ゴス・・・」
悪「待てって!なんやこれ。おかしいやろ。こんなん相手に闘われへんわ。」
男2「いや、そんなこと言わずに・・・」
悪「あかんあかん!こんなヒーローあかんやろ。よう見てみ?・・・まずは、お前。」
悪者、男3を指差す。
男3「俺、ですか?」
悪「そうや。お前一番最初に出てきたな。・・・お前は誰や。」
男3「・・・俺は・・・アカスンジャイですけど?」
悪「まぁお前はええわ。じゃあその次出てきたお前。」
悪者、男1を指差す。
男1「はい。」
悪「お前はなんや。」
男1「キスンジャイ、です。」
悪「お前もええわ、許しとったる。・・・その次、お前とお前。」
悪者、男4・男5を順に指差す。
悪「お前らは?」
男4・5「アカスンジャイです(ハモる)」
悪「おかしいやん!」
男4「え・・・」
男5「おかしい・・・?」
悪「おかしいに決まってるやん!さっき赤ひとりおったがな。なんで赤が3人もおんねん!なんでや?!」
男5「3人とも赤着たかったんで・・・」
悪「あかんあかん、そんなん。着たいからっておんなじのん着てええって問題やないねん。」
男4「そうなんですか?」
悪「当たり前やがな!・・・で、最後。お前は?」
悪者、男2を指差す。
男2「キスンジャイ。・・・5人揃って、」
5「ゴ・・・」
悪「いや、お前もおかしい。キスンジャイ、さっき出たがな。なんでお前も黄色やねん。」
男2「いや、あの、俺とコイツは高校の同級生で・・・」
悪「いやいや、そんなん関係あらへん!」
男2「5人の中に同い年がいる、っていうのを前面に出していきたいなって思ったんで・・・」
悪「なんやそれ!なんでそんなん前面に出す必要あんねん?!おかしいやろ、5人おって2色しかないて。」
男2「あの〜・・・俺ら、色とか、正直どうでもいいんですよ。」
悪「ええことあらへん!」
男2「もっと俺らの内面とか、個性を見てもらいたいっていうか・・・」
悪「いやいやいや!ちゃうがな!・・・これ、ちびっこが見とんねん。ちびっこに内面とか理解できるワケあらへんがな。
ちびっこにわかりやすいように色を分けろて言うてんねん。」
男2「はぁ・・・」