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       ・・・・僕は、貴方の強さに憧れていたんだ。 
 
 ラクール武具大会−−−−王に謁見するという目的とともに、 
 ディアス・フラック・・・・・彼に、もう一度会うという目的もあった。 
 
 そして、僕は今・・・・ 
 
 
「そこをどいてくれ」 
 彼の瞳は、たしかに僕を憎んでいる瞳だった。 
 …そう思われるのも無理はない。僕は、準決勝という、大変不名誉なところで終局してし 
まっていた。軽蔑されるのも・・・無理はない。 
「僕は・・・僕は・・・」 
 貴方になにか伝えたかった。 
 
 …何を? 
 
「失礼する」 
 
 
 彼のブルーの髪が、頬をかすめた。 
 
 
 
「クロード!!」 
「…?どうしたんですの、クロード?」 
 
 僕は・・・・ 
 
「何でもないよ、ディアスとの力の差を見せ付けられただけさ」 
 
 そう、力の強さを−−−−− 
 
 
 
僕は、あなたの強さに憧れていた。 
迷いのない、まっすぐな瞳・・・そしてその強さに。 
 
それでも、あなたの闘いを見て、背筋が震えたのも事実。あまりの強さに、対戦相手を一瞬 
で切った、あの時に。 
怖くて、あなたがとても怖かった。 
 
それでも、あなたは僕の強さの象徴だから。 
 
次にあうときには、きっと・・・・・ 
 
 
 
 
 
 
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「短すぎやーーー!!!!!」っていうつっこみはご勘弁くださいませ(^^; 
 これでも、一生懸命書きましたので。 
 展開は、ラクール武具大会の後です。友達が、遊びにきて、ちょうどそこをやって 
たので、(っていうか今もしてる)書いてみましたV 
 クロが、ディアスの強さに惹かれる時・・・ってやつを書きたかったんですが、 
・・・・・・ご、ごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!!!!(脱兎) 
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