うらのおと ご訪問御礼

おとなのための男同士の恋愛小咄
18 歳未満の方はお戻りください






男三人集まれば、これはもうハードに猥談するしかないわけだが


■座談会:川島家にて

拓真「みなさま、こんにちは。本日もご訪問ありがとうございます。さて、本日の座談会、お題は高度なテクニックというものについて。司会は私、辻本拓真です。今回のゲストには、京都在住のおふたかた、川島充さんと、小金井康太さんに来ていただきました。本日はどうぞよろしくお願いいたします」

康太「よろしくお願いしまっす」

「……なんでぼくが呼ばれてるのか全然わからへんねんけど……」

拓真「こほん。えー、本日おふたかたをお呼びしたのはほかでもない。あのですねー、ちょいと小耳に挟んだんですけど。えー。……実際のところ、写真プレイっつーのは燃えるかどうかという、そういう話をですね、おふたりの実体験にもとづいてお聞きしたいっつーか」

康太「写真プレイー? って、なにそれ。どんなことやんの」

拓真「や、もともとはやな、坂崎さんと柏原さんが、その、写真プレイを実践してはるらしいんやけど、その、おれにはその効果とかようわからんくてやね、その」

「あー。チャレンジャーやからね、あのふたりは」

康太「つっても、うーん。具体的にはどんなことやってはんの?」

拓真「えーと、だから、まず、坂崎さんがやね、柏原さんを、こう、縛って、こんなふうに」

「坂崎くん、縄師なの?」

拓真「……なんですか、それ……」

「辻本くん、知らんの? 亀甲縛りとか。菱縄縛りとか」

拓真「……高度すぎます…… ていうか、亀甲縛りはともかく、菱縄縛りってなんですか」

「見てみる? えーとどこかに写真集が……」

拓真「いや、遠慮しときます! つーか、高度すぎておれには無理です!」

「無理って? あ、なんや。聞きたいのは実践方法なん?」

拓真「実践、ていうか…… も、もしや、川島さんらはそのような高度な縄縛りを実践済みなので……!」

「まさか。難度高すぎて、ぼくら一般人には無理やよ」

拓真「……川島さんらでも一般人なんですかそうですか……」

康太「つまりあれ? 辻本さんが晶に緊縛プレイをやりたいっつーことなん?」

拓真「ちがーう! おれがしたいのは緊縛プレイやなくてやなー!」

康太「あ、そか。坂崎さんらの写真プレイの話やったっけ。緊縛ってわけでもないのか。坂崎さんの縛りってどんな感じなん?」

拓真「えと、せやから、その、こんな感じで、こことここを拘束して、えーと」

康太「……辻本さん、絵心はあらへんね……」

拓真「ほっといてくれ! えーと、で、こんな感じで」

康太「あー、はいはい。だいたいわかった。えーと、でも、これって……」

「うーん、拘束自体がどうのってわけでもない、かな?」

康太「かたちだけってこと?」

「物理的拘束ってより、精神的拘束に近いんやないかな。柏原くん、暗示にかかりやすそうやからねぇ。パブロフの犬的に」

康太「なるほど」

拓真「え? え? え?」

「縛られる過程のほうが気になるなぁ、これは。坂崎くんのやることやから、言葉でのリードがすごいんちゃう?」

康太「ああー。想像ついちゃうね……」

拓真「えーと、それは、あのー」

「柏原くんって羞恥プレイに弱いんやっけ。これで喜んでるとしたら、かなーり素質あるんやないの、これは」

康太「公開調教、みたいな?」

「うん。そう」

拓真「……すみません、どんどん話が見えへん方向に……」

「あー。つまりね。この拘束って、実際に身動きとれへんくなるようなものとちゃうのよ。柏原くんさえその気になったら、外すのは簡単やと思う。けど、柏原くんには拘束かかっちゃってるんやよね。たぶんこれ、拘束がどうのこうのということやなくて、えっち体制に入るスイッチになってるんやと思う。柏原くんにとって」

拓真「スイッチ?」

「たぶん、縛るときに決まり文句みたいのがあると思うよ。坂崎くんが言葉で弄って、縄をかけたら、柏原くんはそういう体制に入っちゃうとか、そんな感じになってるんやないかなー」

拓真「あー。パブロフの犬ってそういう…… つまり、条件反射、ですか」

「坂崎くんの教育のたまものやろね。でもまぁ、坂崎くんのテク云々の前に、柏原くんの側の素質もかなりないとあかんと思うけど」

康太「あー。つまりぶっちゃけ、辻本さんらがおんなじことやるとしても、ここまでもってくのにかなり日数がかかると思うから、辻本さん、たいへんやよ? そいでそれ以前に、そもそも晶の側に素質がないとあかんわけで」

拓真「……ぶっちゃけ、どういうことなんでしょうか……」

「晶くんが協力的やないと無理ってこと。これ、たぶん、柏原くんは全然嫌がってへんと思うよ、最初っから」

拓真「は」

「つまり、柏原くんのほうから拘束されたがってるのよ。まぁ、坂崎くんがそう仕向けたからではあると思うけど」

拓真「は?」

「んー。つまりね、拘束プレイって、双方の息が合わんと難しいっていうか。どっちかがルールを破っちゃったり、乗り切れなくて醒めちゃったりしたら、終わりなのね」

拓真「はあ」

「柏原くんにはたぶん、もともと拘束願望があったんやと思う。それが表に出てたかどうかまでは知らんけど。坂崎くんがそこにつけこんで、時間かけて仕込んだんやないかな。拘束かけられたら、そのあとはどんなに恥ずかしいことやっても平気って、学習させたというか。一回、拘束されるのは気持ちいいことって学習してしもたら、あとはなし崩しやないかな。柏原くん仕込むのは、かなり楽と思う。だいたい、羞恥プレイが好きって時点で、恥ずかしい自分を見られたい願望があったわけやから」

拓真「……はぁ…… それはつまり、坂崎さんのテクではなく、柏原さんの願望のなせるわざやったと……」

「もちろん、坂崎くんのリードはとても重要。でも、かれがそういうのうまいのは、辻本くんから見てもわかるでしょ」

拓真「いや、その、あの……はぁ……」

康太「で、これで、写真を?」

拓真「あ。そうそう。それでこう、坂崎さんが写真撮って、その、シャッター音で、柏原さんが、ぴくっと」

「……かわいいなぁ……」

康太「……充さん、いまさらあのふたりと3Pしたいとかいうのは、やめてよね……」

「ぼくにそういう趣味はあらへんって」

康太「んー。たしかに。充さんはいじめがいもないし、堪え性もないもんなぁ……」

拓真「いじめがい?」

康太「こういうたぐいのプレイって、責められてるほうに羞恥心が高ければ高いほど燃えるやん。で、たがが外れたときのギャップにさらに燃えるっていうか。つまり、柏原さんはそうなんやない? ってこと」

拓真「うっ」

康太「充さんはこんな拘束にじっと耐えたりせーへんから駄目。もともと羞恥心とかもあんまりあれへんし」

「ほっといてくれる?」

康太「それに、おれのほうにもそういうの引き出したいとかいう願望は、あんまあれへんし」

拓真「あー、なるほど……」

「ていうか、柏原くん相手なら、ぼくもいじめるほうに回りたいかも。でもぼく、奉仕するだけやとつまんないんだよね。うーん」

康太「みーつーるーさーん! 勘弁してよ、もう…… あー、あと、晶もそういうの、駄目くない? よっぽど上手にリードしたらんと、羞恥心通り越して、嫌悪感のほうが高くなりそう」

拓真「そ、それはたしかに……」

「公開プレイしてくんないかなー、柏原くん」

拓真「はひ?」

「ぼくらから坂崎くんに話もってくってのはどうかな。坂崎くんがうまくやってくれたら、できひん話やないんやないかなー。やってみたら絶対、柏原くんはまると思う」

康太「あー。例の台本実現みたいな?」

「坂崎くんのプロデュース力はもう疑う余地あらへんから、あとは柏原くんをどうやってはめるかやねぇ」

拓真「……どういうことでしょうか、それは……」

「場所はどこがええかな。坂崎家やとイメージしやすくない?」

康太「あ。リビングの続きの部屋を使わしてもらうの?」

「そうそう。もっと簡単に、リビングのローテーブルを仕切りにしてもろてもええけど」

康太「あ、そっちのが燃える……」

拓真「……意味わかりません……」

「舞台と客席のあいだに線引きするのよ。坂崎くんが指揮者で、ぼくらは観客。で、柏原くんが踊り子」

拓真「……踊り子、ですか……」

「ぼくらは、指揮者の許可なしに舞台には上がられへんわけ。柏原くんは指揮者の言うことしか聞かなくていい」

拓真「うーん」

「さっきの写真プレイの応用編になるんやけど。坂崎くんと柏原くんの役割はおんなじで、ただ、カメラの位置にあるのがぼくらってこと」

拓真「な、なるほど!」

康太「すでに条件反射はできてはるんやから、リードさえうまくできれば、スイッチは簡単に入るかも?」

拓真「……スイッチ……」

「そのへん、やる気にさえなれば、坂崎くんにはお手のものやないかな。拘束がかかりさえすれば、スイッチが入るってのが前提やけど」

拓真「……拘束……」

「問題は、どうやって縄をかけるかってことやけど」

拓真「……縄……? カメラ……? 舞台と客席……? 羞恥プレイって……ああっ!」

康太「なによっ! 急に大声出さんとってよ。びっくりしたやん」

拓真「おれ、たぶん、その現場に、遭遇したことあるっ!」

康太「へ?」

拓真「か、会社の社員旅行で。そ、そーかー、すっげー納得した……」

康太「なによ、それ」

拓真「やから、社員旅行で。柏原さんと坂崎さん、おんなじ部屋やったのよ。で、おれらはその隣の部屋にいてたのね。で、窓が開いとったんやけど。気づいたら……その……いたしてる最中の声が……柏原さんの声が、乱れまくっとって……」

康太「あー」

「なるほど。それは現場やわ」

拓真「……せや……羞恥心が必要とか、坂崎さん、言うてはった…… ぎゃー!」

康太「それって、公開プレイまで、あと一歩やん」

拓真「……そ、そうか……スイッチ……あそこなら浴衣の帯が…… ぎゃあ、どんどん妄想が生々しくっ!」

「なんかますます実現できそうな気になってきたね。柏原くんが観客の存在で燃える人なんやったら、観客は近いほうがええよね。ローテーブル越しでいけそう。向こうがソファで、こっちが床で」

康太「うーん。それこそかたちだけの拘束でスイッチ入らはるんやったら、ソファよりダイニングの椅子を使てもろたほうがよくない? 拘束は片手だけ、椅子の背に」

「あー、それおもしろそう。で、M字開脚でこっちを向いてもらう」

康太「……充さん、焦りすぎ…… 最初は上半身だけでいいっしょ」

「乳首責めから徐々に? 開発されてそうやよね、柏原くん」

康太「開発されてそう…… 坂崎さんに、こうシャツをそろそろと下からめくってもろて。乳首が見えただけで、やんやん言わはりそうやない、柏原さん?」

「言いそう。あとは、坂崎くんの話術にすべてを託す感じで」

康太「あー。簡単に想像ついちゃうのが怖いよ……」

拓真「やめてくれー。妄想がー。妄想がー」



■妄想:充と康太=作/拓真=脚色

里哉「や……や……」

瀬那「大丈夫やから。見てもらうだけ。あんたのきれいなとこ。な?」

里哉「や……イヤ……瀬那……」

瀬那「ほうら、おいしそうな乳首出てきた。もうとがってる。自分でわかる?」

里哉「ん……ん……」

瀬那「つぷってしてる。おいしそう。自分で触ってみて。こっちの手ぇ、あいてるやろ?」

里哉「や……イヤ……あ……」

瀬那「ん。上手。こりこりしてきた? ど? 言うて?」

里哉「や……おれ、やらし……あ……」

瀬那「ん。すっげーやらしい。かわいいで、里哉。こっちも見せたげて」

里哉「あ。ああ……」

瀬那「こっちはおれが弄ったげる。ど? 気持ちい?」

里哉「ん……んん……」

瀬那「ええ子。ど? 見られてるのも、ちょっとイイ感じ?」

里哉「あ……やだ……おれ……瀬那ぁ……」

瀬那「かわいい、里哉。下のほうも見てもらおか。な?」

里哉「いや、いや、そこはいや、いや、瀬那、瀬那ぁ」

瀬那「出てきた出てきた。ほい、足開いて見せたげて」

里哉「や、いや、いや、ああ……は……」

瀬那「おれの言うことよく聞くええ子。もう濡れてもてるで。わかる? ほら、こうやって指つけて……」

里哉「ん……んん……っ!」

瀬那「離すだけで、糸引くで。やらしーね、里哉ちゃん」

里哉「あ……や……もう……ああ……」

瀬那「里哉、指止めない。さて、こっちはどうされたい? こんなふうに弾かれたい? それとも……」

里哉「んっ! んんっ……!」

瀬那「こんなふうになでなでされたい?」

里哉「あ……あっ、んっ、やっ……!」

瀬那「ぴくんぴくんしてる。雫流れちゃってるで。わかる? 気持ちい?」

里哉「ん……んん……っ!」

瀬那「あぁあ、このままやと、椅子、汚れてまうなー」

里哉「あ……ああ……」

瀬那「どうしたらええ? 自分で考えて?」

里哉「ん……んん……あ……イヤ……」

瀬那「なにが嫌?」

里哉「や……見え……見えちゃ……う……やぁ……」

瀬那「ん。膝抱えてもたから、お尻までみんなに見てもらえて嬉しーな、やらしー里哉ちゃん?」

里哉「違……違……」

瀬那「見てほしかった? 自分から膝抱えたんやもんな。目の前にみんないてるのわかってるやろ? 嬉し?」

里哉「や……や……あ、も……」

瀬那「ひくひくしてる。自分でもわかるやろ? どーなってるか、みんなに教えたげて?」

里哉「や、や、おれ、もう、や……は……」

瀬那「里哉?」

里哉「も、や、いや、おれ、なんで……あ……」

瀬那「見られてんの、気持ちい?」

里哉「ん、ん……」

瀬那「もっと見てほしい?」

里哉「あ……あ……」

瀬那「言うて。ほら」

里哉「見……て……見て……なんで……おれ……」

瀬那「見られながら、どうされたい?」

里哉「あ……触られたい、弄ってほしー、舐めて、感じさせて、あ……」

瀬那「ん」

里哉「おれのなか、入って、入れて、やだ、やだ、おれ、あ……」

瀬那「ん。上手に言えました。里哉、この指、今度はこっちね」

里哉「あ……ああ……」

瀬那「自分でゆるめてみせて? できるやろ? ローションたらしてあげる」

里哉「ひう……あ……ああ……やだ、おれ、あ……」

瀬那「ん。上手。お利口さんやね」

里哉「ん……んん……や……なんで……おれ……瀬那、瀬那ぁ……ああ……」

瀬那「どして腰揺れてるの? 気持ちい?」

里哉「や……あ……気持ちい……なんで……あ……」

瀬那「とろとろになってるで、里哉。自分で自分のいいとこ弄って、みんなに見てもろて、嬉しがって、かわいいね」

里哉「いや……あ……ああ……んっ、んっ」

瀬那「柔らかくなってきた? 指増えてるね」

里哉「やっ……やだっ……ああっ……」

瀬那「里哉、これ、なーんだ」

里哉「……そ、それ……やだ……や……」

瀬那「好きでしょ、これ」

里哉「や、いや」

瀬那「入れてあげるね。はい、指抜いてー」

里哉「ん……んん……は……あっ……ああっ! ああっ! やっ、もっ! んっ!」

瀬那「ん。入った。リモコンのスイッチはこれ。持って」

里哉「……瀬那……?」

瀬那「好きにしてええよ。もっと気持ちよくなって。見せて?」

里哉「……あ……あ……」

瀬那「もっと気持ちよくなりたいやろ? 自分でスイッチ押して見せて?」

里哉「……いや……や……あ……」

瀬那「できるやろ? いっつもやってるとおりにしてみせて?」

里哉「……あ……や、おれ……瀬那……あ……ふ……」

瀬那「ひとりではできひん? じゃ、手伝ったげる。おれの声に合わせて押して? さん、にぃ、いち……」

里哉「ふ……や……あ、ああっ! ああっ! やっ! んっ! はっ、ああっ! 瀬那っ! 瀬那あっ!」

瀬那「里哉、目ぇ閉じひん。前向いて。ほら」

里哉「いや、いや、あっ、ああっ、いやっ……!」

瀬那「みんなに見てもろてるの、自分で見えるやろ? やらしーあんた、いっぱい見てもらえて、嬉しい?」

里哉「やっ、やっ、おれ、おれ、変、おかし、おかしー、瀬那ぁ……」

瀬那「おかしないよ。やらしーだけ。な」

里哉「あっ! ああっ!」

瀬那「ひとりあそびして、イっちゃうとこも見てもらおか」

里哉「いやっ! いやっ! ふっ! くっ!」

瀬那「どーするの?」

里哉「瀬那っ……瀬那っ……あっ……はあっ! ああっ! やっ! あっ……イイっ……!」

瀬那「気持ちよさそー。どーやったのか教えて?」

里哉「あっ、あっ、リモコン、強くし、て……! イイ、とこ、あた、って……あっ!」

瀬那「そんなことしたんだ? どーしちゃったの、里哉」

里哉「気持ち、い……や……ああっ、イく、イく、イっちゃうっ!」

瀬那「嬉しい、里哉?」

里哉「はっ……ああ……ん……見て……おれ、の……あ……は……出ちゃう……出る……出ちゃって、る……あ……あ……気持ち、い……あ……もっと、見て……」

瀬那「かわいい、里哉。ようがんばったな。ええ子」

里哉「瀬那ぁ……あ……あぁ……」

    ――暗転――



■座談会に戻る

康太「うっわー」

「うーん、これはなかなか、強烈……」

康太「やば、おれ、勃ちそ……て、辻本さん?」

拓真「てぃっふ、くれ……」

康太「なに鼻血ふいてんのー!」

    ――暗転――



■お約束:後日辻本家にて

里哉「うっわ。またなんつー汚い部屋だ」

拓真「悪かったっすね。ええーと、どこにやったっけかな、たしかこのへん……」

里哉「悪いな、辻本、急に」

拓真「いえ、おれも借りっぱで気にはなってたんで。こっちの本棚かな」

里哉「ん? 重要書類? おまえ、そんなもんまで自宅に持ち込むなよ……って……」

拓真「へ?」

里哉「……なに、これ……」

拓真「は? あ? ぎゃー! いや、あの、これは、その!」

里哉「……なんだってこんなもんが重要書類の判子つきでおまえの机の上に置いてあんのか、説明しろ、辻本……」

拓真「違いますー。これはほんの出来心でー」

里哉「出来心でおれを変態にすなっ!」

拓真「違いますー。おれは脚色しただけですー。台本自体は川島さんと康太の担当でー」

里哉「担当?」

拓真「おれは柏原さんのあえぎ声担当しただけですー。ほんまですー。許してくださいー」

里哉「……お……まえ……」

拓真「へ? あ? は? いや」

里哉「ふざけてんのか……っ?」

拓真「いや、あの、嘘です。全部嘘です。いや、あの、ちょっと、その。許してください、柏原さんー!」

    ――暗転――


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