クラルとドメルと二人の少佐


ちょっと、某所で「ドメルの雄っぱいをちゅーちゅーするチビバーガークラル」の絵を見まして、…
かなり即席ですが、こういうネタは勢いで作らないと一生出せないので、強引にアップしました。(2014.3.15)


              

 雨の激しく降る日、エルク・ドメル将軍は二匹の小さなクラルを拾いました。

 
青い目に紫色の毛のやんちゃなクラルはフォムト、琥珀色の目に亜麻色の毛の、おとなしいクラルは
ライルと名付けられ、ドメル将軍に可愛がられました。食事のときも、眠るときも一緒です。
お腹がいっぱいになって眠たくなったフォムトがうとうとしながらライルにまとわりつき、にゃあにゃあと
鳴きますと、ライルは困った様子でドメルのもとにやってきます。
『フォムトが眠たいって』
ドメルはそんなライルの訴えが聞こえたかのようににっこりと微笑むと、
「そうか、もう眠くなったのだね。では少し早いけれど休もうか」
と言ってそれまでしていた仕事を切り上げ、二匹を優しく抱き上げて寝室へ向かいました。


ドメル将軍は、眠るときには服を着ません。ガウンを脱ぎ、全裸になると二匹と共にベッドへ
入ります。小さな身体の体温が素肌に心地良く、ドメルは逞しい胸板に乗った二匹を愛おしそうに
撫でながら、静かに眠りにつくのでした。


しずかな寝室に、ちゅくちゅくという音がし、ライルは何だろう、と目を覚ましました。
ちゅくちゅく、ちゅくちゅく、とその音はすぐ傍から聞こえてきます。
暗闇に琥珀色の目を輝かせよくよく見ると、その音を立てていたのはフォムトで、なんと、
ドメル将軍の乳首を吸っているのです。
『おい、何やってるんだ!やめろよ!』
慌ててライルはフォムトの頭をぽんぽん叩きましたが、フォムトは一瞬目を開いたものの
『んー』
と言っただけで直ぐにまた乳首を吸ったまま眠ってしまいます。
引っ張っても離れません。どうしようもないな、と諦めつつライルは自分の傍にある、
もうひとつの乳首にちら、と目をやりました。
逞しく張った立派な胸に、ちっちゃな濃いめの色の乳首が乗っています。小さな乳輪の真ん中で、
さらに小さな乳頭がつん、と上を向いていました。
フォムトは美味しそうに乳首を吸っています。赤ちゃんクラルだった頃を思い出しているのでしょうか。
そんなフォムトと、目の前の乳首を交互に見ているとなんとなく自分もやりたくなって、ライルは
恐る恐る、目の前の乳首をぺろりと舐めました。
ドメル将軍の乳首はおかあさんの乳首と違って、ミルクの味も何もしません。
でも隣のフォムトは相変わらずちゅくちゅくと乳首を吸って幸せそうです。
思い切って、ぱくりと咥えてみました。そして、あまり憶えていませんが、赤ちゃんのときのように
ちゅう、と吸い上げてみます。
もちろん、何も出てきませんが何となくフォムトの気持ちがわかるような気がしました。
ちゅく、ちゅく、と吸うと何とも言えぬ幸せな気分がライルを満たします。
小さな二匹のクラルは夢中になって、ドメル将軍の乳首を吸いました。
「……っ……」
ドメル将軍の唇からなにやら苦しげな吐息が漏れ、ライルは驚きました。
「あ、ああ……」
『どうしたのですか、将軍』
心配になって口元に寄りますが、ドメル将軍も眠ったままで顔を赤くし、何も答えてくれません。
『困ったなあ、ご病気なのかなあ』
きょろきょろと辺りを見渡し、ライルはまた驚きました。
ドメル将軍の、股間が大きく腫れ上がっているではありませんか。
黒っぽく、血管の浮き出たそれは恐ろしい病気のようにも見え、まだ子どものライルは呆然とそれを
眺めていますと、ドメル将軍の手がそれを掴みました。
『痛くないのかしら』
力強く握りしめた太く腫れたものを、ドメル将軍は上下に扱きはじめました。
『ねえ、フォムト、フォムト』
何度もぽんぽんと叩くと、ようやくフォムトは目を覚ましました。
『どうしたの、ライル』


二匹がドメル将軍の自慰に見入っていると、背後から「……全く、君たちのせいだぞ」と将軍の声がします。
どきっとして二匹は逃げようとしましたが、大きな手に捕まってしまいました。
「罰だ。さあ、一緒にこれを舐めなさい」
優しい育ての親のドメル将軍には逆らえません。二匹はおっかなびっくり、大きなペニスに近寄ると、
両側からペロペロと舌を出し舐め始めました。
「ああ、……クラルの舌は良いな……」
見た目は恐ろしいけれども何も危害を加えてきそうにないのを悟ると、二匹は竿の部分から始まって
ペニスのいろいろなところを舐めてゆきます。フォムトが調子に乗って先端の丸く張った部分を舐めると、
ドメル将軍は「うおぉ!」と大声を上げました。
舐める場所によってドメル将軍の反応が違うことを面白がって、二匹はいろいろな所を舐めて遊びました。
やがて、「ああ、ああ、あああ!」と将軍が叫んだ後、ペニスの先から勢いよく白いミルクのようなものが
飛び出し、二匹の顔や身体に降りかかりました。
『うわあ、ミルクだ!ミルクだよ、ライル!』
『フォムト、これってご褒美なのかな』
二匹は跳ね上がって喜び、ご褒美のミルクを舐めました。
『ちょっと苦いね』
『ちょっとしょっぱいね』
それでも二匹は全部きれいに舐め取りました。お互いの顔や身体にかかったものも、全部舐めてきれいに
しました。




それから数年後、二匹のクラルは立派なガミラスの軍人に成長しました。
それでも眠るときは二人仲良く一緒です。まれに、ドメル将軍も一緒に三人で眠ります。


成長した彼等には大きな耳も、尻尾ももうありません。でも、幼い頃の出来事は忘れようもありません。


「んっ、ん、……ライル、そんなに突っ込むなよ、オェッってなるだろ」
「すまん、でも…」
もう彼等は興奮するとペニスが勃起することも知っていますし、どうすれば気持ちよくなるかも知っているので
こうしてお互いを気持ち好くさせるのが今は大好きです。
「醒めた顔しちゃってさ、スケベ野郎なんだからよ」
「煩い、黙ってしゃぶれよ」


「あ、あ……っ……ドメル司令……」
「相変わらず仲が良いな、お前たちは」
フォムトの後ろでドメルが笑っています。最近の彼等はお尻をドメル司令に弄ってもらうとより一層気持ち好い
ことを知り、こうして交互にドメルに可愛がってもらっています。
「別に、そんなことは」
と、ライルは口籠もりました。シャイで、そしてフォムトをずっと大好きなのは昔から少しも変わっていません。
照れて赤くなったライルが可愛く、ドメルはライルの肩を抱き寄せ優しく口づけてやりました。
育ての親に優しく口づけられて、ライルのペニスはフォムトの口の中でぴくん、ぴくんと震えます。
普段は生意気ばかり言うフォムトですが、口の中のライルが愛おしくて余計にくちゅくちゅと舌を絡ませます。
ライルの身体がひくひくと強張り始めました。
フォムトが一旦口を離し、「ライル、……イく、の……?」と言いかけたそのとき。
顔にぴゅ、ぴゅ、と白いミルクが勢いよくかかりました。
後ろでも、ドメル司令が「ああ、もう、駄目だ、バーガー…!」と叫び荒々しく腰をフォムトに打ち付けると
フォムトのお腹の中に熱いものが注がれます。「ひゃ…っ、司令、熱い…!」頬に白濁を垂らしたまま
フォムトは先に絶頂を迎えどこか放心状態のライルにすがりつきました。
「前も後ろもミルクでベタベタだな、フォムト」
ライルは自分の散らした精液を指ですくい、フォムトの口へと運びます。
「おいしいだろう?」
こくり、とフォムトはライルの指を舐めながら頷きました。
「次は、……俺のを、飲んでくれよな」
「いいよ、フォムト」
ライルはフォムトを抱きしめながら優しく押し倒します。
大好きなフォムトの唇も、耳も、首筋も、乳首もまんべんなく撫でたり舐めたりしました。
「好いよ、好い……ライル……」
ライルの唇が、待ち望んだフォムトの中心へと辿りつくと、フォムトは嬉しくて泣きそうになるのでした。
ペニスを舐めてやりながら、先ほどドメル司令が弄んだお尻に指を這わせます。
「ここをミルクで一杯にして……イヤらしい奴だな、フォムトは」
「だ、だって……」
意地悪を言ってやると、フォムトのペニスは余計に大きく膨らみます。
「溢れてる」
指を差し込むと、とぷん、と音を立ててドメルの精液が零れ、敷布を濡らすのでした。
「ん……っ……」
そうこうしていると、何時の間にかドメルがライルのお尻を掴みました。
「あっ…ドメル司令……」
「良い子だね、ゲットー」
優しく囁きながら後ろを指で柔らかくほぐし、ドメルは一気に、先ほど射精したとは思えぬ猛ったままの
ペニスを突き入れます。
「司令、ああ、なんて…逞しい……」
フォムトのペニスを扱きながら、ライルはうっとりと目を閉じました。


「ライル、……イきそ……あぁ、イっていい?、……ライル、俺、もう、…」
フォムトが顔を真っ赤にして悶えています。ライルは「いいよ、フォムト。ミルクをおくれよ」と優しく囁きました。
「うっ、うう!」
勢いよくミルクが飛び出します。ライルはそれを全部口の中に受け止めましたが、ドメルが手を伸ばして
きたのでその上にフォムトの精液を零しました。
「お前の大好きなフォムトのミルクをこちらにも入れてあげよう」
そう言うと、ドメルは掌の精液をライルの秘所に押し込みます。
「ああ、ありがとうございます、司令のも、……中に…俺の中に…注いでください…」

夜は更けていきます。

三人はこうしていつまでも仲良く、素敵な夜を過ごすのでした。





おしまい。