○注意書き○
・元ネタというか本家本元はALLIGATOR(http://rouge.mods.jp/ ※PCサイト様)の七日様の漫画「らぶらぶ☆らびりんす」です。萌えたぎった図々しい環が破廉恥小説を書いてしまったという次第です。有難くも掲載の許可は頂きました。すんばらしい萌え漫画なので皆様ネカフェに行ってでも是非読んで下さい。
・政宗殿はミニレッキスという種類のうさぎさんです。
・ショタな政宗殿にうさ耳とうさ尻尾が生えてます。喋れません。幸村と幸村のぎゅうが大好き。
・私の書くいつもの政宗とは性格違います。
・現パロで、佐助は幸村の同居人です。
・幸村がペットショップで売れ残ったうさ宗に一目惚れして購入、二人はラブラブに。(語弊アリ)
裏らぶらぶ☆らびりんす
「ただいま帰りました、政宗殿!」
幸村が玄関の戸を開き中へ呼びかければ、彼の飼っている兎が出迎えにとてとてと走ってきた。
幸村の膝まで達さぬ程の背丈に幼い顔つき、右目には小さな眼帯。
その小さな体は同じく小さな蒼い陣羽織に包まれている。
尻の上の部分には穴が開けられていて、そこから見るからに柔らかそうな丸い尻尾が生えている。
黒くて長い耳は愛しい飼い主の声に反応したようぴんと立っていて、頬も歓喜から赤く染まっていた。
いつもは汚れるから、と風呂へ入る前の接触は避けられてしまうが、今夜は政宗は俊敏な動きで幸村の脚へ抱きついた。
細い腕にぎゅう、と彼なりに思い切り力をこめて、学生服越しに幸村の体温へと零れんばかりの笑みに蕩けた顔を擦り寄せる。
「ぬおっ、政宗殿!なりませぬ、汚れてしまう!」
「あ、旦那おかえりー。ってあらあら帰って早々懐かれちゃって。そのまま風呂一緒に入ってきたら?」
「ふっ、ふふふふ風呂……!!?」
無論以前までは、幸村も政宗と一緒に風呂へ入るのには全く抵抗が無かった。
しかし、ある日を境に幸村は政宗を妙に意識してしまうようになったのだ。
「…旦那、一体何する気よ。相手はうさぎだぜ?おっきくなったって、うさぎはうさぎじゃん」
「それはそうなのだが…うーむ……」
それは政宗が寝ている幸村へキスをした日。
政宗の幸村に対する好きだという感情が神へ通じたのか何なのか、唇が触れ合った瞬間政宗の体は幸村とそう変わらぬ大きさまで変化した。
黒く長い耳と、尻の上についた丸く柔らかな尻尾は残しながら。
幸村を起こし、小さな浴衣に収まり切らなくなった白い肌を曝しながら大好きなぎゅうをしてくれ、と強請れば幸村の理性の糸は切れ、そのままソファへ転がされ再度唇が重なって―――。
「ほら、政宗ちゃんだって旦那と入りたそうだぜ。そうでしょー?」
「政宗殿……」
同居人である佐助の問い掛けに、政宗も幸村の足下でぱあっと顔を明るくして何度も頷く。
その笑顔に幸村の胸は締め付けられ早くも脆い理性が少しずつ崩壊し始めたのであるが、どうにか笑み作ってその頭をよしよしと撫でる。
政宗も心地良さげに自ら頭を掌へと擦り寄せる。
「……わかった。では行きましょう、政宗殿」
「ちゃんと肩まで浸からせてあげるんですよ〜」
幸村は内心ではむくむくと良からぬ願望を擡げさせながら、政宗を抱え上げて浴室へと向かった。
「何と白く触り心地の良さそうな………ハッ!いやいかん!!ぬおおおぉこのような破廉恥な…!!」
脱衣所で政宗の服を脱がしてやるところから、幸村は己との葛藤が始まった。
にこにことクエスチョンマークを浮かべながら幸村を見上げる政宗の、その露わになっていく肌の白さに幸村は眩暈を感じる。
その白い胸に浮かぶ薄ピンク色の突起を盗み見るように偶に視線を向けては逸らしながらも、どうにか政宗の装束を全て脱がしてやることに成功した。
「ふう……では、参りましょうか」
一仕事終えたかのように大きく息を吐き立ち上がった幸村に、政宗が両腕を広げ抱っこを強請る。
要求通り政宗を抱き上げると、幸村の指が偶然政宗の尻尾の付け根に触れた。
その時、政宗がぎゅっと目を瞑り小さく鳴き声をあげた。
「…っ……!!」
「政宗殿!?如何致し…、………!!!」
兎の性感帯が尻尾の付け根だとか耳だとか、年中が発情期だという知識は幸村にはない。
しかし政宗の幼い顔が真っ赤に染まり、息を熱くし、あまつさえ股間にあるその小さなもが僅かに角度を持っていれば彼がどのような状態なのかぐらいはわかった。
目を少しだけ潤ませながら、きゅっと拳を握り意識的か無意識的か何処か切なげな表情を向けてくる政宗に、早くも幸村には限界が訪れた。
「…ここが、気持ち良いのですか……?」
「ッ……!…、……!!」
幸村は政宗を洗面台へと座らせ、片手で腰を支えてやりながらその尻尾の付け根を親指と人差し指とで挟んでクニクニと刺激する。
すれば政宗は恥ずかしいのか、顎を引いてふるふると首を横に振った。
だがその反面、体は素直に快感を受け入れ始めており股間の小さな雄は質量を増し、先端の穴からは雫が一滴溢れようとしている。
耳もへたりと垂らし、握った両手で口許を押さえながら体を震わせて悦感に耐える。
幸村の指が今度は胸へと触れれば、ビクリとその肩が大きく揺れる。
その指は小さな突起をぴん、と弾いては摘み捻り上げ、政宗を絶頂へ追い込んでいく。
唇は短毛の覆う伏せた耳を這い、先端まで辿り着くと口中に含みちゅうっと吸い上げる。
「政宗殿はえっちなうさぎさんですなぁ…、これだけ触られただけでおちんちんをこんなにして」
「……っ〜…」
「しかし誠に愛らしい。もっと、そなたの愛らしいお姿が見たい」
政宗の体の熱を煽るだけ煽ったところで、幸村は政宗の唇へ己のそれを重ねる。
すると政宗の体は一瞬の内で、青年のそれへと変化した。
細かった腕は無駄の無い筋肉のついたものに。
幼い面立ちは、端整な男の顔に。
そして小さくうち震えていたペニスは、血管が浮かび先端からだらだらとカウパーを垂れ流す陰茎に。
政宗は先程までは届かなかった幸村の背へ腕を回し、紅潮したその顔を肩へと埋める。
そして逞しい脚を腰に軽く絡ませて、膨張しきった雄を腰にタオル一枚だけを巻いた幸村の腹へと擦り付ける。
ガクガクと体を揺らして彼の腹筋で裏筋を摩擦すると、余りの快感に政宗は上擦った嬌声を紡ぐ。
「ンぁ……ッ幸村、幸村…ァ…!尻尾、と耳…触ってくれ!!」
「どちらの政宗殿も、某を煽るのがお上手で困りますな…」
「は、っ…ん……すっげ、イイ……ゆきのも、デケェ…」
政宗が腰の位置をずらして幸村のタオルの上から股間へ男根を押し付けると、彼のそれも最早膨張しきっており、大分硬度を得ているのがわかった。
自分の姿を見てこうなっているのだと思うと嬉しくて、政宗は己のペニスを幸村のタオルの裾から中へ差し入れて二本の雄をぴとりと寄せ、擦り合わせ始めた。
他方で幸村は政宗の尻へと手を伸ばしその尾を強弱をつけ規則的に握り込みつつ、丁度口許に在る伏せたままの耳の縁を舌で舐め辿る。
ぬちゅぬちゅっ、くちゅ。
二人先端から漏れる先走りの交じり合う音と、荒がる呼吸、タオルと肌の擦れる衣ずれの音が空間を支配する。
同居人が炒め物を作る音が随分遠くに聞こえる。
「あ、あ…ッは……!ゆき、も……出る…!!」
「ック……政宗殿…!!」
「んぅっ…、…ゆき、ゆ…ああァ――――っ…!!!」
政宗の切なげな声を合図に、二人はどく、と互いの熱い精をタオルの中で放ち始めた。
吐精の大きすぎる快楽に、政宗は幸村の背後にある足先を伸ばし、ぴんと耳を立てながら相手へ強くしがみ付く。
そして眉根を寄せ固く瞼を閉じ、体を小刻みに震わせる。
びゅく、びゅくりと、幾度かに分け射精が終わると、政宗は腕の力はそのままに肩から顔を上げ、潤んだ眼で幸村を見遣る。
「……幸村、I
love
you」
「某も、心底政宗殿が……」
「ちょっと、何か変な声が聞こえ―――……、…何してんの?」
「さっ!ささささ……!!」
「Oh!佐助!聞いてくれ、今幸村と…」
「ままま政宗殿!では脱ぎ終えたところで風呂へと参りましょうぞ!!」
「Ah…そうだったな。じゃ、今夜も美味い飯頼むぜ!」
そして幸村はそのまま正面から政宗を抱き上げ、股間の惨状は悟られぬようにそそくさと浴室へ入って行った。
そこには、顔を少しだけ青くした佐助だけが残された。
「………二人の脚伝ってた白いモンは見間違い…だよね。多分」
END
まままままままままま誠に申し訳ございません!!!
ショタは趣味ではなかったはずが、七日様のうさ宗には余りに漲り過ぎて、つい…!!
あああぁ真田が犯罪者ですね!
あんな小さい子に手を出して!もう!!
ほんと、すみませぬ…!!
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