「…可愛いネ、良く似合ってる。」
カカシはどこからともなく現れて、背後から私を優しく包んだ…。
変身
お風呂から上がると、いつの間にか取り替えられている着替え。
パジャマと下着を用意していたはずなのに…?
見覚えの無い真新しい下着の上下と、メイド服がカゴに入っていた。
黒いミニのワンピース。
パフスリーブの半袖には、白い折り返しのある袖口。
胸元はUの字型にブラウス地が前開きについている。
デコルテが大胆に見えてしまいそう。
あまり意味を成さないような大きさの前掛けタイプのエプロン。
ぴかぴか光る、黒いエナメルの靴。
下着は…ひたすら真っ白でフリフリだった。
か、可愛い!…じゃなくてっ。
「カカシ…?ねぇ、これってさぁ…」
タオルを巻いてリビングの方へ声をかけても、返事が無い。
もう寝てるのかな?それともトイレ?
「ねぇ、カカ」
『…。』
「…!カカシ…どこにいるの?これどーしたの?」
『…それ、着て。』
頭の上から降ってくる声…身を潜められたら、一般人の私にはお手上げ。
「ね、ねぇ、出てきてよ…どういうことか説明して」
『着てくれたらネ。…今出ていったらその場で襲っちゃうよ、ちゃん。』
やっ、やだ…
こんな格好してる時に、そんな危ういこと言わないで。
乳首が…反応しちゃった…。
わかったわよ…着ればいいのね?
すぐ脱がされるような気もするけど…
「なら…着るけど、見ないでね?」
私は天井に向かって言った。
『ン、了〜解♪』
気配がちゃんと消えたかどうかなんて、素人の私にわかるわけない。
カカシはたぶん、どこかから見ている…
そう思うと、早くも身体の中心がじん、と弱火で温まり始める。
妙にフィット感のある下着やガーターベルト。
ジャストサイズなメイド服。
いつのまにか私の身体のデータを収集されていたらしい。
まだこういう関係になって、日も浅いというのに。
それにこれ…胸が強調されるデザインでなんだか…
まるでどこかで評判のウェイトレスみたい…
どこで買ったのやら…後で聞きだしてやろうとドライヤーに手を伸ばす。
『…髪はそのままでイイよ』
「…!見てたの!?」…やっぱり。
『ンフフ…ハイ、頭にピラピラ着ける〜。』
…んもう。
それにこれはピラピラじゃなくて、ヘッドドレスって言うのよ。
部屋の中で靴も履くの?
違和感を覚えながらも、ストラップをパチンと留める。
…戸惑う一方でどんどん膨れ上がっていく甘い予感。
こんな格好させて、私に何をさせようというの?
一体今夜はどんなことを…?
短すぎる裾からは、ストッキングを吊るベルトの留め金がチラチラ覗く。
不慣れな感触に、私は両腿を…もじっ、と擦り合わせた。
カカシが選んだ下着を着けてると思えば思うほど
これをこれからカカシが引き剥がすのかと思うと
彼の逆らいがたい愛撫までリアルに思い出して、すっかり熱くなっている。
私、こんなにHなこと好きなコだったっけ?
…違う。カカシがいけないのよ。
私をいつも苛めて困らせるから。
そうよ、カカシのせいで私は…
「ウン、可愛いネ。良〜く似合ってる。」
「きゃっ!」
背後からリアルな声がしたと思ったら、もう私を抱きしめている。
前の鏡に映った彼の顔はとっても嬉しそうだった。
「ンーこのまま食べちゃいたいけど、あっちで遊んでからネ?」
…いいでショ、ちゃん。
俺は彼女の耳に囁きかけた。
このコは全身が性感帯。
俺だけが咲かせることのできる、秘密の花園を持っている。
耳に感じたはブルッと身を震わせると、アっ、と声を上げて逃げようとする。
こういう素振りがタマンナイ。
まだセックスに遠慮がちな彼女を、より大胆に変身させるためにあつらえた服。
こりゃ〜俺のほうが大変だ。
がんばってお手つきしないようにしなきゃ。
「じゃ、まずルールから…」
ラフな部屋着のカカシと、ソファーに腰掛ける。
私の両手をやさしく握って、期待に輝く瞳で熱く見つめている。
「俺のことはご主人様って呼んで。そして丁寧語で喋って、俺の言うことに逆らわないこと!」
「う…それってメイドごっこ…?」
「トーゼンでしょ、なんでこんな格好させたと思うの?が俺に奉仕する可愛い姿が見たいからだヨ。」
「い…いつまでこうしてなきゃいけないの?」
「ンフフ…俺を満足させてくれたら…ネ。さぁはじめよっか。」
最初の言いつけは着替えだった。
私は寝室からパジャマをうやうやしく捧げ持ってきた(だってカカシがそうしろって…!)。
「た、立ってください…ご主人様。」
…ああ恥ずかしい。言いながら顔が熱くなってくる。
カカシはソファーに凭れたまま。
色っぽい目つきで私を舐めるように見上げている。
私に仕掛ける悪戯をあれこれ考えている顔。
立ち上がってもわざと腕組みをして、カットソーを脱がさせてくれない。
「あ…ん、もう…」
「俺にして欲しいことはちゃんと言わないと、やってあげないヨ〜。」
「…う…上着を…お取替えしますので、手を挙げてください。」
「ンフフ、良くできました」
背の高いカカシから、やっとのことで上着を引き抜く。
広い胸が眩しくて鼓動が嫌でも早まる。
パジャマの上を着せたら、今度は下…
カカシをこうして脱がせるのは初めてで、ためらってしまう。
ボタンより、ジッパーを降ろす方が恥ずかしい。
だって…だって!
起き上がったカカシのアレが下着を押し上げて目の前に迫ってくるんだもん…
跪いてズボンを抜くと、上からカカシの命令が降って来た。
「…。舐めて。」
「!!」
「チョットでいいから。…ネ…」
…楽しんでいる。
困っている私を見て、カカシが喜んでいるのが分かる。
…もう。ほんとにちょっとだけよ…?
トランクスの前開きボタンを外し、手を探りいれた。
ああ、もうこんなに硬い…
先端から布をくぐらせて取り出したカカシ自身は真っ赤に怒ってるみたいだった。
…ああこんな。こんな風になってるのね。
これがいつも私を悩ませてるのね。
…知らないわけじゃないの。
だけど、カカシにはまだ恥ずかしくてしてあげたことは無い。
私を誘うように、早く、とカカシ自身がぴくんと動く。
真上を向くカカシ自身を自分の口の方へ倒すと、
そうっと…キスをして
控えめに咥えて、裏側を舐めてみた。
「ン…キモチイイ、の下の口とおんなじ…あったかくて、狭くって」
「…!」
嘘…やめて…そんなこと言うのは。
…もう下着がヤバいの。
これ以上何か言われたら、決壊しちゃう…!
「ご主人様…これでよろしいでしょうか。」
「ん〜…そうだネ、そろそろズボン履かせてもらおうかな。」
…いやらしい脱がせ方をするネ、。
下着を下ろさずに前から取り出すなんて。
今のでエンジンかかっちゃった、俺。
これじゃ予定より早くゲームオーバーになっちゃうヨ。
…そうはさせないからネ。
「ねぇ、ここらへんがチョット寂しいと思わない?」
着替え終わると、カカシは私の首を指して言った。
「あ…そうで…しょうか。」
「コレを着けてあげるネ。髪、あげて。」
カカシは黒いビロードのチョーカーを持ち出してきて、背後に立った。
大きな手が私の首にリボンを結ぶ、そのくすぐったい感触。
うなじに感じる温度や吐息…
…私はもうそれだけでゾクゾクしてたまらない。
必死にあがる息を抑える。
「…できた。ンー可愛い!やっぱこうでなくっちゃネ。」
俺のほうを向かせると、ったら真っ赤になっちゃってて。
その恥らう目線、あんまりコッチに投げないで。
それ、究極の凶器だよ。
俺はソファーに座ると、を跨がせた。
膝立ちのの腰を抑えると、彼女はぴくんと反応した。
今度は何をされるのかと、困った顔で俺を見下ろしている。
…俺の顔の高さに、丁度胸がある。
ボタンを外すと、ブラジャーから胸がこぼれそうになっていた。
…ありゃ、俺サイズ間違えちゃったかな。
でもこのほうがエロくていいや。
「気付いてた?これ、脱がさなくても触れるんだよ…」
花弁のようになっている合わせ目に指を差し入れ、乳首に触れた。
「あっあん!何それ…知らな…知りませんっ…でし、た…ああ…」
エプロンを掴んで、快感に呑まれないように耐えてるが健気で可愛い。
抱き寄せて胸に舌を這わせれば、もっと可愛く乱れてくれた。
俺の頭にしがみつき、腰まで揺らめかせて…。
お尻を撫で回していた手を体の前から滑り込ませ、
の一番弱いところを直に触った。
…そう、こっちも脱がさなくてもいいようにできてるんだヨ。
「きゃ…!あぅ…カカ…シ…」
もうルール忘れちゃって。悪いコだネ。
「ご主人様、で…しょっ?」
ヌルヌルの中心に指を埋め抜差しすれば俺のメイドさんはよがり狂う。
「あ〜〜っ…!や…あぁ…だめ…だめぇ…」
…もうイっちゃうの?相当感じてたんだネ。
俺は胸を舌と指で可愛がりながら、中指にものを言わせてを絶頂に連れて行った。
はすすり泣くような喘ぎ声をあげながらいやらしくお尻を突き出し、ひくつかせた。
…俺が欲しいでしょ。このちっちゃなとこだけじゃ足りないでしょ。
脱力した彼女を抱き上げ、ベッドへ運ぶ。
「…言って。どうして欲しい?」
「…カカシが…ご主人様が欲しい…」
「俺のどこが欲しいの。」
「…そこ…」
「そこじゃわからないよ、ちゃんと言って」
「!…お…おちんちん…です…んーっもう…イヤッ」
言わせないでよ〜と顔を隠して恥ずかしがる。
…聞いた、聞いたよ。
の可愛い口から、おちんちんだなんて。
「…ハイよく頑張りました。」
俺は後回しになっていたキスをたくさんしてあげた。
その間に、邪魔なブラは上にたくし上げてしまおう。
ホラ、まるで俺にもっと舐めて、って言ってるみたいに突き出てる。
でも、パンティーはそのままネ。
今日は色んなパターンで楽しむつもりなんだから。
を横向きにさせ、焦らしながら挿入した。
「う…くっ…、俺のこと好き?」
「ああ…すきです…大好きです…はぁあんっ!」
は狂おしいくらい俺のジュニアを締め付けてくる。
すぐにでも暴れだしたいのを堪え、俺はゆっくり攻撃を開始した。
「んっ、あぁん!ああ…ご主人…さま…っ…アアっ!」
もっと、って言いたいんでショ。
まだだよ。もっと欲しいならそう言ってごらん。
俺の可愛いメイドさん。
背中を反らせてシーツを掴むその左手をたぐりよせ、俺達を深く繋ぐ碇にした。
…モロ出しの胸がよく見える。
俺のベッドに、今夜はこんなHなメイドさんがいる。
なんという、超・絶景…
「…俺の……っ!やべ…も、ダメかも」
「はぅ…わたし…も…だめ…ああ、あ…ア〜〜〜っ!!」
…さんざん堪えたせいで、俺もその分いつもより高いところへいった。
…ヤバいねコレ、病み付きになりそう。
…ねぇ、次はどうしようか。
エプロンとチョーカーとストッキング姿ってのもいいネ。
…その晩は、少しずつ姿を変えながら、忠実なまでに俺に奉仕してくれた。
続きが聞きたいって?
だめだめ。もう十分楽しめたんじゃない?
あとは、俺とだけの秘密。
…さぁ、そろそろを寝かせてあげなくちゃ…。
END
by 如月 ケイ
サイトアップ 2008/05/14
夢の素、如月ケイさんより頂きましたーーー!!
(ケイさんのサイトへはバナーから)→(別館は請求制)
ぐふ、ぐふふふ・・・・・・・・・
顔が歪んで戻りませぬわ!
カカシがエロくてイイでしょ〜〜〜〜vv
そして褒められちゃった♪
カカシ〜頑張ったんだから!!
今度は裸エプロン?きゃvv
男の夢でしょ〜浪漫でしょ〜って?
ケイさん、私、貴女となら、何処までもイケるわ(笑)
お互い別館の方も楽しんで書いていこうねv
この度はホント、ありがとうございましたーーー!!
かえでより