「ナニ、不思議そうな顔してるの?」
カカシはに話掛けながら、彼女の身体を宙に浮かせ、ダイニングテーブルの上に腰かけさせた。
しっかりとした木材で作られたテーブルは、が淵に腰掛けても揺らぐ事無く。
「だって……」
一体何をするの?
そう問い掛けそうになった時、カカシは片方の乳首に吸い付きむしゃぶって、もう片方を摘まんだ。
オカシ ノ シロ 3
〜 Geburtstag Kind 〜
完全版・極み
「あ、あ、あん。……はぁ……んっ……」
両方共、カカシの口と指でたっぷり愛撫されたの乳首が、カカシの唾液で光輝く。
「これだよ」
そう言って、カカシが手にしたのは、さっき下げたケーキだった。
が使ったフォークで、クリームを掬い、妖艶な笑みを見せる。
「な……に……?」
「こうすれば、オレも食べれる」
ふわりとしたクリームの感触の後、金属の無機質な固さと冷たさが乳首に伝わった。
揺れれば落ちそうなクリームを、上手くフォークを使って、カカシは隆起したの乳首に塗る。
「折角の誕生日ケーキ、オレも楽しみたいじゃない?」
フォークの隙間に乳首が引っ掛かる度、テーブルに付いたの指先に力が籠った。
「上手いでしょ、オレ。下忍達と城の補修なんてのもやったからね。白壁塗り」
下から上へとフォークを動かして、左官屋の壁塗りの如くクリームを塗れば、の桃色は白に埋まった。
「それとも、パティシエっぽい?流石にアレはした事ないんだけどね〜」
意気揚々と塗ったクリームを眺めつつ、カカシは手にしていた物をキッチンへと戻す。
「ねぇ、これ、食べる気?」
「トーゼンでしょ」
「気持ち悪くなったって知らないわよ」
「大丈夫。下地は大好きなの乳首だから」
「…ばか」
嬉しそうに語るカカシに、小さく笑ながら言ったの一言は暖かい音だけれど。
幾ら下地が大好物でも、味は変わらないと思うのだが、至ってカカシは楽しそうだ。
「ヒドイ事言うね〜。そうそう、はケーキの苺っていつ食べる?最初?それとも最後?」
「う〜ん……途中で食べる事が多いかな」
「へ〜そう」
「うん」
何時の間に手に取ったのやら、酒のボトルに付いていたリボンを持ったカカシが、の両足をテーブルの上に乗せた。
「ちょっと、なに?」
「え?やっぱりプレゼントにはリボンでしょ」
折れ曲った膝に、広げられる足。
右手首と右足首、左手首と左足首を繋いで結ばれる金と銀のリボン。
際どい体制に、の手は、自然と自分の足首を掴む。
「やだ…こんな格好」
「はい、ダーメ。恥ずかしがっちゃ」
大きく開いた膝を閉じようとしても、カカシが邪魔をして、許してくれない。
それでも閉じようとするの動きを封じる為か、カカシは蜜で濡れ光る突起を丸く撫で始める。
「……んっ……はぁ……んっ…カカシの…変態」
「そんなの出会った時に分かってたんじゃないの?」
「………あれは、そういう意味じゃなくて………」
「さっき約束したデショ〜〜」
「そうだけど………こんなの……あっ、んんっ」
「………… Geburtstag Kind」
の右膝に手を置き、再び愛液で濡れた指を舐めながら、カカシは言った。
「あ……」
「なら分かるよね」
「うん……。誕生日の子供……」
「正〜解」
広い視野を持つならば知っているだろうと思ったが、やはり。
Geburtstag Kind(ゲブルツターク・キント)
誕生日の子供という意味だが、異国(独)では何をしても許される日と言われている。
これは老若男女問わず、齢八十を超えた老人にも適応される風習だ。
「オレ、今日、誕生日」
軽快なリズムで言うカカシに、は仕方が無いと半ば呆れたように溜息を吐く。
「いいよね?」
「わかったわよ……」
ルン、ルン!と。
見えぬ、聞こえぬ音符を撒き散らしながら、カカシは次の行動へ移る。
自分自身の白い音符を撒くのは、もう少し先のようだ。
「はい、あ〜んして。あ〜ん」
「??」
カカシの口の動きに釣られ、が口を開けば、歯に当たる苺。
「お口を閉じて下さ〜い。噛んじゃダメだよ?落としてもダ〜メ。後でオレが食べるから」
ヘタの取れた苺の太い部分が、の唇に隠れる程度差し込まれると
苺の赤い先端は、カカシを指すように向く。
「んッ、んッ、んッ!!」
話せないの抗議にカカシは「ちょっと待っててね」と笑っただけだった。
一歩引きを視姦しつつ、ズボンと下着を同時に脱いで、床に丸まった其れを足先が横に追いやる。
銀色の鬣から伸びる雄の象徴は、先端を濡らし天を向いていた。
「イ〜眺め」
の身体を見まわすカカシの視線は、愛撫する舌のように。
這い回る視線という舌には犯され、熱い身体が一層熱くなる。
そしてカカシと同じく、極めて甘美な眺めにも。
均整の採れた身体に浮かぶ筋肉と、隆々とそそり立つ雄の証。
視覚で感じるのは何も男だけでは無い。
触れて撫で回したくなるのも、同じだ。
「綺麗だよ」
カカシは後ろに手を伸ばし、薄くなった酒の入るグラスを手に取った。
熱く滾る雄は、開かれた門から侵入し、という城を侵したいと吠えている。
だがこんな機会は滅多にないのだから、
たっぷりと目に焼きつけ、楽しもうではないか。
白濁での身体を汚す想像をしながら、手にした酒を一口、ゴクリと飲んだ。
「では、いただきマス」
身を屈め、の乳首に塗った生クリームをカカシは舐め始める。
胸を突き出しながら、が喘げば、一段とその攻めは激しくなる。
生クリームなぞ、すぐに無くなってしまっただろうに、カカシ放す事はせず、
指先を使い、手を使い、舌や唇、歯を使って、の乳首を貪った。
「ほらね。食べれたデショ」
身を起こしながら、自慢気に言うカカシは、また眼でを襲う。
「一段と絶景」
濡れて光るカカシの雄が跳ねた。
触れる事なく、今にも爆発しそうな肉の棒。
それもそうだろう。
さっきまでは白に埋まっていた桃色が姿を現して、その身を固く尖らせているし、手足をリボンで拘束されたの姿が目の前にある。
縛られる姿。
形を見せた乳首。
苺の猿ぐつわと、M字に開いた細い足。
そして、溢れた蜜がトロトロと開いた秘部から流れ出て、テーブルを濡す様がはっきり見える。
「」
カカシはの名前を熱く呼んで、苺ごと彼女の唇を口内に納めた。
繋がったまま二人で食べた苺は、時期早の酸味が、口の中に広がる。
激しいキスを交わし離れれば、二人の間に掛かった銀色の虹が音も無く切れた。
「ホント、良く啼くし、濡れやすくて、イイ子だ」
「……カカシだからよ。カカシの事を思えば、濡らすのなんて簡単なの。すぐに垂れてきちゃう」
「オレと同じだね。オレもの事を考えれば、すぐに勃つ」
「それじゃ、忍服が窮屈で大変ね」
「もじゃない?オレの事を思えば、びしょ濡れになるんでしょ。くちゅくちゅ言って下着濡らして、大変なんじゃないの?」
「下着なら売るほどあるわよ」
「なるほどねぇ。いくら濡らしたって構わないって訳だ」
自分の事を考え、惚れた女が濡れる。
自分の事を考え、惚れた男が勃起する。
お互いの告白に、体内を舐められるような深い悦を感じ、二人はそれに酔いしれた。
「愛してるよ、」
「私も……愛してる」
を片腕で抱きしめ、カカシは結んだリボンを解く。
が、はカカシの指示が無い故に、足を下ろす事はせず、そのままの体制を保った。
目の前のカカシがの目の前からふっと離れ、太ももに感じる手の平と、銀髪の感触。
両手の親指で開かれた秘部に、カカシの舌が熱く這い回った。
「あ、あ、あ、あ、あん!!」
「こんなに垂らして……うれしいよ、」
カカシは指先でクリトリスを押さえながら、襞の一枚一枚を丁寧に舐めた。
自分の足首を掴んでいたの手は背後に回って、自身の身体を支える支柱となり、テーブルと密着しながらも、カカシの愛撫に指先が強張る。
「あっっ、んっんっ……あッ!……あッ……カカシ……」
「ココ、ヒクヒクしてる」
「あ、あ、気持ち…良い……っ…………」
「そうそう。もっとヤラシイ、になって」
「んっ……カカシが……カカシが…舐めてるっ……」
「そ。舐めてるよ〜。美味し、のアソコ。びちゃびちゃで、とろとろヨ」
の秘部に隠れたカカシの顔は、いつもの覆面のように、上半分だけ姿を現している。
そんなカカシは上目使いでを見つめながら、濡れた肉襞を攻め続けた。
「イイ…カカシ……すごく。……はぁっんっっ」
卑猥な音を立て、淑女のスープを啜る紳士。
スプーンを使わず、皿に注がれた液体を、舌先を突き出して舐めるような、唇で啜るような音が、の下生えの奥から上がる。
その不作法な振る舞いも、この場では正しい振る舞いだ。
舐め立て啜る音も呼び水となり、新たな水を湧かせる。
感じている自分を認識するというのも、媚薬的効果があったりするのだ。
「あんっ。ぴちゃぴちゃ言ってるっ。あッ、あん、カカシに舐められて………んんっっ……あ…最高」
「どんどん出てくるよ、の愛液。オレに舐められて嬉しそうに」
「だって…カカシに舐められるの…スゴクすきなの」
「知ってる。オレも舐めるの、大〜好きだよ」
啜っても啜っても、次々溢れてくるの愛液は、飲み尽くす事などないだろう。
がカカシを忘れぬ限り。
それは吐き出しても吐き出してもそそり立つ、カカシの肉棒と同じ。
「気持ち、良すぎて……イっちゃいそう」
「イイヨ。このままイッて。後でちゃ〜んと、ナカでもイカせてあげるから」
とは言ってはいるが、実際挿れさせて貰わなければ、こちらも辛い。
勃起したペニスは、先走りの汁を鈴口から溢させ、が喘ぐ度にビクンビクンと自身の腹を叩き、もう限界寸前だ。
M字に開脚したを眺めていれば、手淫だとしても、簡単にビックバンを起すけれど、
やはり濡れた柔らかい膣に包まれ、腰を踊らせたいではないか。
「もう……本当に、イキそう………あぁ……」
素早い舌の動きで、のクリトリスを、カカシは舐め続ける。
「あ、んっ………」
より温度を上げ、仰け反るの身体。
「……だめ……イクっ」
つま先に力が込められたかと思うと、の身体が震え、力が抜けていく。
息を上げた姿も、絶品だ。
「……イったね」
カカシはそう言いながら、の其処を舐め続けた。
局所に強烈的な快感を与える愛撫ではなく、全体を優しく労わるように。
痙攣した膣からトロリ、トロリと流れる蜜を掬いながら、優しく丁寧に。
の収縮が治まり、尚続ければ、その静かな舌の愛撫にの腰が踊りだして来る。
「あ……あぁ……また……んっ………もっと……」
「いくらでも舐めてあげるヨ。その変わり、もっとヤラしいに会わせてね」
左右に細かく舌先を動かしてクリトリスをいたぶり、さっきは差し込まなかった膣にも、カカシは舌を潜らせる。
伸ばした舌で内壁を擦ってやれば、逃がすまいと其処が締め付けてくるけれど、粘膜に覆われた器官同士。
にゅるりと追い出されるようだ。
ともすれば、はおねだりの吐息を洩らす。
もっと深くを、もっと硬い物で掻き回して欲しいのだろう。
其処が入れてと、ヒクつきながら話している。
でも、もう、指は入れてあげない。
己の指が飲み込まれ、与えた動きに喜び、ヤラしい汁を流す其処を、間近で眺めるというのもオツな物だが、もっと適した器官があるだろう。
それをが欲しがるまで、カカシはとって、もどかしい愛撫を続ける。
「あ…んっっ………はぁ……」
の手が自分の下腹の辺りを歯痒そうに掠める。
欲しい所に届かない、そんな風だ。
「……カカシ。もう入れて」
の言葉にカカシは視線を持ち上げた。
「カカシのが欲しいの……」
妖艶な視線を絡めながらが言えば、カカシはゆっくりと其処から顔を離し立ち上がる。
もう小娘じゃない。
青臭いガキでもない。
お互い経験を積んだいい大人だ。
そこに出来た余裕は、遊びを覚え、状況に合わせた対応を取れるようになる。
勢いだけのSEXも、恥じらいばかりのSEXも、もう卒業。
楽しむSEXをしよう。
官能を貪るSEXを。
時には狂おしい程求め合えばいい。
互いに許容の範疇で喰らい合う事に何の問題がある。
折角神様が愛の営みであるSEXを授けて下さったのだから、楽しまなきゃ損だ。
愛してるから抱く。
愛してるから抱かれるなんて事は、空気を吸うように身体に馴染んで、分かり切ってる事。
お互いに触れ合い、充足感に満たされるのも知ってる。
お互いが、お互いだけを求める事も。
そんな事は当たり前として、頭と体に染み込んでいるから。
だから。
相手の要望を聞き入れる事に迷いはない。
これに応える今の自分を相手がどう思うか、
その答えは、歓喜、ただ一つだ。
カカシが今望むのは、淫らなオンナ。
乱れた言葉を口にし、強請り、カカシの愛撫に身体を濡らして啼いて喜ぶ、そんな自分。
でもそれも自分の中に居る、もう一人の自分だ。
恥じらいも大切だが、今夜は────。
「カカシのを、ここに挿入て」
今までカカシに舐められていた箇所を、は二本の指で広げて見せた。
たっぷりと蜜を湛える熟した果実は、目の前の雄に絡み付きたいと話ながら身を開く。
「コレ?」
凄艶なの姿に、カカシの口元が歪んだ。
その様は至極満足気。
「コレが欲しいの?」
そそり立つ自らの太い雄を持ち、カカシは其れをに見せつけた。
「あっ……それ、それが欲しいの」
大きな亀頭に逞しい棹。
熱く弾けそうな程に膨らんだカカシのペニスが、欲しい。
その欲求は子宮から手が出そうな程だ。
「どうしよっかな」
透明な液体は白濁と同じ。
それをの太ももに塗り付けながら、肉感的にカカシは囁く。
「おねがい……もう我慢できないの」
「じゃあ、もっとおねだり言えたら、挿入てあげる」
太ももに感じるカカシの熱と硬さ。
押し付けられるのが、どうして濡れた秘部ではないのだろう。
あの塊が肉を割り、押し入って来る感覚が堪らなく欲しいのに。
「カカシの硬くて、大きいのを…此処に」
「ここ?」
カカシが上を向く肉棒の角度を変え、濡れた肉襞に亀頭を擦り付ければ、は其処から指を離し、自分を支え、濃艶な音に耳を傾ける。
「そう、そこ。カカシが欲しくて、いっぱい濡れてるでしょう」
亀頭を擦り付けるカカシの動きに合わせて、の腰が揺れた。
クリトリスに出っ張りが引っ掛かれば、快感が走り抜ける。
秘めた唇の隙間を探るように、肉棒の先端が上下に動く。
くちゅり、くちゅり、ぴちゃり、ぴちゃり、の愛液とカカシの汁が混じり合い、の其処が立てる水音は、二人をより深い官能へと誘い、激しく興奮させる。
「あぁ、スゴイね。さっきからパクパク口開いて、ぐちゅぐちゅになってる。そんなに欲しい?オレの…」
「欲しい……。欲しくて堪らないの。だからこんなにくちゅくちゅ言って垂れてるのよ。
早くこの奥に、その太いの突っ込んで。其れで掻き回して」
「いいよ。イイ子には沢山ご褒美アゲル。それに…オレも早くぶち込んで、ぐちゃぐちゃに掻き回したいヨ。の…」
の心臓が何度もドキリと跳ねた。
カカシの性器を現す卑猥な言葉に、亀頭で擦られている陰部も、ぬちゃぬちゃと激しい音をたてて、まだ収まっていないカカシのペニスを締め付ける。
言われるのは初めてではないし、言わされた事もある。
何処に何が欲しいのかと。
優しいながらも、否と言えない、絶妙なリードで、欲しがってと熱く求められた。
が発音するには、まだカカシの導きが必要だけれど、頭ではすでに発していた単語を音に乗せて聞くと、やはりものすごく淫らだ。
あんな淫猥な言葉を、大好きなカカシの低い声が囁く。
それだけでクリトリスは痛いほど尖り、膣は激しく締まって、はイキそうだった。
カカシもそれは分かってる。
耳を塞ぎたくなるような単語に、全身で拒絶するような相手ならば、囁く事はしない。
やっと見つけた、極上の恋人。
くの一の体力など、持ち合わせてなくていい。
凹と凸、それが心も体も、嗜好さえもぴったりと合わさるのだから。
「カカシっ、早く、挿入て……もう本当に…だめ。カカシが足りないの……」
「挿入るよ、。いっぱ食べてね。オレのデカイの」
くちゅんと大きな亀頭が狭い膣に入り込み、ゆっくり前に進んで、の内壁を擦る。
「はぁぁ……ん………」
「っ…ふぅ……のナカ、最高」
「あぁぁ………っ……きもち…い…い……」
一度は深く挿入したものの、カカシは腰を引き、浅い侵入を繰り返す。
「ほら、入ってるよ。の中に」
見てごらんと、カカシに言われたような気がして、は閉じていた瞼を開けた。
「オレのが濡れて、出たり入ったりしてる」
茂みの奥で見え隠れするカカシのペニスは、蝋燭の光を反射して、本当に濡れて光っていた。
大きく足を広げ立てたの膝をカカシは握り、腰を揺らす。
「見える?」
「うん…見える。カカシのが、太くて長いのが、刺さってるっ」
「オレがぐちゃぐちゃなのアソコ、オカシてるデショ?」
「あんっ………」
「あ、今また凄く締まった」
カカシは嬉しそうに笑って、の腰をテーブルの淵ギリギリまで引っ張った。
テーブルに寝そべり、宙に浮く彼女のお尻。
の両足を持ち上げて、カカシがゆらゆらと腰を回せば、半分刺さったペニスが、内壁を擦りながら回転する。
「オレに犯されてるんだよ、」
獲物を貪る肉食獣のギラ付いた瞳ではなく、もっと陰湿な、卑猥な瞳でカカシは語りかけた。
低いその声と目付き、そして深く入り込んでこない肉の棒に、の其処は涎を出して貪欲に咥え込もうとする。
カカシの緩慢な動きには、湿った粘着音が余計淫らに上がった。
「あ、ふ……んっ、んっ……」
張り出した亀頭が、内壁をゆっくり削っていく感覚がはっきりへ伝わる。
自分がそれを締め付けている感覚も。
「あん……大きい……カカシの大きいのが入って、擦ってるっ…んっっ」
カカシはの足を自分の肩に掛けさせ覆いかぶさると、、耳元に息を拭き掛けて囁いた。
「ぱっくり口開いて、涎垂らして、喜んでる。
くちゅくちゅ言ってオレを締め付けながらね。もっと犯してアゲル」
自分の言葉にの身体が震え、また心拍数が跳ね上がったのをカカシは感じ取った。
カカシの調教に素直な秘部は、ヒクつき、カカシのペニスを奥へ奥へと導くのだ。
卑猥な言葉に反応するが堪らなく愛しい。
カカシの舌先はの耳を舐め、結合部と同じ音を聞かせた。
「あ…っ……カカシ……」
「ん?」
の呼びかけに顔を向ければ、その表情はキスを強請って、魅惑的な瞳を潤ませている。
「そんな顔して……。そうやって、オレを煽るんだから。堪んないよ……」
軽く噛みつくようなキスを何度もした後、カカシは深く、深く口付けた。
「今夜はが疲れて眠るまで、一晩中抱くよ。いい?」
「それが、いい。そうして……」
繋がったままで迎える朝というのもいい。
カカシの部屋で、朝の清々しい白い空気に包まれて、二人眠りに落ちるのも。
「何回はイクんだろうね」
何度昇り、何度白い靄の中を漂うのだろう。
「カカシこそ」
何度弾けて、何度白を注ぐのか。
クスっと同時に笑った二人は、短いキスの後、律動を再開した。
カカシの動きに合わせ、も腰を振る。
「ああ、イイ……カカシ……イイ…イイの…。奥まで、届いてる…」
「オレも、すごい、気持ち良い…。気緩めたら、すぐ出ちゃうヨ」
「はぁ、あん、ああぁ……おっきい…おっきいよ…カカシ」
「ほら、子宮に当たってる」
「あ、んっ、あ、あ」
「愛液タラタラ。ナカ、ぐちょぐちょヨ?のあそこ、オレに、吸い付いて、来るッ」
「あ、あぁぁん、イイ…あぁぁぁん」
「…ッ………っ……はッ……」
恥骨がぶつかり、透明な蜜の中にも白が交ってくる。
それは深い官能の印。
「もう……もう……ダメ……イっちゃう」
「オレも…爆発寸前」
「カカシ!!ああああっ…………んんっ!!」
「…っ……くっ…………はぁ……」
二人は同時に白く弾けた。
予測不可能な、膣の締め。
きつく締まったかと思えば、内壁を痙攣させて、カカシを閉じ込める。
カカシは水門に挟まれながら、ドクドクと杭を跳ねさせ、白濁を注いだ。
この甘美な内部を味わっていれば、カカシのそれが萎える事なんてなく、抜かずの二発目など、簡単に持ち込めるのだが。
カカシはの中に自身を埋めたまま、何度も頬やおでこにキスをして、彼女の靄が晴れるのを待った。
収縮の治まったが、ゆっくりと目を開ける。
まだ彼女の全身は、押し流された快楽の海に漂っているようだった。
「大丈夫?」
カカシは汗で張り付いたの前髪を掻き上げて、優しく目を細める。
「……うん、へい…き」
艶やかなの表情に、カカシの雄が中で飛び跳ねた。
「あん……カカシ、イったよね?」
「思いっきり出したよ」
けれど、ナカに埋まるモノの大きさは変わらずだ。
ホント、元気なんだからとでも言いたげに、は小さく笑う。
「おかわり、ベットでしていーい?」
さっきの卑猥さはどこへやら。
母性を擽られるような、カカシの声にはやはり口元が緩む。
「お誕生日だもんね。おかわり自由だよ」
カカシの唇に軽くキスをしてそう言えば、カカシの目は一段と細くなって、嬉しそうだ。
─── カカシ、可愛い
が囁いた言葉は、音にならず、微笑み返しただけだった。
「ベットまで運んであげる」
ちゅっと頬にキスをしたカカシが、の中から抜けて行く。
締まった中は張り出した部分が抜けて行く感覚を伝え、カカシの雄はから抜けた途端糸を引き、自分の腹部を叩いた。
「あん」
くぽんと抜け出た感触に、は思わず声を上げる。
そんな可愛い彼女をカカシは抱き上げるべく、背中と膝裏に腕を回そうとすれば、が喋り始めた。
「その前に、お水飲みたい。喉カラカラ」
「ちょっと待ってて」
ダイニングテーブルの上にを寝かせたまま、カカシは近くの冷蔵庫から水を出すべく近寄る。
取り出して振り向けば、は自力で起き上がろうとしていた。
すぐさま、テーブルの脇にボトルを置いて、それを助ける。
「大丈夫?」
自分をやや心配気に覗き込むカカシは、やっぱり可愛いかった。
到達後の気だるさを指して言っているのか、それとも居心地の悪い場所で行為に持ち込んでしまった故に、自分の身体を心配しているのか。
きっとそのどちらもだろうが。
正直に言えば、床の上でうたた寝をしてしまった後のような、なんとも言えぬ骨の軋みはあるが、それもすぐに治まるだろう。
「だいじょうぶ」
がテーブルに足を下して座る体制になれば、カカシは女帝を見上げるように、床に膝をついてボトルを手渡した。
でもカカシは見抜いている。
許容の範疇は超えていない。
のボーダーラインはまだ先にある。
この行為がまだ底では無い事を。
「ありがとう」
受け取ったは半分まで一気に飲み、カカシも飲む?と無言で語りかけながら、唇を拭う。
「貰う」
ボトルを受け取ったカカシの喉が、透明な水を胃に送るべく上下に動く様には、色気を感じた。
更に半分になったボトルを掲げて見せ、もっと飲む?とカカシの目が語れば、は静かに首を横に振る。
じゃあと、全ての水が、カカシの喉に注がれ、消えていった。
の後ろに空のボトルを置きカカシがもう一度見上げれば、ゆっくりの唇が降りてくる。
カカシが頬を包み込まれ受けるキスは、いつもと逆。
冷たかった唇も口内も、温かさを取り戻して、それはもう一度甘いお菓子に浸るべく深くなる。
立ち上がったカカシに抱きしめられ、ふわりと身体が宙を舞えば、の腕はさも自然にカカシの首へ回された。
一度踵を返し、キッチンに置いたろうそくの炎を吹き消して、カカシは静かに歩きだした。
初めて会った時は、カカシに向かって変態と叫び、頬を叩いた。
それがどうだろう。
今ではすっかり信頼し、身も心も完全に預けている。
は以前叩いたカカシの頬を見つめ、クスリと笑った。
「どうかしたの?」
「ケーキ入刀とか言うかと思った」
別に昔話をするつもりはなかったから、さっき頭に浮かんだ事をあまり深く考えず言ったのだけれど。
の発言に、カカシは眼をまあるくする。
思い返してみれば、なんとオヤジ臭い発言だろうか。
「あら、やだ。変態発言だったかしら」
「いいんじゃない?変態発言大歓迎ヨ。乳頭ケーキね」
ニヤニヤと笑い、カカシはパクリとの乳首を食べた。
前後が入れ替わっただけなのに、益々変態語になる。
「おバカ」
「が先に言ったんでしょー」
「そうでした。私も立派な変態って事で」
指先でカカシの小さな乳首をは弾く。
その行為を咎められないように、悪戯をして誤魔化す子供のように、はカカシの頬に口づけた。
センスの良さと、観察力の高さからか、カカシは完全に自分を見抜いていると、は思っている。
範囲外の事は決して求めてこないだろう。
だけどこれからも、色々あるはず。
その時々に様々な反応で、自分はそれを受け入れる。
時には恥じらい、時には積極的に。
だって、楽しむ為の装備やアイテム、シチュエーションは、他にも沢山あるのだから。
そう考えただけで、中心がざわめき立つ自分は、やっぱりカカシと同種だ。
「今頃?」
そう言ったカカシは笑って、今更知ったのかと、上がった眉山が語っていた。
寝室に入れば、途端に雰囲気が変わる。
スイッチの切り替えが二人は上手いのだ。
ベットに入り、覆いかぶさろうとするカカシを見れば、彼の肉棒は勃ち上がったままだ。
持続力と逞しさ、そして自分を求めて勃ち上がっているカカシのペニスが愛おしく、その絶景に喜び震え、そして蜜が滴る。
「ホント…元気」
「元気なコレ、好き?」
カカシはの両側に両手を付き、自分の身体を支え、逞しくそそり立つ肉棒を跳ねさせて見せた。
「大好きよ。あん…そんなの見せられたら、オカシクなっちゃう」
「どこが?ココ?」
棹を手にしたカカシは、の濡れた秘部に、亀頭を押し当てた。
「そう、そこ」
「どんな風に、オカシクなるの?」
「入れて欲しくて……」
「入れて欲しくて?」
「濡れて、ズキズキするの。痛い位にカカシが欲しくなる」
「じゃあ、もう挿入てイイ?オレもズキズキしてるんだよね〜。早くのナカに突っ込みたくて」
「来て、カカシ。挿入て。めちゃくちゃに私を犯して」
カカシは如何にも嬉しそうに、そして厭らしく、口角を上げて笑った。
「狂っちゃうくらい、犯して、アゲル」
くぷんと入り込んだ亀頭が、内壁を抉りながら、前に進む。
「あ、はぁぁん……」
「どう?嬉しい?」
「いいの……うれしい……大きくて、硬くて……ああっっ、イイ!!」
「ホント、美味しそうに食べるよね、のココは」
「だって、本当に、美味しいんだもの……」
ぬちゃ、にゅちゃとカカシが腰を突き上げる度に、ヤラシイ音がする。
「あぁぁっッ、ああ、あん…ん、あっ……」
「抜いちゃおっかな」
そう言ってカカシが腰を引けば、亀頭が入口近くまで後退した。
「いやん。だめ……」
堪らずの足が、カカシの腰を捉える。
「うそだよ」
「いじわるっ。ひゃんッ…あッ」
そしてまたカカシの肉棒が奥まで突き刺さり、ぬちゃぬちゃと音を出して喜ぶ膣壁を何度も擦った。
「狂っちゃうくらい、犯してアゲルって、さっき約束したデショ。
愛液垂れ流して、美味そうにオレを咥える、ぐちゃぐちゃなの」
突き刺した場所を口に出し、のそれが締まれば、また貪淫な笑みをカカシは見せる。
「あッ、あッ、あッ、あッ、あぁぁッッ、あああッッ、あッ、あッ」
の嬌声が突き上げの速さと、深さを現す。
押し出されるように溢れる二人の蜜が、カカシの鬣を濡らし、の秘部を濡らし滴れば、それはシーツをも濡らした。
「最高だよ、」
「あぁぁん、んッ…くっ、ふっん…あぁああ!!」
根本まで差し込んだペニスを、更にその奥へ進めるべく、カカシは腰を押し付ける。
下腹部同士が密着し、突起したクリトリスがカカシの恥骨に押しつぶされた。
「オレも、すごく、イイよ」
蠢く内壁。
ぬるりと泥濘み、絶えず愛液を溢れ出すその場所は、粘膜の柔らかさとざらつきが重なり、カカシに白を吐き出させようとしてるかの如く蠢くのだ。
この感覚が堪らない。
めちゃくちゃに犯したい。
もうカカシは、余裕のある言葉を言えぬ程、夢中でを犯した。
「んッ、んッ、んッ、んッー…あッ、あッ、あッ、あッ、あぁあああッ、ひゃあぁん。カカシ!!」
「…っ、……く……!」
「すごっ……イイ、イイ! あはぁぁぁん。あッッ、あッ!!」
の歓声と、ソコが喜ぶ水飛沫。
肌が打ちあう音に水音が交り、主の熱い吐息が零れる、カカシの城。
中に注がれた白と浴びせられた白は、そのどちらも溶ける程熱く、麻薬的。
それはを魅了する、カカシのシロ。
そしての全てが、カカシを虜にする。
END
ご褒美くれるとうれしいナ
2008/10/17 かえで
オカシ ノ シロ 3 完全版・極み お読み下さりありがとうございます。
こちらを最後まで嫌悪無く読んでくれた、熱い同志v 大好きでございます。
あとがきなどにお付き合い下さいませ。
いや〜楽しかった。この二人。気持ちイイのなんのって。
カカシに濡らされ、何度もイった気分だわ。
あ〜スッキリ。清々しい。
変態と、大人のSEXいうコンセプトが良くて、思いきり自由に書けましたです。
ただね、コレ、みんなに熱いの掛けて貰わないと、ひゅるるる〜〜〜と氷河期のような風が、私の心に吹きそうです。
白い目はイヤですよ?
熱いのたっぷり下さいね。大好物を教えて〜。したらまた頑張れるから。
この二人には、私の中のNG以外なんでもさせられそうだな。
エロい事、ばんばん言ってくれるし。(まだ一線は越えてないけど;)
ヒロインちゃん積極的だし。
あ〜いい二人が誕生した。またシタ〜い、ヤリた〜い♪
オカシ ナ エキ とか、 オカシ ナ オモチャ とか、 オカシ ナ オト
オカシ ノ ソト とか?
う〜〜ん;;ネタがワンパターンだ::
オカシシリーズ、これでイキたいというネタをお持ちの方が居ましたら、囁いて下さいね。
カカシに言いたい、言われたい言葉も教えて下さると、とっても参考になります。
すでに作中で言っているのでもイイですよ〜。
勿論お名前は伏せますので、安心して熱いの下さいなv
正直言いますと管理人、水系が大好物の様です。
あんな事カカシに言われたら、それだけでイっちゃうv
あ、私も、立派な変態って事で。え?知ってた(笑)
ではではvv
最後に、カカシから。
また、犯されにおいで。
たっぷり濡れたアソコ、何度も舐めて、弄って、貫いてアゲル。
あ、胸も大事だね。忘れてないよ。
キミのやわらかい おっぱい、触らせて。
乳首しゃぶらせてよ。
びちゃびちゃにしてあげるから・・・ネv
な〜んてオレのおねだり聞いたら、また濡れてきたんじゃない?
ほ〜ら、垂れてきた。
くちゅくちゅいってるの、聞こえるデショ?
ねぇ、もっと足開いて。
それじゃあ、オレのデカイのが入らない。
そうそう、ヤラしくて、イ〜眺め。
もうぐちゃぐちゃじゃないの。
いくよ? イイ?
キミの大好物で、オレの大好物、
掻き回して ア・ゲ・ル ♪