サワサワーーーー
      ツンツン>>
                        ポニョ〜ン♪
         ペタペタペタΩΩ
∽モミモミ∽
             コロコロコロ。。。。
         クイクイ↑↑
                 サワサワサワ〜〜〜



「ねぇちゃん、コレ置いてって」

土台無理な話に、は小さな溜息を一つ溢すけれど、その顔は呆れでも怒りでもなくて。
例えるならば、母性を刺激する大きな男の子の我儘を可愛く思いつつ、苦く笑ったと云った所。

しつこいようだが、この二人。お互いが大好きだ。
激しく体を求めても、我儘に求めても、愛しているが故。
“体が目的?” “SEXさえ出来ればいいの?” などとは微塵にも思ったりしないし、
まして口に出す事はない。
少年少女から大人へ。
感度もテクニックも持久力も、脂の乗ったお年頃。
官能欲求のベクトルが同じ値なのだから、幸せな事だ。
だから今後、この説明は省くとしよう…………。






オカシシリーズ 第二弾 2009VD夢
オカシ ナ オミヤゲ
       〜 Your soft breast 〜






ベットに横たわり、同じ方向を向く二人。
その先にはテレビがあって、ちょうど夜の火の国ニュースが流れている。
食事を済ませ、お風呂にも入って、あとは寝るだけのこの状況。
だが 『はい、おやすみなさい』 と睡眠に入る二人で無い事だけは確かだ。

エッチが好きだといっても、ずっと身体を繋げている訳ではない。
ま、それは、したくても、不可能な話だけれども。
こうやってテレビを見たり、食事をしたり、色んな話をしたり、時には二人で出掛けたりと、数多のカップル達と同じだ。
ただアレが濃いだけ───。

自分の左手を枕にしてカカシはの後ろに寝そべり、
彼女の髪の香りを楽しみながら、夜のニュースを見ていたけれど、
右手の欲求に抗う事なく、赴くままに動かし始めた。
のウエストを抱える様にしていた手が、夜着の隙間に入り込む。
ヘソ周りを撫で、徐々に徐々にその手は上がって行く。
このカカシの行いはよくある事ゆえ、も怒りもしなければ、驚きもしない。
今回は成すがままの日。
たまにはその手をピシャンと叩いたり、服の外へ出してみたり、それでも潜り込んでくるカカシの手や反応を、楽しむ場合もあったりする。
だって、可愛いではないか。
追いかけてくるなんて。

「気持ちい〜〜」

言葉を洩らしたのは、カカシの方だ。
その手は胸の位置までたどり着き、二つのやわらかみを楽しんでいる。
猛ったモノを埋める濡れた鞘も彼は大好きだが、これもまた大好物だ。
よくぞ創造してくれたと、神に感謝したくなるブツ、人類多くの男共が虜になる二つの膨らみをカカシは撫でまわした。

はというと、カカシの呟きに返す事なく、ニュースを見続けていた。
成すがままの日というのは、やはり少し違うかもしれない。
快感に流されないように振舞ってみる日というか、電源を入れるタイミングを先延ばしに出来るようにしてみる日。
が反応を示せば、すぐ応えるカカシを焦らすのではなく、自分の身体を焦らして楽しむ。

カカシもそっち方面、十分その気はあるが、まだ臨戦態勢には入らず、の胸を撫でるように弄るだけ。
突然現れる山すそを楽しんで、中腹まで登る。
指先でツンツンと押したかと思えば、手の平を軽く押し付けてペタペタ。
五合目までを登ったり下りたりして、丸みを堪能する。
かと思えば、山腹をむんずと掴んで揉んでみたり、指先だけで触ってみたり。

ちゃんのおっぱい、気持ちイイ〜〜〜」

カカシが囁く言葉には軽く笑った。
任務中の姿はあまり見た事ないけれど、彼は凛々しかったし、周囲の評価も同じだ。
を快楽の頂点に連れて行く時のカカシときたら、それはもう……。
だけど、こういう一面がある事を皆は知らないだろうし、自身も可愛く思う。

頂きの周りを指の腹でなぞれば、そこはまだなだらか。
ツルツル具合をカカシは楽しんで、また山肌をツンツンと突っつく。

中心はわざと避けているのだろう。
全体を揉んでも指の隙間を大きく開け、乳首への刺激を極力抑えている。
が───
時折掠めるのだ。
カカシの指が乳首を。
その刺激は、奥まで伝わり、腰へと降りて行く。

そろそろいいかなと、遊び回っていた指が、の乳首を捕えた。
コロコロと転がしてみたり、つまんでみたり。
そしてまた全体をモミモミと。

「ねぇ、ちゃん、コレ置いてって」

ここまで来れば、カカシが何を 置いていけ と言っているかは分かるだろう。
そうこの二つの膨らみ、男を魅了する “おっぱい” だ。
切って置いていくなんて事は無理な話で、カカシも本気で言っているのではないけれど。
ただ、それだけの願望はあるという表現に、は苦笑しながらも、愛しく思う。
なぜならば、は明日から社員旅行。
本日、任務を明け、帰還したカカシと入れ替わりで、里を離れるのだ。
基本、任務明けの翌日は休暇。
の店も休みで、深く楽しめる日だというのに、片方が居ないとは哀しいが、
そんな状況はカカシの方が多く作るし、社員旅行を 『楽しんで来てね』 と言ったカカシの言葉にも偽りなく、本心だ。
だからの返事は、小さい笑い一つだけ。
カカシはソレを気にする事なく、のおっぱいを堪能中。
テレビでは火事や事故のニュースが流れているというのに。

手の平でたくし上げるように揉んだり、ちょんちょんと乳首を叩けば、その柔らかさに、カカシの方から吐息が漏れた。
でもまだ柔らかい乳首を、人指し指だけで軽く悪戯すれば、それはムクムクと隆起し始めてくる。
その変化に、カカシが心の中で笑みを浮かべた事を、は知っているけど、知らない振り。
だって今日は、お互い知らない振りをして、SEXへと移行するプロセスを楽しむのだから。

最初は癒しを求めて彷徨っていた筈のカカシの手が、性的な動きをみせるようになっても、は変わらずテレビを見続ける。
乳首を到って軽くだけれど、重点的に攻められては、にも変化が訪れる。
ピンクの刺激に、布団の中の足がこそりと動いてしまうのだ。
中ではトロトロと湧く愛液。
それを溢れ出させるべく、下の口がパクパクと話し出した。

モット シゲキガ ホシイヨ────と。

秘部に血液が集まって、腫れぼったい感じのもどかしさ。
一つ間違えば痛みにも似た飢餓感と熱さが交り合い、は内股に力を入れる事でそれを逃がすが、緩めればまたソレに襲われる。

、暑いの?」

カカシは白々しく聞いて、吐息だけで答えるの服を布団の中で脱がした。

「これでもう平気?」
「………うん」

その頃にはニュースの内容なんての頭には入って来なかった。
関心の薄いスポーツチームの試合結果など特にそうだ。

カカシもこの時同時に脱いだのだろう。
ピタリと背中に合わさるカカシの肌に、の鼓動が高まる。
カカシは枕に頭を乗せて、左腕をの首下から胸へと回した。
右手は変わらずの乳を揉んでいるから、今やダブル。
二つ同時だ。
CMの軽快な曲に合わせてカカシはの乳首を踊らせる。
すると流石に喘ぎとも取れる声がから漏れて来た。

「もしかして、感じちゃってる?」

カカシはの耳元で囁くように聞いた。
この後の返事が肯定ならば、テレビを消して、一気に攻めへと移るが、否定ならば続行。
無関心なそぶりの姫を継続させてあげて、最後はおねだりの一つも言って差し上げよう。

「ううん。そんな事ない」
「そ? 濡れちゃってるんじゃないの?」

カカシは確認するべく、右手を下へゆっくり動かす。
合わさった足、閉じた隙間。
土手と草むらを撫でただけで、カカシの右手は太ももを彷徨った。

「ホントだ。濡れてない」
「……でしょ?」

それもそのはず。
カカシが掠めたのは下腹と僅かな丘の部分。
一度(ひとたび)溝に指を滑り込ませ、洞窟の入口を見つければ、潤いは決壊し、溢れ出すのだけれど、それを分かっていて、カカシもしない。

「でも暑そう」

カカシはそう言うと、の閉じた足を横にずらした。
太ももを撫でるカカシの右手。
胸を揉み、乳首を引っ掻くカカシの左手。
ずらされた足では内壁に力を込めて、襲ってくる快楽飢餓感を逃がしようがない。
だから、の腰が余計にモゾリモゾリと動くのだ。

スポーツニュースが終わり、明日の火の国は概ね晴れとアナウンサーが告げる。
各地の天気に移った時、カカシの唇がの肩に触れた。
そのまま舌を動かして、首筋まで上がって行く。

「明日晴れるって?」
「………そうみたい……ヒゃァんッ」

荒々しく乳房を揉まれ、カカシの舌が耳の中に入り込む。
濡れた音と舌での愛撫で耳を攻め、乳房を飢えたように揉む。

のおっぱい、やわらかくて、きもちいい〜〜。ずっと弄ってたいよ」

カカシはの耳を軽く噛みながら、そう言った。
左手の指は乳首を噛んでいるかの様に摘まんで潰している。
またの耳に舌を入れ、内部を掻きまわした時、カカシは彼女の秘部に手を置いた。
布団の中ではもうカカシによって、の身体はほぼ仰向けの状態にされている。
首から上は辛うじて横を向き、テレビの方へ向いているけれど。

溝に指先を潜り込ませれば、熱く蕩けて吸い付いて来る。
愛液はいつものように、奥では湧き出ていて、すぐカカシの指に絡んできた。
大好きなおっぱいを貪れば、大好きなアソコが涎を流して挿れてと喋り出す。
なんて喜々とした連鎖反応。
のヌルヌルにカカシは心の中で鼻歌を歌いながら、耳と大好きなアソコを愛撫した。
勿論カワイイ乳首もこねくり回しながらの、三点同時攻め。
これに耐えられる女はそうそう居ないだろう。

ぴちゃぴちゃと音を立てるのは、カカシの舌か、それとものアソコか。
いや、両方だ。
に聞こえるのは、耳を舐める音だけだけれど、カカシは捕えている。
のぐっちゃり濡れたアソコが立てる、魅力的な音を。

「……っ……ふぅん……ぁ……ぁん………」

もう抑えられないの口からは色っぽい吐息が洩れて来る。

「明日晴れそうだね」
「………うん」

同じ布団に入ってTVを見る二人。
でも布団の中では、カカシはの乳を揉み、は足を大きく広げて、愛液滴るその濡れた中心をイジくられている。
二人とも、気持良くて仕方が無い。
くちゅくちゅくちゅ〜
ヌチャヌチャヌチャ〜
溝を何度も往復して、クリトリスを見つけたカカシの指はそれを念入りに磨いた。

「あはッん!!あッ、あっ、あッ……」

カカシの人工バイブレーションは絶品。
のソコはカカシの言う通り。

、ぐちゃぐちゃに濡れてるよ」
「あッ、んっはぁ、あ、あ、ぁッッ」

濡れに濡れたアソコにカカシは二本の指を挿れて掻き回した。

「ほ〜ら、ぐちゅぐちゅ言ってる。の中に入れてよ。イイ仕事するから…ネ」
「………うん………わたしも……欲しい。カカシの太いの、いれて………」

電気とテレビは消さないと、今夜は折角許してくれた姫がご機嫌を損ねるだろうから、カカシはその二つをリモコンで消し、布団を勢いよく捲って、に覆いかぶさった。






数日後、木の葉はバレンタインディー。
社員旅行明けは休みもなく、カカシも任務で、やっと今夜会えたのだった。

チョコをあげる日なのは分かっているが、カカシには不要。
でもプレゼントすれば、食べるだろうが。
しかも、とんでもない方法で。
何しろ前科があるから、安心は出来ない。
チョコなんて塗られたら大変だ!と思いつつ、来年はあげてみようかと、は下腹に軽い疼きを感じながら考えた。

だけど今年は旅行で買って来たオミヤゲ。
美味しいご当地ワインがプレゼント。
オミヤゲとしては、別の物がある。
干物とか、つまみとか。
それともう一つ。

ちゃん、この箱なに?」
「あ……それね。勢いで買っちゃったんだけど、開けてみれば?気持ち良いよ」

ゴソゴソと土産屋の包装紙を剥がして、カカシが箱を開ければ。

「………………コレ、買ったの?」

カカシが豆鉄砲を食らった顔は、そうそう見れない。
後から考えれば、旅行中の独特な雰囲気に、酔った勢いが重なったとは云え、よく買えたなと思うシロモノだけれども。

「うん。ほら、旅行に行くと財布の紐も緩むっていうか〜。スーパーで似たようなお菓子あるのに、ご当地パッケージに弱いっていうか〜」
「まぁね。製造地域と売ってる場所が違うのに なんてこともあるけど……って、お菓子の話じゃなくて」
「でも気持ち良いんだって。カカシも揉んでみなよ。温泉地って妙な物売ってるのよね。カカシ好きでしょ? ソレ」

笑って誤魔化すが、カカシが持つ箱から取り出し渡すモノ。
それは二つのおっぱい。おっぱいボールだ。
知らない方のために説明しておくが、ホンモノそっくりに作られた おっぱいボール なるモノがこの世には存在する。
大きさは色々あるようだが、彼女の買って来たモノは、手の平に納まる程度の小さめ。
世の中にはおっぱい星人なる言葉もある位、おっぱい好きの男は大勢居るけれど、その触り心地の良さに、女ながら気持良いと思った事を覚えているし、実際本物を所有する女でも、胸の柔らかさは気持ちの良いものだったりする。
まぁ、男と違って、毎日実物に触れる事は出来るが。
その柔らかさに、性的興奮とは別で、癒しや心地良さを求める男の気持ちは、分からなくもない。
いや分かる。
赤ちゃんの肌が気持良かったりとか、カカシのナニがお辞儀している休眠時の柔らかさとか。

「なんか、ふにゃ〜って気分になるでしょ?ね、ならない?」
「……………確かに柔らかい事は柔らかいけど…ね。自分の彼氏がこんな物持ってていいわけ?」
「────う〜〜ん、わかんない」
「じゃあ、お返しはアレしかないよねぇ……ちゃん!!」

ニヤリと笑うカカシに、ピンと来る

「い、や〜〜〜それはいらないかな。うん。多分」

一人寝の寂しい夜もあるけれど、今の所は大丈夫。

「なにか分かってるの?」
「一応」
「へ〜〜〜〜ナニ?ナニヨ。言ってみて」
「いーや。もう!!これは捨てる!!」
「いいよ、別に。捨てなくったって。折角のオミヤゲだし?」
「────やっぱり、イヤなの。カカシが他の胸イジルの」
「ま、そういう事なら、イイケドね。その替わり、た〜〜〜っぷり揉ませてね。ちゃんのおっぱい」

揉まれる事を想像するだけで、濡れて来る。
喜々とした連鎖は今夜も続く─────


『 ?おっぱい触っただけでビショビショよ?

  どこに何が欲しいの?ちゃんと言ってみて。

  はい、よく言えまーした。

  ほらほら、飲みこんでいくよ。

  おしいそうに食べるよね〜〜

  のナカ、ぐちゃぐちゃで堪んないっ!』


ご褒美のブツは高性能の疲れ知らず。
電池はだからエコロジー??

さえ居れば、他にはいらない。
それはも同じという事にしておこう。




            おしまい
    また今度第三弾でお会いしましょうv

2009/02/10 かえで