LIFE 3
〜A new opening〜
2007年クリスマス夢
お風呂から上がったがリビングへと戻れば。
奥にはカカシ、手前には遥菜が、同じ方向を向いて、ソファーに横たわっていた。
「遥菜、遥菜。自分の部屋で寝なさい」
カカシが掛けたのであろうブランケットに身を包んだ遥菜は、ピクリとも動かず完全に深い眠りに落ちている。
「まったく、もう……」
最近重たいんだからと小声で付け加えながら、は娘を抱き上げて子供部屋のベットに寝かせた。
ふうっと一呼吸して。
20キロちょっと。
力の抜けきった我が子はそれなりに重い。
抱き上げられない重さではないが、そろそろ限界。
でも問題は残るもう一人。
カカシを起こさず寝室へと連れて行くのは不可能な事で。
は腰を屈めて、カカシの肩を軽く叩きながら言葉を掛けた。
「カカシ起きて」
「……」
「ねぇカカシ、起きてっ」
今度は耳元で言ってみるものの、こちらも娘同様ピクリとも動かず。
「ベットで寝ないと風邪引くよ。今流行ってるんだから」
カカシの寝顔を覗き込み、額を突いてみる。
額宛ても口布も装着していないカカシの素顔。
急所である額を、意図も簡単に触れる人間など、他にはあと一人だけ。
「が連れてって」
瞼を閉じたまま、腕だけを伸ばしたカカシがそう答えた。
「無理だよ、そんなの」
「じゃ、オレがを連れて行く」
「きゃっ!」
上忍であるカカシの動きは、一般人であるの目には留まらず、いつの間にか横抱きに。
「ホントに寝てたの?」
「さぁどうでしょう。それにね、これ位じゃ風邪引かないよ?一応鍛えてるし。でもに看病してもらえるなら、風邪引いてもいいケドね」
「もう何言ってるの。やっぱり寝た振りだったんだ」
「が起こしたんだよ。色んなオレをね」
寝室に連れて行かれれば、室内は適温に暖められていて。
「が風邪引いちゃったら、オレ困るから」
悪戯にクスっと笑ったカカシは、そっとをベットに横たわらせて、体重を掛けない様に跨った。
触れ合う唇。
甘く絡んで、また啄んで。
それがふと離れ、が余韻に酔いしれていると、衣擦れの音が微かに聞こえた。
ふわりと感じた肌の温かさ。
カカシの体温を指先が直に感じ取って。
首筋に降りたカカシの唇はゆっくりと移動し、右手が器用にの着衣を剥がす。
カカシの肌に包まれて、身も心も溶けて行く。
ゆっくりと、探るように入り込んで来たカカシを受け入れたは、白い喉を仰け反らせて吐息を漏らした。
「んっ……」
緩慢な動きと敏速な動きを巧みに使い分けるカカシは、確実にを高みへと導いていく。
「あっっ……カカシ……もう……だめ……っっ」
「……」
緊張から解き放たれたの身体は小刻みに震え、脈打つカカシ自身は命の種を散らした。
共鳴し合う二人の身体。
一足先に落ち着きをみせたカカシは、繋がり合ったままキスの雨を贈る。
前髪をかき上げた、おでこに。
閉じられた瞳に。
色づく頬に。
新鮮な空気を求めて薄っすらと開くの唇には、軽く音をたてて。
オレはここに居るよと、妻の身体を愛おしみながら、首筋から自分を虜にした胸の先端へ。
そして、ゆっくりと繋がり合った部分を離し、下へと移って行く。
身体の中心にある小さな窪みは、いつ見てもかわいい。
その少し下。
遥菜の居た場所に丁寧なキスを何度も贈って、潤いを取り除いた後、の首とシーツの隙間に腕を差し込み、カカシはそっと隣に横たわった。
「……愛してる」
弾け飛んだ何かが、ユラユラと淡雪のように戻って来て、はゆっくり瞼を開く。
そこにはいつもの、優しいカカシの顔があって。
おでこに軽く口付けたカカシが離れると、は夫の腕を枕にしたまま問い掛けた。
「ねぇカカシ。遥菜なんだって?」
「沢山あるみたいだよ」
「……欲張りなんだから。それで、どれにするの?まだ決めてない?」
「選ぶほど無いんだよ」
「えっ、今、沢山って……」
「サンタから貰えそうなモノはって事」
なるほどねと、合点の行った面持ちで、は笑う。
「あの子の事だから、額宛てとか言ったんでしょう?」
「それも入ってる」
「あとは?」
「ん〜〜口寄せ動物とか、色々。どれもサンタじゃ無理って笑ってたけどね」
「そっか。何かプレゼント出来そうな物はないの?」
カカシは遥菜の言葉を思い出し、微笑みながら「あるよ」と答えた。
額宛ても、口寄せ動物も、今の遥菜には無理な事で。
それは遥菜も十分承知。
遥菜が一番に願うのは、本人が言う通り、サンタは届けてくれない。
でもそれは12月の聖夜じゃなくても、大丈夫だから。
ゆっくり待っていようと。
「な〜に?遥菜の欲しい物って」
「ウエストポーチとクナイホルダーだって。SIRANUIの」
「やっぱりSIRANUIね。遥菜好きだもの。忍服もSIRANUIだし、来春からアカデミーでも使うみたいだから丁度いいかな。」
「だーね」
「あそこのポーチ、カワイイのよ。カカシ知ってる?」
は夫の答えが分っているのだろう。
悪戯に軽く笑って、そう問いかけた。
「いや…あんまり。SIRANUIって、オレ向きじゃないでしょ?」
「そうだけどね」
またクスっと、は笑って。
カカシにとっては、同僚の奥方が営む忍服屋。
には友人のお店。
そこから若年層向けに立ち上がったブランドが《SIRANUI》だ。
デザインの豊富さと、忍服の色に合わせて選べるカラフルな額宛てで一気に火が付いた。
「そうあっさり肯定しなくてもいいでしょーよ。だけどホント、最近変わったよ。昔は額宛てだって何色もなかった」
「じゃあカカシも、紺やめて違う色にする?見て来てあげようか?」
冗談だと分かってはいるけれど。
の言葉にカカシの瞳孔が散大して「遠慮…シトキマス……」と語尾が小さくなっていった。
数日後。
とカカシは商店街の忍服屋へ。
基本的な形は変わらないポーチとホルダー。
色もカカシ達が付けている物と変わりはない。
違うのは内側の布。
中がお洒落なのだ。
そして外側のステッチとワンポイントの刺繍。
これは目立たない様に同色であるにも関わらず、可愛い。
遥菜が好みそうな物を二人は選んで。
最後に貰ったちょっぴり多い福引券は、商店街主催の物。
「遥菜ちゃんにね。おまけ」
「ありがとーー」
友人にお礼を言って、会計を済ませたは、足早にカカシの元へと戻った。
明けて翌日。
朝一でカカシは任務へ発ち、アカデミーから戻ってすぐ、同じマンションの友達の家に遊びに行っていた遥菜が戻って来た。
「ただいまーー」
「おかえりーー。ねぇ遥菜。朝食のパン買い忘れちゃったから、これから商店街に行くけど一緒に行かない?」
「行くーー!」
「そうだ、福引券もあったんだ。帰りにやって行こうね」
「うん!!」
夕焼けの中を歩いて来たけれど、冬の空はあっという間にそれを追い出して藍色に染める。
夕方の賑やかな商店街。
眩しい程の明かりと人々の声。
パンを買い終わった二人は、この通りの丁度真ん中辺りに位置する福引所に着いた。
「お願いします!」
小さな手が、持っていた福引券を係りの男性に手渡す。
「え〜〜っと、お嬢ちゃんは……全部で七回ね」
「はーい!」
六角形の木製の箱。
取っ手を握りくるりと回せば、ガラガラと箱の中から音がして、下に置かれたトレーの上にコトンと小さな丸が出て来た。
「んー残念。ティッシュだ。あと六回」
遥菜は同じ動作を繰り返す。
狙うのは特賞、雪の国ツアー。
一等の薄型テレビもいい。
もし当たったら自分の部屋に置いて貰おうなどと、順番を待っている間景品の一覧表を眺めてはアレコレと夢見ていた遥菜。
だけれど、溜まっていくのは残念賞の白い玉で。
「あと三回。何か当たるかな?」
係員の声に続き、回すガラガラ。
次に落ちたのは色の違う玉で。
何だっけ?と慌てて顔を起こし、一覧を見上げた遥菜は苦笑い。
「お!特選コノハヒカリ5キロだ、おめでとう!」
当たった事は嬉しいけれど、お米かぁ〜と思った事はナイショ。
でも母は喜んでいるようだから、それが嬉しい。
残る二つに希望を託し箱を回すが、次に出て来たのも白い玉。
これで最後。
一人前の忍ならチャクラで何とかなるのだろうか?などと思いつつ、掌に練り込んでみた。
くるりと回る六角形。
そこにある小さな金属の口から、今度は見慣れない色の玉が出て来た。
途端に鳴る鐘の音。
係りの男性が目の前に置いてあったベルを鳴らして、「おめでとう」と笑ってる。
「三等の木の葉ホテル、ディナー付き宿泊券だ。ペアでご招待」
「やった!」
「遥菜、すごいじゃない」
「うん」
隣にずれて別の係り員から、ティッシュと、お米と、宿泊券を貰い、来た道を戻る。
の手には遥菜が当てたお米とティッシュの詰まった袋。
遥菜の手には朝食のパンと宿泊券。
「ねぇお母さん。ペアって二人?」
「そうよ。お父さんが任務の時二人で泊っちゃう?それとも遥菜、お父さんとがいい?」
遥菜は黙って首を振る。
「別にお金払えば、三人でも泊まれるよ」
「ううん、いい。これはお母さんにあげる。お父さんが休みの日、二人で行って来なよ。大人にはサンタさん来ないんでしょ?だからあたしがサンタ」
「……遥菜……いいの?」
「うん、勿論。その日はおばあちゃんちに遊びに行くからさ。それに“ふれんち”っていうのがあんまり……」
腕にパンの袋を下げて、空気のナイフとフォークを握り、キコキコと動かしながら遥菜は首を傾げて。
「ありがとう、遥菜。その分クリスマスイブには御馳走作るからね」
「うん!ケーキも丸くて大きいの!!」
「大丈夫なの?お父さんあんまり甘い物食べないわよ?戦力外」
「いいよ、あたしがいっぱい食べるから。戦力外っていうのがウケるー!お父さん戦力外ーー!!」
人通りの少ない脇道を、母を追い越し走りながら漏らす笑い声。
腕を後ろになびかせて走る様は、もう一端の忍者。
「こーらッ!遥菜!」
ピタっと止まって振り返り。
「お母さんが先に言ったんじゃん」
「……そうだけど」
「お父さんに言い付けちゃおうっかな〜〜」
母の返事なんて聞かずに、遥菜はまた走し出す。
自宅はもうすぐ其処。
「遥菜、待ってよ」
お米の入った袋を持ち換え、赤くなった掌に、はそっと息を吹きかけた。
「っ。なに真っ暗にしてるの?」
シャワーを浴びたカカシは、窓辺に佇む湯上りのを後ろから包み込んだ。
クリスマスイブが十日後となった週末の今日。
アカデミーが終わった後、数か月前里内に引っ越して来た両親に遥菜を預けたは、木の葉ホテルへ。
カカシも待機所から木の葉ホテルへと向い、恋人同士の様にロビーで待ち合わせたのだ。
予約を入れる際、食事を部屋でするか選べるというので、迷わずルームサービスにし、二人っきりでゆっくりと。
「この方がよく見えるから。ガラスに映っちゃうでしょう」
部屋には大きなクリスマスツリー。
大きな窓には木の葉の夜景。
「そっか」
「なんで?」
「いや、別に」
「そっか」はわざとらしく残念そうに、「いや、別に」は笑いながらカカシは答えて。
言わんとする事は分かるけれど、もう少しカカシと夜景を見たいから今は保留。
だって、「早くお風呂に入ってくれば?」と急かすようにカカシが言ったから。
「美味しかったね、お料理」
「戦力外だけどね、オレ」
「あ、遥菜から聞いたんでしょ」
「まぁね」
コース料理の最後は甘い甘いデザート。
食べ残した自分は戦力外だとカカシは笑う。
はたけカカシを戦力外だと言える事柄は、甘い物と天ぷら以外、他にはないだろう。
「でもこっちは別。いくらでも食べられるよ」
ガラス越しに目が合い。
カカシの指先はの唇を軽くなぞった。
「……カカシ」
「ごめん、先に謝っとく」
「ん?」
「今夜は」
続く言葉をが奪う。
「寝れないんでしょ?私」
「まぁ…そういう事」
カカシは少し照れくさそうに笑って。
「私もカカシの事、寝かせてあげない」
「?」
くるりとカカシに向き直ったは、背伸びをしてカカシの頬にキスを一つ。
「まぁ…こういう事」
カカシの口調を真似して、はにかんで。
輝いた目のカカシが、の唇を貪ったのはその後すぐ。
一足早い聖夜は──
甘く、
深く、
激しく。
暗闇に灯るツリーの光。
二人を繋ぐ濡れた音。
漏れる吐息に高らかに響く声は、カカシを際限無く駆り立てて。
カカシの低く通る声と身体は、何度も、何度も、を酔わせた。
はたけ家のリビングでは、十二月早々に置かれた常緑樹が今日も色を放つ。
クリスマスツリーに使われるのは常緑樹、エバーグリーン。
一年中葉を茂らせる緑の姿は、永遠の象徴。
勿論此処にあるのは、本物のモミの木ではないけれど。
雪に見立てた白い綿と、星に見立てた小さな電飾。
赤い玉はエデンの園にあった果実。
色々な意味のこもった鈴と、助け合いの心を象徴する杖。
これらは母からオーナメントの由来を聞きながら、遥菜が飾ったもの。
それの天辺に飾られた、神の降誕を知らせたとされる大きな星は、カカシの手によって。
今宵はクリスマス・イヴ。
靴下の準備も完璧。
あとは寝て、朝起きれば……とニヤリ笑った遥菜が、ベットに潜り込んだのは今から一時間前。
そろそろサンタの登場。
「「よく寝てる」」
遥菜を見て、カカシとが同時に言った言葉。
思わず噴き出したが、慌てて自分の口を押さえた。
銀髪のサンタがプレゼントを靴下の中に入れて。
「メリークリスマス、遥菜」
「おやすみ」
子供部屋の扉が静かに閉まった。
「オレ達もそろそろ寝ますか」
「うん。すぐ済むからカカシ、先に行ってて」
カカシを寝室に促して、はリビングへと戻る。
何かし忘れた事でもあったのかと、あまり気に留めず、カカシは寝室のベットに腰掛けを待つ。
数分後、神妙な面持ちではカカシの前に現れ、隣に静かに座った。
「どうかした?」
カカシはを覗きこんで優しく問う。
「あのね……」
「な〜に?」
「今検査したの」
「検査?」
「今月遅れてたから……。病院に行ってないから確かじゃないけど……」
「……もしかして」
「……うん」
視線が絡み、カカシの唇がの唇と重なった。
こんな時の第一声はどうしたら良いのか?
おめでとう……自分もだ。
ありがとう……これもなんだか。
どれもしっくりこなくて、言葉よりも態度で。
クリスマスケーキよりも甘い甘いキス。
今月の初め、自分の手を見ながら印を組む遥菜にカカシは聞いた。
サンタクロースからのプレゼントは何が欲しいのかと。
額宛てだのと冗談を言いつつ、忍犬が欲しいというのは、どうやら本気の様。
でもその前に、印を組めるようにならなければ話にならない。
チャクラもまだまだ。
しかしこれもサンタクロースからは貰えない。
何年経っても、自分の力で。
忍犬に認められなければならないという事も、遥菜は理解している。
カカシの使役する忍犬の中に今年子供が生まれた。
その中の一匹を遥菜に紹介すると、カカシは約束して。
その次に出て来たのが《SIRANUI》のポーチとホルダーだった。
「トナカイのソリに乗ったサンタさんも来て欲しいけど、大きな白い鳥、来ないかな〜〜」
「白い鳥が見たいの?遥菜」
「ねぇお父さん。“白い鳥”なんだか分る?」
「白鳥か鶴か……アヒルなら公園に居るか」
「全部はずれ。正解はコウノトリでしたー」
「コウノトリねぇ。最近見れるようになって来たらしいケド」
「見たいんじゃなくってね、お届物が一番欲しいんだ。赤ちゃんはコウノトリが運んでくるって、図書館の本に書いてあったよ。でも産むのはお母さんだよね?」
「……あぁ……まぁね……」
「ねぇお父さん、頑張ってよ!」
なにを頑張るか、分かって言っているのだろうか?この娘はと。
カカシの目が遥菜の見えない所で泳ぐ。
「あ、あのさ、遥菜……」
「ん?なに?ねぇねぇ、アレが届いてないんじゃないの?」
「ナニが?!」
珍しく冷汗の出る思いがした。
こんな経験はあまりない。
「何がって依頼。イルカ先生がコウノトリさんは忙しいから、焦っちゃダメって言ってたんだけどね。でも依頼を出せるのはカカシ先生だから、よーくお願いすれば?って言ってたよ」
「……依頼ね」
カカシの言葉は溜息のおまけ付き。
「いまいちよく分かんないんだけど。イルカ先生なんだか慌てて。まぁそれはいいや。何度も出さなきゃいけないんでしょ?依頼。だから頑張ってね。弟でも妹でもどっちでもいいから」
重なり合った唇が離れて、カカシはを腕の中に閉じ込めて。
「大切にするよ」
「今でもしてもらってます」
の頭がコトンとカカシの肩に落ちた。
「これからもだよ。………」
「ん?な〜に」
「大切に育てよう。沢山愛して」
「はい」
と遥菜に教えてもらった事は。
自らも含めた、命の重さ。
人が人を愛するという事。
向き合う姿。
人は変われるという事を実感し、強さの意味を知った。
そして愛の形。
一つを分ける愛ではなく、掛ける愛。
今日から三倍に。
「遥菜も喜ぶな」
「そう?」
「欲しがってたからね、弟か妹。じつは……」
カカシはあの夜の出来事を、に話して聞かせた。
カカシとにとって、かけがえのないプレゼントが。
遥菜にはサンタと白い鳥からのダブルプレゼントが届いたクリスマス・イヴ。
聖夜に舞降りた天使は、重なった想いの形。
夏の終わりには、その天使が、元気な産声を聞かせるだろう。
LIFE 3 〜A new opening〜 ……Happy End
2007/12/22 かえで
10万打リクエスト、LIFEの二人でと、ねねさんから頂きました。
え・・・・・・・っと、リクが上手く活きてません;;
そんな気がします…ハイ(汗)
頂きましたリクエストは“アトのあるカカシ”でございます。
分からない方は深く突っ込むのは止めましょう。
きっと若姫だと思うから(笑)
LIFEの二人でと折角頂いたので、そういう風になるならば、これはこの機会に書かせてもらおうと、結果を作りました。
一話目を書いた後、これから子供が生まれるのかな?
どんな風に暮らして行くんだろうと、想像してくれた姫達がいましたので。
LIFEシリーズは好き嫌いがあると思います。
こんなのカカシじゃないやい!!って思う方も居るでしょう。
ま、こんなドリがあってもいいかな?(笑)
リク主様はお子さんをお持ちで、慈愛に満ちた方なので、きっと気に入ってくれる……ハズ;;
リクエストして下さった、ねねさんと、
このお話を気に入って下さった方へ捧げます。