NOVEL / COMMENT

週末は命懸け第9話「血」について

2005/11/27 (SUN)

 ちょっぴりイレギュラーな話。どこら辺が、と言うと、中原龍也らが戦線離脱(というか隔離)されて、郁也と貴明と久本親子がタッグを組んで、共闘する物語だからです。
 実は、志賀秀一がお気に入り。このキャラは早く出したかったので、やっと登場で、嬉しいです♥ というワケで遅くに登場ですが、レギュラーキャラです。あとずっと登場させたいと思いつつ延び延びになっていた、金山奏も出せました。
 で、中原が幸せかつ可哀想な目に遭う話、なワケですが。全体的に楽しんで書いたような気がします。とりわけ秀一×郁也、中原×郁也の会話。郁也がこれほど動揺しまくり、振り回されまくっている回は珍しいのでは、と思います。あと貴明サマのほくそ笑み、とか。普段戦線に立つキャラがいないため、アクション寄りとか書きながら、アクション少ないじゃないか!と思います(反省)。というか、最初に想定していたよりもエピソードの進み具合が悪かったので、本来こっちに入れようと思っていた話を、次回に回したからです。まあ、原因は自分でもわかっているのですが。
 で、大方予想はつくでしょうが(というか予告に既に出てる)次回も久本親子コンビで行きます。正確に言うと、プラス不穏な家庭教師、ですが。「勉強以外のことを色々教えてあげるよ」というやつですな、とか思ったり(←建前の時点から既にそうなのだが)。でも、まぁ、中原の出番が全く無いということはないです。今ふと思ったのですが、もしかしたら作中「中原不在」は高確率でありそうな気が。勿論一時的な不在で、必ずどこかで(しかも大抵おいしいところで)登場するわけですが。
 ラブコメ・恋愛もので、主人公カップルが上手くいきそうになったり、安定したりすると、新キャラが登場するという見本のようだ、と思ってたりします。ここで登場するのは、当初からの予定でしたが、なんだかそういう感じだよな、と思います。物語を短縮するのなら、秀一は削る予定でした。削らないことにしたので、高校生編、大学生編、社会人編へと続きます。
 現在作中時間は、まだ高校一年の九月二十七日(火)〜二十九日(木)です。ちなみに学園祭は十月八日(土)〜九日(日)です。

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