NOVEL / COMMENT

週末は命懸け第7話「追憶」について

2005/04/29 (FRI)

 ここから第二部開始。序章で、事件らしい事件はないです。というか、これだけ普通に学園ものっぽいよな?とか思ったり。つうか校内のBL濃度低すぎですが。
  別名『昭彦最強伝説』かもです。いつもより昭彦の出番が多いです。つうかBLの主人公の親友役って普通もっと出番多いのでは?とか思われますが(^_^;)。藤岡昭彦。『いいやつ』です。嫌味なくとことん人の良いキャラ、というのは、実のところ、不特定多数の方を読者として想定して、創作物として表現するのは、結構難しいと思われます。というか、小中学生時代から幾度もそういうキャラを描こうとして、幾度か失敗を繰り返しているからです。『いいやつ』もやりすぎると、嫌味に感じられたり、嘘くさくなってしまいます。という事で、藤岡昭彦は、「世の中絶対こんなヤツいないだろう!」でありつつ、しかもきっちり実感を伴う厚みのあるキャラにしようと、試行錯誤を重ねてキャラ設定作りました。もしかしたら、郁也よりも入念に設定したかもしれません。郁也はわりかし単純なので。というより、自分や自分の身内の女性陣の外見・性格・志向や嗜好などを元にしているので、非常に書くのが楽です(←というか私の周りの女性は郁也や多可子タイプが非常に多い)。私の書く小説にはしばしば中原(龍也)や郁也のようなキャラが少しずつ変化しながら登場しているような気がします。あと中西聡美系の女の子、とか。というよりも、まともな性格のキャラの方が描くの難しいです。つまり私が理解できないからですが。その中で、割と昭彦は理解しやすいキャラです。行動原理も思考回路も性格も。実は、昭彦は、私の友人(男)が密かにモデルです。聞いたら激しく本人嫌がりそうですが(^_^;)。ここまでものすごくは無いはずですが、しつこいくらいお節介好きで、求められずとも人の世話を焼くのが大好きで、美人に弱く、夢見がち──で夢見がちすぎて、念願の相手と付き合うことができてもすぐ振られるという(←しかも振られた理由を全然全く理解してない)、悪いヤツではないけど、気の毒なひとで、いまだ独身です。不憫な、と思いつつ、ソレを言うと「俺はこの世でお前にだけは言われたくない!」と顔を真っ赤にして憤慨されそうます。彼は非常に短気で直情的です。根に持たないのがいいところ、ではあるのですが。ちなみ彼は私より料理上手で手先器用です。つうかレストランの店長兼シェフ兼次期オーナー(たぶん)で、十代の頃から既に厨房立って店に出してたので(←これってヤバくないのか?と時折思ったりもしたのだが)、当然とも言えますが。ちなみに現在はちゃんと調理師学校行ったりフランス留学したりして、調理師免許も持ってます。ちなみに彼は業務用のコンロの火の付け方を知らない私に「お前コンロに火をつけることすらできないのか?! ソレでも女かよ!!」と至極失礼なことを言いました。つうか、業務用コンロの火の付け方を予備知識も無く誰もが知っているとか思うなよ!!と思いましたが。しかし、包丁さばきではもっとヒドイ事を言われたような気が(^_^;)。料理上手の男なんかキライだ、と思いました。今でも料理上手の男なんかキライだと思います。ちなみにうちの旦那は私より上手いのですが、家では滅多に料理しません。が、焼肉とすき焼きとステーキ(フランベする)を焼くのだけは、自分でしたがります。「お前にまかすとまずくなるからな」というのが理由らしいです。うるせぇ!とか思うわけですが。……超絶不器用なので、料理は苦手です。片付けも苦手で、掃除も苦手なのですが(←どうしようもないがコレでも主婦)。ちなみにアイロンがけはしません。以前しましたが、皺だらけでとても使い物にならなかったので(←のりをスプレーしながらアイロンをかけたのだが、かけなおししてどうにかできるレベルではなかった)、最初から素直にクリーニングに出すことにしております。少なくとも月に一度はクリーニング店に配達してもらってる気がします。不器用は、死んでも直りません。が、努力しだいで改善・向上は一応します。するけど、なかなか上達しないのですが(^_^;)。

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