NOVEL / COMMENT

週末は命懸け第6話「報復」について

2001/10/05 (FRI)

 第一部完結の話。『鷹森編』終。と言うかこんなんで良いんですか。鷹森兼継さん。いや、悪いのは兼継さんじゃないね。お前だ、お前。書いてるお前。と自分でツッコミ入れてたり。実はちょっぴりですが楠木お気に入りです。とか言うと、たぶん「こいつの趣味最悪だな」とか思われそうですが。ってこの小説、まともな性格の奴が殆どいないじゃないかって感じです。いや、わざわざ今更ですが。
  実は今更ですが、この物語は2005年のカレンダーを使用しています。第一話が5月6日(金)〜7日(土)ですが第一稿は完全週休二日ではなく、隔週だと思っていたので7日(土)〜8日(日)の話でした。2002年から完全週休になると聞いて、慌てて訂正したので、微妙に変な記述があります(←修正しました)。第二話「罪」は6月9日(木)〜7月2日(土)。第三話「観察者」が7月4日(月)〜8月3日(水)。第四話「慟哭」が8月12日(金)〜14日(日)。第五話「抱擁」が8月14日(日)〜15日(月)。第六話「報復」が8月15日(月)〜17日(水)です。いや、どうでも良い話ですね。
 田中芳樹先生の小説「銀河英雄伝説」が好きです。特に好きなキャラはキルヒアイス。二巻で惚れました。一巻では「何だよ、こいつ。真面目一辺倒でつまんないキャラだな」とか思っていたような(酷いよ、お前)。実は何となくイメージ的に「久本郁也=ラインハルト」「中原龍也=ロイエンタール」「金山律=キルヒアイス」だったり。勿論、かなり改変されて別物となっていますが。と言う事で、知ってる人は以降の展開が大体読めますね。でも、全くあの通りって訳じゃないです(当たり前だけど)。知ってる人は「ああ、この人「ロイ×ライ」な人だったのね、とか思うかもですが。まあ、それは脇へ置いて。
 第六話「報復」は「郁也怒らせるとこんな感じよ♪」な話です。そしてやっぱり例の御仁がスパイス(?)に。大体のパターン、今後の動向がこれで出揃った感じですが。郁也が貴明様に勝てる日はいつ来るのか、とか言うのが全体の流れにあるエピソードです。大きな流れの中にある細かい話というのが好きなので。そういう訳でやはり全体の話を締める物語は、郁也VS貴明様です。ラスボスに戦いを挑み、その決着がつくまでの物語。ですが、次回の敵はもうちょっと強くて手強いです。そうやって敵のレベルが少しずつUPしていく、というまるでRPGなストーリー。定石ですね。当然、現在以上にまともでないキャラがどんどん出てくる、と。
 郁也が少しずつ、心理的変化・成長を遂げて行きます。郁也と中原の恋の行方は?!とかいうのが、これからの課題ですね。それから郁也の周りはますます『命懸け』で、きな臭い空気になって行くと。出来る事なら「高校生編」「大学生編」「社会人編」と行きたいですが、ひょっとしたら途中端折ったりするかもです。と言うかいっその事、ストーリー全体を詰めて凝縮してしまうとか。どちらにするか未だに悩んでますが。そんな長い話、誰が読んでくれるんだ?とか思うので。
 第七話からは第二部。第六話の数週間後、九月の物語です。

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