子供たちは熱病で苦しむ。


災害孤児達の悲惨な現状を目にした若きフリーナイト「アーサー」と「ルヴィ」は
その原因が川上から流された毒と睨み、
その調査に乗り出す。
その原因が川上から流された毒と睨み、その調査に乗り出す。

アーサー、ルヴィは共に主君を持たぬ身でありながらも、正義への心は熱く、
いつしかその意思をまっとうできる主人を模索していた。
アーサーは不憫な弟、ルヴィは厳格な父を持ち、それぞれ家庭環境に悩みが
あったためか、自身の道に迷いがあった。

一方、ラーズ司教であるディサードは、オーブを買いに出かけた下僕が戻らず、
悶々とした日々を過ごしていた。「バーサクだけで何をやれと・・・今、敵が
こようものなら私も終わりかもな・・・」そうつぶやいた矢先、アーサー・
ルヴィの来襲を知る。気を取り直して防衛体制を敷いたもの、苛立ちは隠しきれず、
ついには自身唯一の武器であるバーサクの「鎮静剤」をもった信者を瀕死にさせて
しまう。やがて、信者は近くに騎士団が迫ってるとも知らず、洞窟の出口に向かって
ゆっくりと歩き始めるのだった。

お使いに出た下僕は、7時に戻る。オーブを買ったお釣りでクリームシチューを
食べたものの、まさか経験値すら手に入らないとはこの時、知る由もなかった。


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