題「剣八の誕生日」後編
　くったりしている一護の腰を掴み、双丘を割り広げると待ちわびている蕾へと舌を伸ばした。
「ひゃう！ん！ん！やあぁ・・・侵入ってくるぅ・・・！」
ピチャピチャと態と音を立てて舐めてはその奥へと舌を差し込み、うねうねと蠢かせる。
「いやぁあん！あふ！あ！あ！や、やああ！」
ぱたぱた！と唾液とも先走りともつかない液体が蒲団を汚していく。
「嫌じゃねえだろ、こんなにきゅんきゅん喰い締めてるくせに」
両手の親指で蕾を広げると更に奥まで舌を入れてきた剣八。
「んぁああッ！やらぁあ！」
「ここに欲しいか？」
ぐちゅぐちゅと指で中を掻き回しながら耳元で囁く剣八。
「ふぁあ・・・欲しい、剣八、欲しいよぉ・・・」
きゅうきゅうと指を締め付け返事をすると、
「くれてやる・・・」
と囁き、指を引き抜くと熱杭をそこへ宛がった。
「あ・・・！あ、あ、あ・・・！」
ぬ、ぬぷぷ、とゆっくり挿入れていく剣八。ぬぷん！と大きく張り出た亀頭を飲み込むとヌヌヌ、と奥まで沈めていく。
「んあああ・・・！熱い、奥まで、奥までくるよぉ・・・！」
根元まで全部納めると呼吸を整える為、一旦動きを止めた剣八。
「ひゃあううん！あ、あ、う・・」
「まだ、終わんねえぞ」
ずるるる、とギリギリまで抜くと一気に奥まで貫いた。
「んあ、あ、あ、ああんっ！」
その一突きで達した一護。その締め付けに歯を食い縛り耐える剣八。
「く！なんだ、もうイッたのかよ」
「だ、だってぇ・・・」
「もったいねえな、もっと楽しめよ」
ずっ！ずぐっ！と奥を突く度に嬌声を上げる一護。
「あ！あん！いい！奥、気持ちいい！んあああっ！」
「今日は！いつもより！感じやすいな！」
「うん！うん！き！きもちいい！剣八の！いいのぉ！」
「くっ！」
一護の最奥に熱を放った剣八。
「ふ、ふあぁ・・あつぅい・・・」
ふるふると耳と尻尾を震わせる一護の身体を反転させると、膝裏に手を差し入れ圧し掛かっていく。
「んああぁッ！奥にぃ！」
先程よりもっと奥に侵入ってきた剣八を締め付ける一護。
「っと！そんなに締め付けると中から溢れんぞ」
「だってぇ・・・！」
「くくく！ホントにお前は可愛いな・・」
そう言うと一護に深く口付けた。
「ん・・！んふぅ、ん、ん、ふあ、あ、あん！」
蕾が天を向く様な格好になり、ずッぽリと奥まで剣八を飲み込んでいる一護。
「は、は、あうう、動いてぇ・・剣八ぃ・・！」
「ああ・・・！」
グズッ！と奥を突くとそのまま円を描く様に腰を動かした。
「ひ！ひん！んああッ！あっ！あっ！あん！ああああ！」
「一護、一護・・・！」
「んあ！ああ！剣！八！あう！あう！んああぁああっ！」
ぴゅくぴゅく！と吐精した一護。
「うく！」
その締め付けに持って行かれた剣八も最奥へと熱を注ぎ込んだ。
「ん、んん・・・もっとぉ・・・！剣八ぃ・・・」
「ああ、くれてやる」
吐精しても硬度を保ったままの自身で一護の前立腺を攻める剣八。
「ひぃ！ひぃやあぁ！あひ！ひンッ！」
ゴリゴリと張り出た亀頭で前立腺を抉り、ガクガク！と痙攣する一護を更に追い上げて行く剣八。
「あああうっ！くひッ！やあぁあ！あんっ！んんんんっ！もう！もうだめぇ！」
ガリガリと剣八の背に爪で引っ掻き、首を打ち振る一護。
「イくか？一護。良いぜ、ほら」
ぐりゅんっ！と一層強くしこりを擦りあげる。
「んんあああ！らめ！らめぇ！きゃふ！きゃううん！」
折れるのではないかと思う程背を撓らせ、胎内の剣八を締め付け果てた一護だったが吐精はしていなかった。
ビクッ！ビクッ！と痙攣している一護のそこは剣八を離そうとせず、更に奥へ奥へと食んでいるようだ。
「あ・・、あ・・、は・・、う、け、けんぱちぃぃ・・・んあ！こ、こわいよぉ・・・」
「またドライだな。良い子だな、一護」
ちゅ、ちゅ、と涙に濡れたその顔にキスをすると、それに過敏に反応する一護の身体。
「あっ！んん！」
「俺はまだだぜ、一護」
「あ、あうう・・・」
「くく・・・」
一護の腰を抱え直し、締め付けに逆らって抜いていく剣八。
「んああぁあ、あんっ！」
ずん！と腰を打ちつけると一護の足がビクン！と跳ねた。
ずるるる、ずん！ずるるるる、ズンッ！ずるるるる、ぬぷぷぷとゆっくり納めていくのを繰り返した。
「ああぁあ、ああっ！あっ、ああぁああ、あううっ！は！はあ！あ、あ、あ、あ、んああああ」
「一護、一護、一護・・・！」
耳元で囁きながら耳穴に舌を差し入れ、じゅぷじゅぷと犯していく。
「きゃあん！あ！ああ！あーーっ！」
ぴゅく！ぴゅく！と自分の顔を白濁塗れにした。一拍遅れて剣八が達した。
「くうっ！」
どくどくと注ぎ込まれる精は、接合部からゴプリと溢れ出た。
「ん、あ、あ、ぁ・・・」
一息ついた所で一護の身体を反転させた剣八。ぐちゅっ！と中を擦られて、
「ひっ！ひゃ、ひゃううンッ！」
と叫んで達した一護は力尽きたのか狐の姿に戻っていた。
「ハッ！ハッ！ハッ！きゃふ！ふっ！ふっ！」
「おっと・・・」
小さくなってしまった一護の身体を慮って、ずるりとその身体から熱い楔を抜いた剣八だったが、
「くうん!?」
と一声鳴いた一護が未だ屹立するそこに擦り寄って来た。
「うお、こら、さすがにこの体格じゃ無理だろうが」
と窘めるが一護はいやいやと言わんばかりにそこに舌を這わせ、きゅんきゅん鼻を鳴らすのだった。
「きゅうん、くうぅん、きゅうん・・・」
「こ、の・・・！ブッ壊れても知らねえからな！」
ガシッ！とその小さな腰を掴むと、後ろからずぶりと一気に挿入を果たした。
「きゃうううん！」
歓喜の鳴き声を上げ、挿入と同時に吐精する一護。ドプドプと止まる気配を見せない射精に、
「くく・・・！全然止まんねえなぁ？そんなに気持ち良いか？一護」
嬉しそうに奥を突く剣八。
「ハッ！ハッ！ひゃう、ひゃうぅ！きゃう！きゅ、きゅうん！」
「さすがに全部は入んねえな・・・」
と呟きながら一護の尻尾の付け根を弄る剣八。
「きゃうううん！」
一際大きく啼き声を上げると蒲団に突っ伏してしまった一護。
「はっ！はひっ！ひゅ！ひゅうう！」
くいっ！くいっ！と腰を押し付けてくる一護に、
「お前まさか全部入れるつもりじゃねえだろうな？」
「きゅうぅん」
「無理すんな、それこそお前がぶっ壊れちまうだろうが」
「くうぅ・・・」
ぺたん、と耳を倒す一護を見て剣八が、
「まだ収まんねえのか？」
と聞いた。
「きゅう・・・」
「・・・しょうがねえな。ま、俺も収まってねぇしな」
と抽挿を再開した剣八。
「はっ！はああ！ひゃうぅうんっ！ひん！ひンッ！」
「く！ふっ！俺も！大概！溺れてるよな・・・！」
「ひん！ひぃんっ！きっ！きゃひぃぃいんっ！」
「くううっ！」
二人同時に上り詰めた。
ドックン！ドク！ドク！と最後の熱を一護の最奥へと叩き付けた剣八と、もう薄い色しか付いていない精を吐き出し、意識を失った一護。
「ったく、無茶しやがって・・・」
とボヤキながらも愛おしそうに眠る一護の毛並みを撫でる剣八だった。

翌日、顔色も良く、やけにご機嫌な剣八が仕事をしている姿と身動き取れない一護の見舞いに訪れた白が居た。


終


13/04/18作　頑張りすぎる程に剣八が大好きな一護と同じくらい一護が大好きな剣八でした。
白ちゃんはおろおろしながら、腰が痛くてウンウン唸ってる一護の腰を撫でてあげてる事でしょう。
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