題「にゃんこでエプロン」
 その日の一護はもうすでに裸だった。
自隊の隊士共が誕生日のプレゼントだと、中で何かがウゴウゴと動くでかいリボンが付いた袋を渡してきた。
開けようとすると弓親が、
「あ、開けるんでしたらお部屋でどうぞ。人払いもしておきますんで☆」
と満面の笑みで告げた。
なんとなく中身が分かった。これは、一護だな、と。
「有り難くいただくぜ」
と担いで部屋へ帰った。

部屋に着いて袋を開けると、中から出てきたのは、猫耳と尻尾の付いた一護だった。
恨みがましく涙目でこちらを睨んでくる。そんなもの逆効果だ、馬鹿。
改めて一護の格好を見ると、一護はエプロン一枚だった。ピンク色の胸の所がハート型でフリルだらけのエプロンだった。・・・それも裸に、だ。
「・・・お前がプレゼントってのはまあ良い。・・・なんだ?その格好は?」
「・・・ら、乱菊さんとやちるが・・・、いきなり来て、そんでこんなんなったにゃん・・・」
「にゃん?」
「く、薬でこんな姿になったから、語尾も・・こうなっちゃうにゃん・・・」
「ふうん・・・、いつもに増して可愛い事になってるじゃねーか」
「う、うるさいにゃん!」
ピコピコ!と耳を振って怒る一護。
がさ、と袋の中で音がした。
「ほれ、もう出ろ。まだ何か入ってるみてえだな」
一護がおずおずと出ると、腰の所には大きなリボン結びが出来ていた。歩くたびにゆらゆらと揺れていた。
羞恥に頬を染めながら、身を小さくする一護。

袋の中からは紙袋が出てきた。
「なんだぁ?」
中を覗くと、ローションやら卵型のピンク色の何かが入っていた。
「なんだこりゃ?」
中には手紙も入っており、中身の説明と使い方が書かれていた。
「ふうん・・・」
「け、剣八・・・?」
「良いじゃねえか、折角だ楽しむか」
そう言うと一護に向き直った。
「一護、後ろ向いてケツ出せ」
「な!なんで!」
「いいから!今日は俺の誕生日だ、言う事聞いとけ。ん?」
「うう・・・、剣八の馬鹿・・・」
後ろを向いて四つん這いになると、剣八が一護の蕾にローションを垂らして指を一本入れてきた。
「あぅ・・・」
「痛くねえだろ?」
くちゃくちゃと音が耳に届いて枕に顔をうずめた一護。
「くく、可愛いな一護」
その言葉に敏感に反応するのは尻尾だった。
ゆっくりと一本の指だけで中を擦った。中はローションとは違うぬめり気を帯びてきた。
ぬるぬると指先に感じるぬめりに剣八は一護の顔を覗く。
必死に声を殺して、耐える一護の息は荒く、手はシーツを掴んでいた。剣八は前立腺を優しく刺激した。
「ふあっ!あっ!あっ!剣!八!あう!あう!だめにゃあ!もうやめてにゃあ・・・」
きゅうぅと締め付けてきた一護の中から指を引き抜いた。
「あう・・・っ!」
はっ、はっ、と息を整えている間に剣八はピンク色のローターにゴムを被せ、ローションを塗っていった。
ピチャ・・、と冷たいモノが蕾に当てられて驚いた一護。
「やあ!な、なに?」
「お前と一緒に袋に入ってたもんだよ」
グイッと中に押し込んだ。先は丸いのですんなり中に入っていった。
「うあ・・・、なにこれぇ・・・」
剣八が手元のスイッチを入れた。
ヴゥウウウーー・・・、と奥の方でモーター音が響いて来た。
「あ!あーーっ!ああーーっ!いや!いやー!やだぁ!」
「おっと、強すぎたか」
とスイッチを切った剣八。
「んんっはあ!お水・・・、ちょ、だい・・・」
「水?ああ・・・、・・・ねえな」
「え・・・?」
「しょうがねえ、取りに行くか。一護、お前も来いよ」
「ひ?いや!むりにゃん!」
「無理じゃねえよ、大体もう誰も居ねえし、台所なんざすぐそこだろ」
有無を言わせず一護を立たせた。
「あう!こ、コレ、出して・・・?」
「だめだ」
剣八は一護のエプロンにスイッチを挟んで台所まで、歩いて行った。

「うう、あ、ふ、あ・・・」
「ほれ、着いたぞ一護」
「あ、やっと着いたぁ・・・」
流しの所で一護が凭れていると剣八がローターのスイッチを入れて来た。
「あああ!ばっ!ばかあ!」
ガクガクと震えだす一護の足。
「さっきよりは弱にしたぞ。水差しに水入れるまでそうしとけ・・・」
「ひん!や、だあ・・・」
ビクッ!ビクッ!と震える身体を見つつ、水差しに水を入れ、コップを用意する剣八。
「ほれ、用意済んだぞ・・・」
「あ、はあ・・・ん、もうイクぅ・・・」
流し台に縋りつく一護は目に涙を溜め、口の端からは涎が筋を作っていた。
「ここでか?台所だぞ一護?」
「だ、だってぇ・・・、あふ!中でずっと動いてるぅ・・・」
一護の下腹部に手を置き押えてみる。
「い、いにゃぁ・・・、も、もうイッチャうにゃん・・・」
「まだダメだ・・・、まだ我慢出来るだろ・・・」
一護の根元を握る剣八。
「あう!だってぇ・・・!お、奥がぁ・・・、ぶるぶるして・・・!にゃあん!」
ぴくぴくと立てた尻尾を震わせ涙を流す一護。
「ね、ねぇ・・・、もう剣八の入れて?こ、これ・・・!冷たくてイヤにゃあ!」
「うん?入れていいのか?一護・・・?」
「うん!うん!もう!きて!」
剣八は中のローターを入口まで引きずり出すと、そのままにした。一番太い所で止められ、そのままメモリを強にされた。
「にゃああ!にゃああん!ああん!あ!あ!いにゃ・・・、出して・・・、コレ、出してぇ・・・!」
「気にすんなよ・・・」
剣八はそのまま後ろから自身を一護の中に沈めていった。
「にゃ・・、ああぁああぁあん!」
こぷっ!こぷっ!と先走りの白濁を吐き出す一護。
「に、にゃ、ああ!ああ!奥!奥がぁ!なああん!」
今まで感じた事もない奥にローターが来て絶えず振動を続けていた。
「くく!善い締め付けだな一護」
「ばかぁ!早く出してにゃあ!」
今日はガツガツと奥を穿つのではなく、円を描くように前立腺を責め立てる剣八。
項から耳を舐め上げ、布の上からでも分かるほど硬くなった両乳首を摘まみあげた。
「んあああ!もうだめえ!おかしくにゃるぅ!もうにゃめえっ!いにゃあ!ああああ!うあああ!あああああーー・・・っ」
いつも以上に派手にイッた一護だったが吐精した形跡がなかった。
エプロンには先走りがシミを作っているだけだった。
「おい、一護?」
「ふあ?ああ!取って!にゃかの!取ってえっ!」
再び達してしまったようだ。だがやはり何も出なかった。仕方なく剣八は自身を抜き、スイッチも切って一護を抱きかかえ、
ちゃんと水差しも持って部屋に帰った。

「おい、大丈夫か、一護?」
「あうう・・・み、みず・・・」
「ほれ・・・」
口うつしで飲ませる。
「あ、はあ、なにあれ?こ、こわかった・・・」
きゅうっと剣八にしがみ付く一護。
「悪かったな一護。中から出してやるよ」
と中からローターを取り出してやった。
ずるん!と糸を引いて出てきたそれを、ゴムを外してゴミ箱へ捨てた。
しどけなく横たわる一護のエプロンの股間部分のシミを指で弄りながら、
「一護、お前の前掛け、シミが出来てんぞ?なんのシミだろうな?」
「ああっん!や!にゃあん!」
クチュクチュと粘着質な音が響いた。
「悪い子だ・・・」
そこへ長い舌を伸ばし這わせていく剣八。
「ひいっん!」
ザリザリとした布越しの感触に硬くなっていく一護の中心。さらに溢れる先走りでどんどん濡れていくエプロン。
「んん!やっ!やだあん!ひやぁ!」
ぷつり、と蕾に指を入れた剣八。そこはまだ熱くぬかるんでいた。
「ぐちょぐちょだな、お前のココ・・・」
キュッと前を吸いながら後ろを弄る剣八。
「ああう、け、剣八、入れて?ここに剣八の入れて・・・、もう他のは入れないで、剣八のだけ・・・、お願い・・・」
「一護・・・?」
するっ、と一護の手が前に伸びてきたと思ったら自分でそこを広げてきた。
「こ、ここにゃの・・・、俺、剣八が欲しい・・・」
「くそ!気絶させてやるからな!一護!」
そこへ宛がうと一気に奥まで貫いた。
「にゃああああん!善いにゃあ!ああん!奥まで全部剣八にゃぁ!」
ぴゅくぴゅく!とそれだけで吐精する一護。
剣八は一護の膝裏を持って頭に付きそうなほど折り曲げた。それによってさらに最奥まで這入っていった。
「ああううん!いい!いい!もっと!もっときてにゃん!」
天を向いた一護の蕾にずっぷり埋めた自身で揺さぶる剣八。
「あっ!ハアッ!あっ!善い!いっ!いっ!あっ!あっ!ああっ!んんっ!ああ!イク!イッチャうよう!剣八!剣八!にゃ、にゃあぁあああん」
ぴゅくん!ぴゅくん!と達した一護の締め付けによって剣八も一護の中に熱を注ぎ込んだ。
「くう!」
「あううん・・・あつぅいにゃぁ・・・」
そこで意識を手放し剣八に身を委ねる一護。

風呂に連れて行き、処理を済まし、髪を洗ってやろうとして気付いた。耳も尻尾もなくなっていた。
「気絶したからか?まあ、いい・・・楽しめたしな・・・」
と口の端を引き上げて笑った剣八。






09/11/19作 124作目です。ちょーっと裏行きかなぁと思わなくもない。最近線引きが分からなくなってきた魚類です・・・。
裸エプロン・・・、出来てますか?

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