題「黒猫と子猫」サイトバージョン | |
更木隊長がでかい黒猫になっちまった・・・。原因は言わずもがな十二番隊だ。元に戻った時の事考えてんのかね? 一護は相変わらず、猫耳&尻尾付きで中身が猫ときてる。眩暈がする。 弓親は慣れたもんだから、一護と隊長の世話に苦痛はないらしい、隊長も一護が傍に居る時は大人しい。 居ない時は、大層不機嫌だ。弓親は当たり前だという。分かんねえなぁ。 今日は朝から一護が居ない。すこぶる機嫌の悪い隊長が縁側で不貞寝している。 「にゃあー」 呑気な声がして一護が帰って来たと分かった。両手いっぱいに菓子がある、浮竹隊長んとこに居たのか。 へらへら笑いながら戦利品とでも言う様に縁側で寝ている隊長に見せる。俺は殴られんじゃねえか心配だった。 意外にも隊長は一護を一舐めしただけで何もしなかった。よくよく見れば一護が尻尾を隊長に絡ませていた。 見てらんねえ。俺は稽古に向った。あの菓子はどうせ副隊長の腹に納まるんだろう。 一護は剣八の額に自分の額を合わせてぐりぐりすると、剣八の腹に納まり、丸まって眠った。 くう、くうと眠る一護を見つめる剣八の眼には情欲の火が点いていた。一護の髪の生え際を舐める剣八。 「んん、にぃ・・・」 くすぐったいのか、顔を擦り付ける一護。あどけなく口を開けたまま眠る子猫。ペロペロと舐め続け、耳にも舌を這わした。 「あ・・、なあう・・・」 薄っすら目を開けた一護が剣八の舌を舐めあげた。 「あ、ん、あん」 一護も情欲を煽られたのか、尻尾をより絡ませてきた。 「ううん、ああう?」 まるで誘うかのように鳴くと剣八が立ち上がり、自分の部屋の方へと歩く。振り返り一護を促す。 「ぐるる」 部屋にはもう蒲団が敷いてあった。縺れるように転がると剣八が一護の衣服を脱がしにかかる。 「ん、にゃあぁん」 くすくす笑いながらも為すがままの一護だが腰紐を解き、手伝う。向こうは完全な猫の姿なのだから無理だろう。 ザリ、ザリと顔を舐められ、またくすぐったがり身を捩ってくすくす笑う。 身を捩る度にチラチラと見え隠れする薄く色づいた胸の飾りに舌を這わすと、途端に鼻に掛った声を漏らす一護。 「ああ・・・は、なあん・・・」 袴も上着も全て引き剥がした。 身体の下で揺れる尻尾は、より剣八をかき立てた。剣八の身体の下で弛緩する一護の乳首に犬歯で噛みついた。 「にゃああう!」 びくりと身体を跳ねさせた。少し血が滲むそこを今度は、優しく舐め続ける。 「ああん・・・、なあう」 涙が滲んだ瞳で見つめてくる。下肢は既に上を向いている。揺らめく腰と尻尾が艶めかしい。 剣八が、一護自身を舐めあげる。 「はぁあん、あ、あ、なあう」 一護が手を伸ばして剣八の尻尾を撫でさする。熱で潤む瞳には剣八しか映っていなかった。 「ぐるるるる」 「あ、ふ、む、ん」 一護が剣八の口を舐め回す。首に腕を絡めて、必死になって離さない、と言いたげだ。剣八が舌を入れて中を 蹂躙してきた。 「んん!あうん、なうんん、あっ!ああっ!」 剣八の尻尾が器用に一護自身を撫で上げ、絡め上げてきた。 「くふうんん・・・、な、なあう」 ふるふると震えながら快感に耐えていた。シュッシュッという音からクチュクチュと湿った音に変わるまで時間は掛からなかった。 「あ、あ、あうっ!あぅっ!うっー!」 一護が吐精後の余韻に浸っていると剣八が尻尾を舐めているのが目に入ったので、起き上がり一護も舐めた。 尻尾の先から付け根までぺろぺろ舐めては、自分の出した精を舐め取り、尻尾の付け根をあむあむと食む一護。 それを見ながら胸に飛び散った精を舐めては胸の飾りに悪戯を仕掛ける。その度に跳ね上がる身体と声。 遂には一護が自分で蕾を解しに掛った。まだ残った精を指に絡めて中指を一本入れていった。 「あああん、なぁあああうう」 クチクチと中を擦る度に耳はぴくぴく動き、尻尾は腰と共に大きく揺れた。二本目を入れて慣れた頃、自分が一番感じる所に指を導く頃には先走りでグチャグチャと音が響いていた。口からは絶えず嬌声が上がっていた。 「あん、ああうん、ううん」 剣八が乳首を吸ったり、噛んだりすると甲高くなるその声に剣八が秘孔に舌を這わせるとビクビクと身を震わせ吐精した。 「ああ・・・、はぁあああ」 ヒクヒクとひくつくソコはまだ一護の指を咥え込んでいた。剣八は執拗に舐め、舌を中に押し込んできた。 「なああん、あああん、いにゃああ・・・」 グチュグチュと音をさせ、充分解れた所で剣八は自身を宛がった。 「あ、ああ、ううああん!」 ゆっくりだったが奥まで収められた灼熱のモノにガクガク震える一護。剣八が動きやすいようにと四つん這いになり、 腰を高く上げる一護だったが、奥を突かれる度に背筋に電流が走り、それも儘ならない。 「ああん!なぁあん!あぅうん!あっ!あっ!いっん!あっあーっ!」 達すると力が抜けてしまい、膝を折ってしまう。 「あ、あ・・・、はぁああ・・・」 一拍遅れで最奥に熱いモノが感じられた。 「はぁん・・・、んん」 余韻に浸る間もなく、再びグンッと奥を貫かれ背を撓らせる。その肩に噛み付きながら奥へ奥へと突き進む剣八。 「はあんっ!ああんっ!あっ!あっ!んんっ!んんっ!んっ!んっー!」 蒲団に顔を埋(うず)める形でイッた一護。ハァッハァッと息も荒く剣八を顧(かえり)みる。強請るように、 「んなぁあん・・・」 と一声鳴くと、舌を差し出した。それを食む剣八。 「ん、ん、む、ふう・・、あん」 一護も剣八の舌を食み返す。甘く噛んでは、吸い付き絡め合う。気持ち良くて耳がぴるぴる動いてしまう。 同じ理由でいつの間にか腰も揺らめく。 「ぷっ、はぁ、なぁああん」 自分で腰を擦り付けては、新たな快楽を求める。肩からは血が流れていた。べろりと舐めあげると締め付けてくる。 「んん、なあん、ううん」 ぺろぺろ舐められる度に締め付けてしまう。早く奥に欲しいと強請る。 「んなぁああん」 その声に剣八は一護に覆い被さり、腰を動かした。太い前脚が一護の肩の上から布団へと落とされている。 そのため、剣八は一護の耳にも悪戯を仕掛ける事が出来る。 「ああん、なぁあん、はぁああん」 剣八の荒い息が耳に掛って甘い声を漏らす。剣八は耳を舐めあげ、軽く歯を立てた。 「にゃああう!」 びくびくとそれだけで一護が達してしまった。 「はあああん・・・、あっ!ああっ!なあう!」 剣八が漸く奥まで突いてきた。先ほど達したばかりで敏感な一護には過ぎた快感で、頭(かぶり)を振って泣き叫ぶ。 「なっなああん!ああっ!ああっ!ああうっ!ううん!ああっあっーー!」 首を仰け反らせ、叫びながら果てた一護。その項に噛みつきながら、剣八も一護の中に一滴も残さず注ぎ込んだ。 「んん、ああん・・・」 ぴくぴくと剣八の下でひくつく一護。今の剣八の身体で不満なのが抱き締めてくれない、というか出来ない点だ。 「なあう・・・」 一声鳴くと蒲団に突っ伏した。その拍子にずるりと抜けた。 「あうん・・・」 ふるるっと震えた。そんな一護に圧し掛かり組み敷いた。 「ん、なあん?」 振り向くと、顔を舐められた。 「ん・・、はふう・・・」 一護は心地いい重さと温かさにうっとりとした。剣八は顔を擦り寄せる。 ひと時、甘えると風呂に入った。自分の身体の処理をして剣八の身体を洗う(というかじゃれ合っている) 二人で温まり、ちゃんと着替えて、剣八の毛皮を乾かす。弓親がしてるのを見て覚えた。まだ所々湿っているが、 舐めて乾かしている。 部屋に戻ると新しい蒲団に潜って眠りにつく二人。 翌日、縁側ではじゃれ合う二人が見られた。一日中剣八の傍から離れなかった一護。 終 08/10/08作 第24作目です。どうでしょうか?始終いちゃこらする二人を書いてみました。 二人とも発情期なんじゃないかと思う勢いでした。 みすずさん、イラストありがとうございます! |
|
文章倉庫へ戻る |