題「いたずら」

自分の腕の中で、眠っている一護の寝息が胸に掛かりくすぐったくて目が覚めた。
既に何回戦か終え、泥の様に眠っている少年。
剣八に”いたずら”してやろうという気持ちが、もたげてきた。
 先程まで、自分のモノを受け入れていた場所に指を這わす。
「う、んん・・?」
眠っている一護が、ぐずる様な声をだした。
つぷりと指を入れると、自分が吐き出したモノで容易く侵入出来る。
「んぁ・・・」
一護が鼻に掛かった声を出す。指を二本に増やしたが、起き出す様子がない。
それほど消耗したのか?だが指がある一点に触れると、
「んあっ!!」
声を上げ一護は、跳び起きた。
「よう、一護、お目覚めか?」
笑いながら剣八は、まだいたずらを仕掛けていた。
「あぁっ!あんた、何っ!ひっ、く、やってんだ!!」
嗚咽を漏らしながら、一護が聞いてくる。
「いたずら」
一言、しれっとそう言うと剣八は、指を動かして遊ぶ。
「ヤッ、ヤメ、最低だ!ぬ、抜けよ!」
涙目で睨まれても、こっちはコーフンするだけだ。
「ふん、良いのかよ?前の方はおっ勃ってんぞ」
そういうと剣八は、一護自身を握り込んだ。
「あっ!バッカ!〜〜!」
一護は声を詰め、身を固くした。
「もう一回戦、イッとくか?」
意地の悪い顔で笑うと、
「上等だ、こら」
と一護。
どちらともなく、口付けを交わし夜は更けていく。




08/03/27作 第二作目です。
08/04/03に剣一同盟にてupしていただきました。涼市さん、代理投稿ありがとうございます。
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