40「人間剣八×人狼一護+金魚」        


あむあむ。
『あぎゃー!』
剣「それ食いモンじゃねぇぞ・・・」 呆れたように窘める剣八。
一「あうー・・・・これくえないー!」
ひーん!とまるで子供の様に泣きそうな顔をするのは狼の耳と尻尾を持つ少年一護。
『水槽(おうち)に帰してー・・・』
一「やだっ きょういっしょにねる」
剣「返して来い・・・」
『齧らないならいいよ?』
一「なあ、ぱちー、これしゃべれんのー?」
剣「知らん・・・・・」
金「はなしてー・・・」
一「やー!」
剣「なんで喋るんだコレ・・・」
金「あう」
ぴよぱたぴよぱた
一「ぱちっ見てこれ空飛ぶ!!!」
剣「浦原かクロツチ辺りに返して来い」
金「嫌ー、そんなひとしらない」
一「だって!ねっこれかっていい?!!」
ぽふっ!と一護の頭の上に乗っかった。
一「これ頭の上乗る!!!かわいいっ!かいたい!」
剣「・・・誰が世話すんだ・・・」
金「じぶんで出来ますので・・・」
一「おれもやるもんっ!・・なっだめ・・・?」
上目遣いで剣八を見上げ、耳はシューンと倒し、それでも尻尾は期待を込めて左右にパタパタ振られていた。
剣「金魚鉢がどんくらいするとおもってんだ・・・」
一「・・・・・・・・・きんぎょばちなかったらおれとねるもん」
剣「干からびるわ!!!」
一「・・・・・・・・・・だめか・・・?」
剣「・・・・・・・・・俺は面倒みねぇからな」
一「やった!!!で、くっていいっ?!!!」
剣&金「だめっ!!」
ぴよじたぴよじた!!!

そんなこんなで二人と一匹の生活が始まりました。
終わり!

09/12/03になっちゃんに描いてもらいました!一護がうりうり弄ってんが金魚(管理人)でございます(笑)
なっちゃん、可愛く描いてくれてありがとう!でも食料になるのはちょっと・・・。剣ちゃん、ちゃんと止めてね!?
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