家族-turtle walk-構成員紹介/参考
クラウド=ヴァレンタイン (作中の呼称…「クラウド」)

いわゆる「ねこくら」であり、解釈と誤読を最大限活用して生み出された「十三歳のクラウド=ストライフに猫耳猫手猫尻尾」な少年。

猫手であるため、日常生活に家族の手助けがいる。飯を自分で食えない、風呂に入れない、トイレに行けない、歯を磨けない、など。それらの反動か、可能性を与えられると興奮気味に頑張る。やんちゃだが、滅多にワガママは言わない、だが、素直かと言われれば、そうでもない。愛らしい外見だが当人は男らしい在り方に強い憧れを持っている。

驚いたり興奮したり感じたりすると「にゃ」とか言うのはもうお約束。
ヴィンセント=ヴァレンタイン (作中の呼称…「ヴィンセント」)

あの「旅」以降、まあ、何かこう、色いろあったらしくて、クラウド=ストライフと恋人同士になった人。容姿端麗・頭脳明晰・人類最強・掴乙女心。

「旅」〜クラウド=ストライフと恋人同士になるまでの間には本当に色いろあったのだが、それらは別のところで読んでいただくとして、「またたび」作中でのこの人の一番わかりやすい位置付けは「お父さん」。優しくて頭が良くて穏やかで、でも決して完璧ではなく、息子たちの楽のためにわざと馬鹿なことをやってみたり。そしてそれらは全て計算なのかもしれない。あるいは単にふざけたいだけなのかもしれない。

時として魔界の統率者カオスの力を以って数々の反則技を繰り出すほか、クラウド同様の猫耳少年に変身したりなど、かなりやりたい放題。管理人烈萌、しかしDCはやってない。
クラウド=ストライフ (作中の呼称…「ザックス」)
ねこくらと紛らわしいので「ザックス」を名乗る。

あの「旅」後半の「クラウド」はクラウドじゃなかった、というのが専らの噂(ごく局地的に)。ねこくらの恋人であり、ヴィンセントの恋人であり、遡ればティファの夫であり、セフィロスとルーファウスとオリジナル・ザックスの恋人でもあった。子供の頃からチヤホヤされて生きてきたので、愛情に対して貪欲、要するに浮気性。

怠惰で、何かに対して一生懸命になるということがあまりない。ただ、自分に向けられる愛情には敏感であるがゆえに、他者への気配りはまあ出来る。だが精神的なバランスが悪く、時として暴走する。世界規模で常に迷惑を振りまきながら生きているものの、周囲の人間の愛情に恵まれ、今も何とか生きている。

性欲旺盛、しかし愛のないセックスなんてしたことない。
「またたび」参考(?)文献 『狂気の恋人』
『Anticlimax!!』以下シリーズ
ヴィンクラ小説群

……いちいち設定を変えて書くのも面倒なので、一本の線路の話として書いてます。つまり「ザクセフィルークラ→クラヴィンクラティ→ヴィンクラ→またたび」という。その過程は同人誌やらサイトやらで発表してきたので、くだくだ書くことでもなかろうかと。もちろん、ご面倒であればお読みいただかなくてもお楽しみいただけるように書いているつもりです。
背景 2000年4月、河本あづさ氏がスケブに描いた一枚のクラウドのイラスト(但し首から下は獣人)が全ての始まりでした。同月には二枚目の「ねこくら」イラストを賜りまして、そのクラウドは手・足・耳・尻尾が猫(コスチュームはオリジナルに近似)であり、現在のねこくらに非常に近い状態。そこから村岸が妄想を働かせて「続編」風味の連載として書き始めたのがこの「またたび」シリーズであります。
連載開始は同年六月のサイト「サヨナラ。」開設と同時に。その後受験やらパソコンの故障やらで多少更新が滞ったこともありましたが、一応現在(06年1月)まで続いている訳です。サイトのメインがFF7ではないので、正直最近は地味で独走中ですが、管理人が一番楽しく書いている話であります。
昨年頃より、原作さんが「続編」や「関連作品群」を次々リリースし、FF7の同人をやってる方の大部分が本家本元の「続編」に目を向け、「続編期待してなかった」って人はFF7から離れちゃってるような現状であって、このシリーズを更新してもあまりリアクションは期待できないのですが、まあ、何だかんだ言って、ねこくら可愛いし、ヴィンセント好きだし、何より解釈上、構造上、これも本家本元さんの続編も、「続編じゃない」と言っちゃえばそれまでの話なんで、今後もゆったりと続けていきたいと思います。
ぶっちゃけ、原作をクリアした後、プレイヤーが何を思ったか、っていうのが「続編」なんであって、それで満足出来ないというのは、理解できるんですが、書いてる人間は満足しちゃったので、ええ、まあ、「クラウド猫耳だったら可愛いのになー」とか、「ヴィンセントとクラウドくっ付けばいいのになー」とかですけど、そういうのを自分で書いてれば幸せなんで、はい、とりあえず、はい。
とは言え、感想を頂いた時、もう飛び上がって喜びたくなっちゃうのが「またたび」シリーズだったりします。