ネタバレ注意
各話の簡単なメモ
- バスが来るまで
- date:2007/11/12
- タイトル名の由来:雪で遅れているバスを待つ話なので。
- メモ:ピアノが上手な「彼女」と、彼女をちょっとだけ意識している「私」のおはなし。
- バス停で二人だけで来ないバスを待つ情景、というのを描きたくて書いたもの。
- 最初につけた仮題は「雨のバス停」だったのですが、書いているうちに天候が雪に変わってしまいましたとさ。
- ライン
- date:2008/02/03
- タイトル名の由来:地面に線を引く話なので。
- メモ:旧Web拍手御礼用のおはなし。一般公開2/22。
- 雪道に残った、傘を引きずった跡を見て思いついた話。
- 結構、具体的・抽象的を問わず、「線」や「糸」を主題にした話はよく書いている方かと。
- 星屑プール
- date:2009/03/16
- タイトル名の由来:お題「切ない響き」より。
- メモ:頭の中で「シンデレラ・ハネムーン」(岩崎宏美)が鳴り続けていた時に偶然お題を見つけ、思いついた話。
- 卒業シーズンのニュースを見聞きしていたことも、おそらく影響している。
- お題が「切ない響き」のため、少し寂しい雰囲気になっています。
- Giocoso
- date:2009/06/23
- タイトル名の由来:発想記号「giocoso」から
- メモ:リクエスト作品。「バスが来るまで」のその後のお話。
- リクエストの際の条件が、「私と彼女の本名を出さない」「『バスが来るまで』と同じモノローグで締める」だったので、その点を留意して構成。
- タイトル「Giocoso」は、「彼女」が演奏した自作曲を想像して、そのイメージで命名。
- クリスマス・ベル
- date:2009/12/31
- タイトル名の由来:作中に出てくる花「サンダーソニア」の別名
- メモ:「窓からやってくるサンタクロース」をイメージし、そこから構成した話。
- 主人公「空」の前に現れた「ハナ」は、オリジナルの某シリーズに出てくるキャラの(一種の)親族に当たります。
- 最後の一曲
- date:2011/01/01
- タイトル名の由来:作中のMDの「六曲目」のこと
- メモ:「自分を送迎する運転手役の人に片想いする主人公」、「ジョン・ケージの『4分33秒』」をテーマとし、そこから構成した話。
- クリスマスの話は何度か書いたので、初のお正月の話(三が日からずれていますが)。
- にわか雨
- date:2012/10/29
- タイトル名の由来:お題「切ない響き」より。
- メモ:「どうにもならない片想い」がテーマ。
- 年月がある程度経ってから振り返る、という設定なので、設定年齢はやや高め。一応、「私」は25歳くらいと設定。
- 天曜日に逢いましょう
- date:2013/06/15
- タイトル名の由来:歌謡曲「有楽町で逢いましょう」のパロディ。
- メモ:「もうこの世にいない人と会いたい」という願い事を叶える話。主人公の恋する相手(いまは亡き人)は、いままではとはちょっと毛色の違う対象。
- 妖精「レイ」の姉妹は他のオリジナルで出てきます(「波の音」シリーズ、「クリスマス・ベル」)。
- 海曜日の午後
- date:2013/10/07
- タイトル名の由来:「天王星」の次は「海王星」なので。
- メモ:「天曜日に逢いましょう」の番外編。「天曜日」終盤のエピソードの間に入れたい話だったが、長すぎてだれるのを考慮して独立した一話に。
- 主人公がメグに惹かれる話を描きたかったもの。
- 聞こえているよ
- date:2017/07/17
- タイトル名の由来:お題「優しい響き」より。
- メモ:頭の中で「MacArthur Park」がぐるぐる回っていたので、短編としてアップ。
- 本来はもう少し長いストーリーの一部にするはずだった話。
- あなたを思う
- date:2017/12/17
- タイトル名の由来:お題「色世界」より。原題は「君を思う」。
- メモ:女の子が呼吸をするように、自然にリラックスした一人称で書きたかった話。
- 簡単な数学の要素が出てくる話はちょこちょこ書いている気が。
- 美しい人
- date:2018/01/02
- タイトル名の由来:お題「優しい響き」より。
- メモ:「聞こえているよ」の出会い編。
- 里緒が緑都のことをなぜ「緑都」と呼んでいるのか、の裏話的なお話。
- 「聞こえているよ」、「美しい人」は作者は百合のつもりで書いているのですが、人によっては百合と判断しないかも。
- 24
- date:2018/02/11
- タイトル名の由来:お題「色世界」より。
- メモ:「あなたを思う」の後日談。バレンタインデーの話。
- 「とにかくいちばんあなたが大好き」という惚気全開。
- 純と星
- date:2019/06/23
- タイトル名の由来:ヒロインふたりの名前より。「星」は佐々江星のことでもあり、スターのことでもあり。
- メモ:記念すべき令和第一作。中編。
- 「普通」が好きなはずの女の子が「特別」にどんどん傾斜する話。
- 最後に星が純を恋人にするかどうかのオチについてはさんざん迷ったが、歌謡曲「いつでも夢を」を聞いて、現在の結末に決定。
- 双頭の龍の国ものがたり
- date:2019/08/22
- タイトル名の由来:おとぎ話風に。
- メモ:夢で見た一卵性双生児の双子百合を文章化。
- 夢では子供編と大人編があったが、今回は子供編。