私のクローンがこんなに可愛いはずがない
2011/07/23 Sat
m25
その証拠のように埋めた指を軽く旋回させ、一際強く突き入れると、クローンゼロの下肢に更なる白が加わった。
ドクドクと吐き出される精液と、解かされたクリームが混じり、クローンゼロの下肢を白く汚していく。
上は黒いコートを纏ったまま、成す術もなく下肢を露出させ白濁を纏わせた姿はオリジナルゼロの目を愉しませた。
「なんだ、溜まってたのか?」
耳を打つ腹立たしい言葉に噛みついたくとも、達したばかりの身体は酸素を欲して言葉を遮る。
吐精の余韻に揺れる荒い呼吸を聞きながら、オリジナルゼロはうっそりと笑みを刻むと、余韻に震える腰を引き寄せた。
今まで以上に密着してくる狼藉者の気配に気づいたクローンゼロが暴れるより早く、オリジナルゼロは猛る熱でその体躯を貫いた。
「―――ひッ……ぁぐ…ぅッ」
内壁に塗り込まれたクリームが陰茎の侵入を助け、また、クローンゼロの身体に掛かる負担をも減らしていた。
太い指で嬲られ、散々解された後孔は異物を受け入れ、より深くへと誘い込む。
オリジナルゼロはその誘いに逆らわず、クローンゼロの息が整わない間から律動を始める。
「ぅ、あ……ぐッ…っ」
呻き声が何度も零れ、下肢から上ってくる水音と混じりあい意識が混濁していく。
内壁を擦られるたびに愉悦が駆け抜け、下肢から及ぼされる熱に腰が善がり狂う。
律動に合わせてガタガタと揺れるデスクに顔をこすり付け、クローンゼロは嫌がるように首を振った。
こうしてオリジナルゼロに嬲られることは既に何度も遭ったことだが、クローンゼロの身体が行為に慣れたわけではない。
後孔を幾ら弄られたとしても挿入の際には必ず苦痛が身体を支配する。
だからこそ、クローンゼロはそれを理由に出来たのだ。
この行為に意味などなく、ただ単にオリジナルゼロが憂さを晴らす為だけの暴力だと、そう割り切れた。そう割り切らねばやってられないと思った。
これが単なるセックスだとしたら、オリジナルゼロの行為に悦を感じてしまったとしたら、クローンゼロはどうすれば良いのだ。
殺したいほど嫌悪し、叩き潰したいほど忌々しい男相手に、自ら肌を許して身を任せているのだと思えばいいのか。
クローンゼロは萎えそうになる気力を振り絞り、強く奥歯を噛みしめた。
[7] << [9] >>
-
-
<< オーバーヒート
【目次】その他色々 >>
[0] [top]