QLOOK?A?N?Z?X????

四物語

2010/09/02 Thu
m25



!注意

デュオロン、サイキカル、オズワルド、グスタフの改変四人組が怪談話をしているだけのお話です。
空手健治×サイキカル、グスタフ×ユウキ、ジェネラル×オズワルド前提で、
別人、捏造、不安定口調、恐怖体験談等の要素を含みます。
全体的に怖くないけど、ラストが怖い……かも?

※某所に10/09/04投下作品、色々あって11/07/06に倉庫へ移動。

========================


カタン、と置かれたボトルには薄黄色の酒が満たされていた。
色白のバーテンダーが封を切り、四つのグラスに酒を注げば僅かに甘い香りが広がる。
いつものように集まった四人はサイキカルの強い勧めにあい、今宵も甘い酒を囲む。
会釈をしてカウンターに戻るバーテンダーを見送ると、気になったようにオズワルドが口を開いた。

「随分と色の白い方でしたね、夏バテでしょうか」
「最近は暑いからな」

暑さとは無縁ですといったような涼しい顔をしたグスタフがさらりと相槌を打つ。
表面化しないだけで此処のところの猛暑には苛められているらしい。
なまじ日中、冷暖房完備の室内で仕事をしている分、暑さ寒さの温度差が身に堪えるのも頷ける。
グスタフの言葉に同意するように、サイキカルも酒で喉を潤してから口を開く。

「本格的な夏になってからは雨量も少ないしな」

半分地下に埋まっているような構造の酒場では余り気にならないが、確かに今夜もじっとりとした熱気を孕んでいた。
サイキカルの言葉通り、雨でも降れば地表温度が下がるだろうが、此処最近は雨と言えば通り雨が精々で、涼を得るには程遠い。
オズワルドも、そうですね。と相槌を打ちながら乾いた喉を酒で潤すと、テーブルを囲む三人に目を向けた。
もともと表情の乏しい各人も注意深く見やれば、それぞれが多かれ少なかれ暑さにやられているのが見て取れる。
そう思考するオズワルドとて、連日連夜の暑さには辟易していた。
いつものように、ゲームに興じるのも悪くはないが、こうも暑いとその気も殺がれてしまう。
だから。という訳ではないが、オズワルドは酒を呑みながら思い付きを口に出した。


「では…折角の夏の夜ですから、怪談など如何でしょう?」


てっきりいつものテーブル・ゲームを予想していたグスタフは、ぴくり、と眉を跳ねさせた。

[9] >>
-
-


<< 恋娘―こむすめ―
紳士のくちづけ >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.23R]