紳士ゲーム
2010/07/13 Tue
m25
!注意
デュオロン、サイキカル、オズワルド、グスタフの改変四人組がきゃっきゃっうふふしてるお話。
空手健治×サイキカル、グスタフ×ユウキ、ジェネラル×オズワルド前提で、
別人、捏造、不安定口調、メタ発言等の要素を含みます。
※某所に10/07/13投下作品、色々あって11/07/06に倉庫へ移動。
========================
カランカランとドアに取りつけられたベルが鳴る。
待ち合わせの時間から少しだけ遅れたグスタフは店に入るなり、辺りを見渡し、 目的の輪を見つけると片手を上げながら三人の男が囲むテーブルへと近づいた。
「すまん、少し遅れた」
「遅いぞ」
「遅いな」
「お疲れ様です、グスタフ」
遅刻を謝罪すれば、似た顔の二人からは似たような言葉が、 黒スーツの老紳士からは労いの言葉が送られた。
すまん、ともう一度謝りながら、椅子を引きテーブルを囲む四人目になる。
「やはり、会議が長引いたのか」
「お前が先に抜けた所為でもあるのだがな」
問いかけたサイキカルにグスタフはさらりと棘を返して、グラスを一つ注文した。
グスタフはとある企業の頂点に座る地位にあり、サイキカルはその護衛であり相談役だった。
その護衛が飽きた、と言わんばかりにさっさっと退社してしまった所為で、所用を切り上げきれず、約束の時間に食い込んでしまったのだ。
護衛であるはずのサイキカルと同等の―――接近戦においては、 それ以上かもしれないほどの力を持つグスタフを放り出して姿を消すのは日常茶飯事なのだが、 流石に先に上がって酒場で晩酌などを嗜んでいると皮肉の一つも混じると言うものだ。
「まぁ、そう尖らずに」
静かに二人のやり取りに入ってきたのは、スーツに赤いサングラスを掛けた老紳士――オズワルドだった。
店の者が丁度持ってきたグスタフのグラスに透明な酒を注いで、場を仕切り直す。
注がれる透明な酒は仄かに甘い香りがして、グスタフは一息つく。
「貴方まで罰酒三杯だとか言いださないで欲しい所だな」
「三杯如きでは如何にもなるまい」
サラッと口を挟んできたのはグスタフよりも長い髪を細い三つ編みにして垂らしているデュオロンだった。
対して口数の多くないこの面子の中にあって、一等無口な男でもある。
[9] >>
-
-
嵐の夜に >>
[0] [top]